【メッセージリレー】里親様からのメッセージ 「猫が運んでくれた幸せ」

主人と猫との絆〜🐈‍⬛

猫が大好きな主人のにゃんこカフェ里親体験記を、妻の視点から披露したいと思います。

 

主人は幼少期より猫を飼っており、大人になってからも捨てられた猫を家に連れ帰ってお世話をしていました。しかしその猫たちが天寿を全うし、我が家からはニャ～という声が消えてしまった日を境に、魂を抜かれたような生気のない人間になってしまいました。

 

家族がいるにもかかわらず孤独感満載の孤立無援な様相で、私も娘も「大丈夫か？」と心配をしていました。

長年してきたお世話をする必要がなくなって楽になったかと思いきや…朝早くからニャ～と大声で起こされご飯の用意を３６５日無休で「困ったものだ～」と文句を垂れていた主人の方が明らかに活き活き生活していたのです。

虹を渡った猫が忘れられず、もう一度逢いたい気持ちが募り積もって毎日里親募集の猫をネットで探し回っていたようです。

 

 

アズとの出会い🐈‍⬛

その時に偶然見つけたのが、田中さんのカフェで保護されているアズちゃんでした。

私はそのことを‘既にカフェを単独で訪問している’主人からの電話で初めて知りました。

あまり慣れていない猫であることを知りその仔をお迎えすることに私も娘も不安でした。

主人はアズだけを引き取ろうとしましたが、田中さんからゴロー太という仲の良い猫♡がいることを知らされ私と娘がそれなら２匹同時にお迎えしようと主人を説得しました。

 

いざお迎えの日、アズとゴロー太がカフェを後にするとき他の猫たちが集まってきたことを知り、

田中さんが２匹を抱っこしてお別れされる姿を見てもらい泣きしました。

 

とても大切に育てられてきたことがひしひしと伝わり、我が家でも心をこめて精一杯お世話しようと改めて決心した日でした。

 

新しい暮らしの始まり🐈‍⬛

 

新しい環境に順応してくれるために何したらいいのだろう?？そんな私たちの心配はほんの数日で払拭されました。

２匹は本領発揮‼

騒音を心配するくらいドタドタと元気いっぱいに走り回って「猫ってこんなに激しく遊ぶの？」と私たちは圧倒されました。

 

我が家は今まで以上に活気づき主人も元気復活しました。

慣れていないと思われたアズは「猫入れ替わった？」と思うくらい主人にべったり。

 

家じゅうどこにでも付いて回りいつも主人の肌身離さず猫⁉な状態になりました。

本当にひと時も離れたくないようでずっと通報並み⁉レベルのストーキング状態でした。

 

「これほど懐いてくれる猫は初めて」と主人は歓喜しその可愛い姿に家族も嬉しく幸せ一杯、

毎月田中さんへの報告レポートも楽しく書いていました。

 

一方ゴロー太は本家本元猫らしく(=^・^=)人間にはクールな猫になりましたがアズとは相変わらずとても仲良く微笑ましい毎日が過ぎていきました。

 

病気と別れ「受け入れ難い現実」🐈‍⬛

お迎えして２年目のころ、アズの調子が徐々に変わってきました。

ふらふらすることが多くなりいくつかの病院に連れていきました。

最後に行った病院で血液を造ることができない遺伝性の病を発病したとの診断を受けました。

 

もう既に長くないことを知り家族は打ちのめされました。

今も寂しくて悲しくて言葉にできません。

虹の橋を渡ったアズが今もなお、街なかの木陰からふと出てきてくれるような気がして…

いつも所かまわず涙がほほをつたってきます。

一方でアズとの思い出はこの上ない愛おしさで溢れています。

 

アズ、ありがとう🐈‍⬛

虹の橋を渡ったアズが今もなお街なかの木陰からふと出てきてくれるような気がして…

いつも所かまわず涙がほほをつたってきます。

一方でアズとの思い出はこの上ない愛おしさで溢れています。

アズの声や最強のべた慣れ仕草、撫でた時の感触、元気いっぱいゴロー太と走り回ってご飯をたらふく食べてくれていたかけがえのない思い出は宝物。

いつも暖かく優しい気持ちにしてくれます。

 

愛おしいアズには感謝してもしきれません。

「ゴロー太とっても良い子なのでずっと見守ってあげてね、ありがとうねアズ」と今もよく話しかけています。

 

カフェの猫ちゃんたちにも良縁が訪れます様に🐈‍⬛

 

 

田中さんのカフェに行くとたくさんの可愛い猫ちゃんたちが寄ってきてくれます。アズとゴロー太がそうであったように田中さんとボランティアさんの猫ちゃんたちへの愛情が手に取るようにわかります。「猫ってこんなに慣れるの？」と行く度に驚かされます。毎回幸せそうな猫ちゃんたちにとっても癒されています。田中さんにはアズとゴロー太との良いご縁を繋いでくださり有難い気持ちでいっぱいです。カフェの可愛い猫ちゃんたちにも良いご縁がありますように心からお祈り申し上げます。

 

猫LOVE家族より

 

カフェで過ごしていた時の写真ゴロータ＆アズ

 

 

残念ながら、アズは短い生涯を終えました。
けれども、タークさんの深い愛情に包まれ、できる限りの医療を受けながら、幸せなにゃん生を歩んでくれたのだと思います。

その姿は、くーちゃん・ネック・なっくんと重なり、胸が締めつけられるような切なさを覚えます。

 

それでも──この子たちは最期まで愛され、大切にされ、今も思い出して涙を流して惜しまれる存在です。

 

一方で、神戸のお掃除が行き届かず、光も差し込まない劣悪な環境で暮らしている子たち。

私たちは週2回そのお部屋に通い、なんとかお世話を続けていますが、十分な医療や安心できる環境を整えることまでは叶っていません。

 

愛され、見守られながら旅立つ子がいる一方で、
苦しくても誰にも看取られず、お薬ももらえず、やわらかな場所でぬくもりを感じることもできない子たちがいる。

──この差はいったい何だろう〜！
考えるたびに、自分の無力感とやりきれなさで胸が押しつぶされそうになります。

 

私たちにできることは、ほんのわずかかもしれません。

それでも、せめて自分が知ってしまった命くらいは、幸せを感じてもらいたい。
その思いを胸に、【ネクストゴール200万円】に挑戦し、神戸の子たちを劣悪な環境から救い出そうとしています。
しかし、そのためにはどうしても資金が必要です。
現状では、お金がなければ実現できない壁に直面しています。
どうか、この願いに力を貸していただけませんか。