プロジェクト概要

「将来、研究者になりたい」意欲と向上心のある仲間と、合成生物学の世界大会iGEM参加を目指しています。

 

はじめまして。iGEM(※)群馬大学チーム代表の北みずきです。

 

私には将来、研究者になるという夢があります。群馬大学に入学する前から、可能なら学部生の間に「自分たちでテーマを決めて計画を立て、実験し、発表する」という一連の経験をしたいと強く願っていました。

 

そんな時に出会ったのが、高校生や大学生を対象にした、合成生物学の国際大会である「iGEM」です。

 

知的好奇心や向上心をもつ友達とともにこの大会にチャレンジしたいと考えていた北は、参加を決意し、入学後すぐにメンバー探しをはじめました。

 

幸い、身の回りには素晴らしい才能をもつ友人が何人もいました。個性豊かなメンバーが集まり、iGEM群馬大学チームが生まれました。

 

そんな私達は今年11月にアメリカのボストンで開催されるiGEMに挑戦しようとしています。

 

この大会には実験試薬費や参加登録費、渡航費など高額な費用がかかります。皆様のお力を貸していただけないでしょうか?

 

※iGEMとは、International Genetically Engineered Machine competitionの略。毎年1回、マサチューセッツ工科大学で開催される合成生物学の世界大会。遺伝子組み換えなどによって新たな微生物を合成し、独自性や有用度を競うもの。

(小学館デジタル大辞泉より)

 

 

 

iGEMは世界中の学生が参加する大きな大会で、私たちは群馬大学初の挑戦者になります。


iGEMは(1)合成生物学の発展と(2)学部生教育を目的に、マサチューセッツ工科大学の学内活動としてはじまりました。

 

その後、世界中から優秀な学生が集まるようにつれて参加者は急増し、2018年には参加者は5700人を超えました。

 

毎年10月末に世界中の才能溢れる学生達が、合成生物学の知識を駆使した面白い作品を発表して、切磋琢磨しています。

 

日本からも様々な大学が参加していますが、群馬大学のチームが挑戦するのは今回が初めてになります。

 

 

 

私たちiGEM群馬大学チームは、「自滅する大腸菌」をテーマに研究プロジェクトを行っています。

 

現在遺伝子組換え実験は、遺伝子組換え生物が自然界に出て生物の多様性を破壊することを防ぐために、厳しい管理条件の下でしか行えません。

 

私たちは「もし大腸菌が自動的に死滅するようにできれば、万が一遺伝子組換えされた菌が研究室の外に出た場合に安全網として機能する可能性がある」と考えています。

 

そのため、T7リゾチームという「大腸菌の細胞壁を溶かす酵素」を作る大腸菌を用いて、低張液中で培養することでその様子をデモンストレーションしようとしています。また、実験の進度によってはさらに遺伝子組換え技術によって大腸菌に緑色蛍光タンパク質を組み込み、その視覚化をすることも目標の一つです。

 

 

「自滅する大腸菌」とは?

 

ナメクジに塩をかけると縮んでしまいます。これは、浸透圧によりナメクジの水分が体外へ移動するために起こります。

 

「自滅する大腸菌」は、このナメクジの逆。浸透圧により大腸菌の中へ水を移動させることで、菌を破裂させて死なせてしまおうというアイデアです。

 

普通の大腸菌は細胞壁が支えとなっているため、破裂して死ぬことはありません。

 

しかしT7リゾチームという「大腸菌の細胞壁を溶かす酵素」を持つ大腸菌を低張液中で培養すると、細胞壁が溶け、この方法で自滅させることができるようになります。

 

 

 

iGEMに参加するためのたくさんのハードルの内の1つが、チーム登録費だけで55万円かかる資金調達です。


iGEMに参加するための主なハードルは、メンターとなる教授探し、実験場所の確保、そして資金調達をすることです。

 

チーム登録費は5000ドル(約55万円)かかり、実験試薬費やボストンへの渡航費、宿泊費もかかります。

 

学生が負担するには高額なため、iGEMでは慣習的にクラウドファンディングが行われてきました。

 

具体的な大会の内容としては「研究者がやることのフルマラソン」といった様相で、メンターとなる教授に相談しながら下調べから実験計画、実験、考察、wiki(研究プロジェクトを紹介するためのHP)での情報公開、ボストンに行って英語での発表までを行うことです。

 

さらに資金調達や広報活動、ロゴのデザインなども学部生が全てこなす必要があります。かなりの時間と労力、そして熱意を注ぎ込んで参加する活動です。

 

今回皆様からいただくご支援は、iGEMのチーム登録費、ボストンへの渡航費および宿泊費にあてさせていただきたいと思います。

 

引用元:igemhq flicker
https://www.flickr.com/photos/igemhq/31911830908/in/album-72157703245512064/

 

 

遺伝⼯学に興味のある⼤学⽣と意⾒を交換して、遺伝⼦リテラシーに対する考え⽅をさらに洗練させたい。

 

日本で、自分の遺伝情報の価値を理解している人はどれくらいいるのでしょうか?

 

遺伝情報は年齢、病歴などの個人情報と組み合わせ、沢山のデータを統計的に処理することでさまざまな情報をもたらします。


遺伝子は変更不可能な個人情報です。さらに、ある人の遺伝情報は親や兄弟、子供の遺伝情報も部分的に含んでいます。

 

ですから、ご自分やご家族の遺伝子情報を適切に管理することは非常に重要です。


遺伝情報の活用については、世界中で多くの研究機関や企業が研究しています。

 

そう遠くないうちに、これまでは想像もできなかったような遺伝情報のさまざまな利用方法が生まれてくることでしょう。

 

近年はがんのタイプを診断し、より適切な治療を選択するために医療機関でも遺伝子検査が行われています。

 

今後はこどもから大人まで、遺伝情報の扱い方を「常識として備えている事」が必要になってくることが予想されます。

 

しかし、日本では遺伝子リテラシー教育がまだ一般的ではありません。

 

私たちは、自分達の得た知識や情報を皆さんと共有したいという思いをもとに、このプロジェクトにチャレンジさせていただきました。

 

ボストンに行って一人でも多くの遺伝⼯学に興味のある⼤学⽣と意⾒を交換し、私たちが温めている遺伝⼦リテラシーに対する考え⽅をさらに洗練させたいと考えています。

 

どうぞご支援よろしくお願い致します。

 

 引用元:igemhq flicker
https://www.flickr.com/photos/igemhq/43965759990/

 

 

リターンについて  〜各アイテムの詳細説明〜

 

・遺伝情報について(pdf資料)
・サイエンスカフェ参加権
・オリジナルTシャツ(全く同じものを、ボストンでメンバーが着ます!)

※デザインは変更の可能性あり
・当日発表資料に謝辞掲載

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本プロジェクトのリターンのうち、謝辞掲載に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。


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