プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

大濱浄竿作品回顧展プロジェクト「壊しても生かす。黒田材木店の記憶をのこしたい!」

 はじめまして、徳光都妃子と申します。
京都市伏見区醍醐の歴史的建造物の保存や活用に関する活動や、「醍醐の歴史と暮らしを学ぶ会」という郷土史の勉強会サークルを開いております。
また、伏見区区民活動支援事業で、平成28年度は「醍醐古写真展」、平成29年度は「今昔だいご暮らし百景」という写真集を発行するなどの活動をしています。
とくに建物が好きで、日本の暮らしを表す、建築文化や町並みについて日々考えています。

地元に「黒田材木店」という、ちょっと個性的な材木店があります。
独立開業されて約50年ほどのお店ですが、有名無名の工芸家や、建築関係の方々から慕われて今日まできました。
その「黒田材木店」事務所建物(仰天房)は、大濱浄竿という稀代の大工であり木工アーティストが建てたものです。

仰天房は、大濱氏が黒田材木店に対して日頃の感謝の意を込めて、無償で作られまた黒田氏も作事をサポートした本当に手作りの思い出がたくさん詰まった建物でした。

現在、76歳になっている大濱氏ですが、若干26歳の時にほぼ1人で造られた建物なのです。現在大濱氏は、くも膜下出血で現在寝たきりの不随の身体となられた為、2度とこのような仕事はできないのです。

大濱氏は、30代でアメリカの美術館館長に見出され、渡米してアメリカで多くの作品を残しましたが、日本では同業のわずかの人にしか知られておらず、作品も少ないです。
その、日本に残る建築作品の2軒のうち1軒が、解体されることになりました。

地盤のゆるみから建物が傾き、最終的に近隣への配慮が必要になったためです。
黒田氏は、住まいを失っても「浄竿の作ったこの事務所だけは、なんとか残したいと」踏ん張ってまいりましたが、いよいよ解体の期限が近づいてまいりました。2018年12月31日までに収去せねばなりません。わたくしは、この価値ある建物を「壊しても生かす」という目標に立て直し、大濱氏の工芸作品と建物の遺構を生かした作品回顧展を開催を決心いたしました。
黒田材木店さん自身がひらいてほしいというものではなく、徳光個人が、この作品をまだまだ多くの方にご覧いただきたいという思いと、解体で救出される部材を生かし切りたいという思いからです。

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皆様から頂いたご支援で、大濱浄竿作品回顧展「(仮題)仰天房よ永遠に」を開催し、記録集を発行したいと考えています。

 

茶人 故堀宗凡氏に「仰天房」と命名された、黒田材木店の建物。
その建物から救出された古材や、大濱氏の工芸作品を展示する回顧展を開きます。

時期:2019年4月30日(火)〜5月5日(日)
場所:ギャラリー唯
京都市左京区岡崎円勝寺町91 岡崎神宮道グランドヒルズ1階

展覧会開催と、「(仮題)仰天房記録集」図録作成し、建築や工芸を目指す方々のインスピレーションとなれば幸いです。

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日本建築の可能性を見出す。

 

 

 

今回のプロジェクトを通して、人間の創作の可能性や、創造の精神を感じとって、大濱浄竿氏を超えるアーティストが生まれることを願います。
日本建築の伝統構法の優れた技術や、希少性、美しさ、合理性、そういったものが伝わればと思います。
「伝統構法」は、社寺、数寄屋、民家などの日本建築を支えて来た建築技術で、地域らしい町なみや風景を形作り、日本人の精神性や暮らしを支えてきたものでありながら消滅の危機に瀕しているのです。

また、「仰天房」においては、既存の在来木造建築をリフォームして造作されていますので、「在来木造」と「伝統構法」の融合部分を感じ取れる展覧会にしたいと思います。

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解体の直前に新聞取材を受けました。

小さなコラムの予定が、夕刊の一面に掲載されたのは、この建物が新聞社の編集の心を打ったからだと思います。

 

 

Readyforの支援だけで受け取れる限定リターンです!

 

詳細は、これからですが、リターンには、「(仮題)仰天房記録集」、絵葉書、黒田材木店ゆかりの陶芸家・竹田尋牛氏の直筆板絵や仰天房由来の部材など、大濱氏の仕事を理解していただける方に、お譲りいたします。

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2019/4/30から2019/5/5/までの間、
大濱浄竿作品回顧展プロジェクトを開催したことをもって、
プロジェクトを終了といたします。
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