おだやかな革命アドバイザー高橋　真樹さんより応援メッセージ

　皆さま、こんにちは！ドキュメンタリー映画「おだやかな革命」の監督・渡辺智史です。

　本日より「おだやかな革命サミット」のクラウドファンディングが始まります。

 

　2014年から取材や視察をはじめ、本格的な撮影を始めたのが2015年でした。それから3年間の映画製作ののち2018年についに映画公開。現在に至るまで30箇所以上の劇場公開と150箇所を超える上映会が各地で開催されました。

 

　映画「おだやかな革命」制作するうえで多方面から支えてくださり、また「おだやかな革命サミット」実行委員会のメンバーであり、本映画のアドバイザーでもあるノンフィクションライター高橋真樹さんよりメッセージをいただきました！

 

　高橋さんとは、映画のリサーチの時から各地を一緒に取材に行きました。そして映画の上映と合わせて各地での講演活動にも協力をしてもらっています。高橋さんの再エネの取材は全国ご当地エネルギーリポート！をご覧いただけるとわかるのですが、全国津々浦々丁寧に取材をしていて、とても役にたつ情報が満載です。

 　【高橋　真樹さんより応援メッセージ】

　日本社会が岐路に立たされていることは明らかです。衰退しつつある地方でも、消費するしかない都市部でも、これまでの社会モデルが通用しなくなり、変化する必要性に迫られています。ではどのように変わればよいのか？渡辺智史監督の映画「おだやかな革命」は、そのヒントを与えてくれます。

　映像で描かれたのは、決して華々しい成功者の物語ではありません。地域に根ざし、泥臭くて、あくなき挑戦をし続ける人々の姿です。その試みの先に見える未来は、新しくて、それでいてどこか懐かしいものでした。

　この映画は、全国の映画館で上映されただけでなく、映画に共感した人々によって100ヶ所以上の自主上映会が開催されています。映画上映を通じて、自分もオルタナティブな生き方を選択したいという声も聞かれるようになってきています。

　9月に予定している「おだやかな革命サミット」は、その映画を媒介に、また新たな人と人とのネットワークを紡ぎ、おだやかに、しかし斬新なムーブメントを起こしていきたいと願って行われます。閉塞感を抱えた日本の現状を突破すべく開催されるこの取り組みを、ぜひ応援してださい。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノンフィクションライター高橋真樹

 

　【高橋真樹さんプロフィール】

　ノンフィクションライター、放送大学非常勤講師。

　「持続可能な社会」をテーマに、日本全国、世界70ヶ国をめぐりとことん取材。

　2017年からは埼玉県川越市にあるパッシブハウスに住み、省エネで快適な暮らしを実践している。著書に「そこが知りたい電力自由化～自然エネルギーを選べるの？」（大月書店）

　「ご当地電力はじめました」（岩波ジュニア新書）ほか多数。Webでは自身のエコハウス生活を紹介する「高橋さんちのKOEDO低燃費生活」　　http://koedo-home.com/を連載中。