猫たちに最善の治療を届けたい。命を守れる保護猫カフェを目指して
猫たちに最善の治療を届けたい。命を守れる保護猫カフェを目指して

支援総額

2,031,000

目標金額 1,000,000円

支援者
132人
募集終了日
2025年8月31日

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2025年07月24日 19:00

【神戸の猫たちと向き合う中で、感じたこと】

私は大阪で、長年地域猫のお世話をしてきました。

その中で8年前、ある日、大量の餌を置いて立ち去ろうとしていた女性を見かけ、思わず声をかけたことが、彼女との出会いでした。

(※詳しくはクラウドファンディングページのストーリーをご覧ください)

 

 

それから年月はあっという間に過ぎ――

……そして今、また彼女の猫たちと向き合う日々が、私の前に立ちはだかりました。

 

彼女はご自身でお仕事を持ち、毎日多忙な中でも猫たちにご飯を届け続けておられます。

週に2回は大阪まで餌を持って来られるほど、猫への思いは強い方です。

 

ただ、その「やり方」には大きな問題がありました。

餌をあちこちに置いたまま片付けず、衛生面でも問題があるため、近隣の方々から苦情が寄せられ、警察からも何度か指導を受ける事態にまで発展しています。

私たちも何度も「餌をあげるなら片付けを」とお願いしてきましたが、残念ながら受け入れていただけず、状況が改善されることはありませんでした。

 

そして今、彼女の自宅にいる猫たちについても、同様の問題が続いています。

「片付けをしてほしい」「パウチとドライは別にしてほしい」と何度お願いしても聞き入れてもらえず、やりとりを続けること自体が私たちにとって大きな精神的負担になっています。

 

 

IMG_8907.JPG

 

実際、ドライフードの上に多量のパウチがかけられて餌が腐り、異臭を放つことも。そうした不衛生な環境の中で、猫たちが下痢などの体調不良を起こすことも多々あります。

 

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又監視カメラを設置した所、アライグマが猫と一緒にご飯を食べている姿も写ってました。

 

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当初、彼女からは「この地域の人は猫に冷たい」と聞いていました。

ですが実際にチラシを配って捜索をする中で、まったく違う光景が広がっていました。

 

 

「先日、自宅に写真に似た猫が入ってきたので、見かけたら連絡しますね」

「チラシをいつも持ち歩いています」

「うちの庭にカメラを設置してもいいですよ」

「玄関で餌をあげておきましょうか?」

「飼い犬が雷で飛び出し電車に轢かれたので、人ごととは思えない、ぜひ協力したい」

「猫を逃した経験があり、苦しみがわかるので・・・」

 

 

そんなふうに、猫たちのことを本当に心配し、助けたいと思ってくださる方がたくさんいらっしゃいました。

中には「捕獲機を貸します」「一緒に探しましょう」と申し出てくださる方もいて、この地域の方の優しさに、何度も胸を打たれました。

 

一方で、「こっそり餌をあげているけど、彼女の餌の置き方のせいで「猫に餌をあげないで!」と書かれてしまった」という声もありました。

 

 

猫に対する思いや接し方は人それぞれですが、地域の中で共に暮らしていくためには、お互いの立場や気持ちを尊重し合うことが大切だと感じます。

 

ですが、彼女に何を言っても聞く耳を持っていただけない――

先日の脱走の件をきっかけに、私の心は大きく揺れました。

大変だけれど「もう全頭引き取ろう」と考えるようになったのです。

 

とはいえ、「今いるカフェの猫たちにストレスをかけてしまうのではないか」

「本当にこの子たちをカフェに連れてくるのが正解なのか」

そんな思いもあり、今でも苦しい気持ちで揺れています。

猫の数が倍近くに増えれば、餌代、砂代、医療費も倍近くに膨らみます。

 

とても悩むところですが、多かれ少なかれ、こちらのお宅は売却される可能性が高く、いつか引き取らなければならない日が来るのは確かです。そして彼女の年齢も今年77歳、いつ何が起こってもおかしくない年齢です。

 

又、お外には懐いた子たちが約10匹程ご飯をもらいに来ています。

IMG_9198.JPG

 

IMG_8909.JPG

 

彼女のお宅の売却が決まれば、その子たちもいずれ迎えてあげたい。

どうせなら、売却が決まってから慌てるのではなく、今のタイミングでできる限り迎え入れ、もしもの時には外の子たちを受け入れよう・・・と考えるようになりました。

 

もしかしたら、

天国に旅立ってしまった くーちゃん・なっくん・ネックが、次に救われる命のためにスペースを開けてくれたのかな?とふと思い、涙が溢れ、初めて彼らを迎え入れたあの日のことが、今もよみがえります。

この子たちとの出会いも、彼女からの引き取りでした。

 

 

彼女は、やり方は明らかに間違っています。

それでも、耳カットされていない野良猫を見かけると、捕獲機を持って走り、去勢・避妊手術を済ませ、日々猫のために必死に動いている姿を見ていた為、腹が立ちながらも、その中に確かに“猫を思う気持ち”があることも感じてしまうのです。

 

けれど、その無責任な優しさが、時に猫たちを苦しめてしまっている現実もあるのです。

だから私は、彼女のもとにいる猫たちを、半年ほどの間にすべて迎え入れようと思います。

いっぺんに向いれられたら良いのですが、猫同士の喧嘩やストレスを避ける為、丁寧に迎え入れ
一頭一頭が安心して暮らせる場所を、私たちの手でつくっていこうと思っています。

 

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けれども、それを本当に実現するためには、多くの資金が必要なのが現実です。
猫たちを守りたいという強い想いはあるのに、今、手元にはそのための十分な資金がありません。


今回のクラウドファンディングが、私たちにとって本当に最後の希望であり、唯一の頼りです。

カフェはすべて、ボランティアの力で成り立っています。
そして、猫たちの居場所のスペースを広げるため、昨年は自宅を手放しました。
もう、これ以上売れるものは何もありません。

もし共感していただけましたら、猫たちの未来を守るために、温かいご支援をいただけたら嬉しく思います。

 

リターン

3,000+システム利用料


【膝のり営業成績1位なっくん】応援ありがとうコース

【膝のり営業成績1位なっくん】応援ありがとうコース

●心を込めてお礼のメール
●活動報告レポート

※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。

申込数
51
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

10,000+システム利用料


【名誉営業部長くーちゃん】応援ありがとうコース

【名誉営業部長くーちゃん】応援ありがとうコース

●心を込めてお礼のメール
●活動報告レポート

※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。

申込数
55
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

3,000+システム利用料


【膝のり営業成績1位なっくん】応援ありがとうコース

【膝のり営業成績1位なっくん】応援ありがとうコース

●心を込めてお礼のメール
●活動報告レポート

※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。

申込数
51
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月

10,000+システム利用料


【名誉営業部長くーちゃん】応援ありがとうコース

【名誉営業部長くーちゃん】応援ありがとうコース

●心を込めてお礼のメール
●活動報告レポート

※一度で複数口のご支援や、複数リターンの選択も可能です。

申込数
55
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年9月
1 ~ 1/ 12


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