プロジェクト概要

これはシンボルの木。一度は巣立った小鳥がまた帰って来れる大きな木です。

現在の制度では、多くの里子が高校を卒業すると里親家庭を離れなければなりません。そして離れた後は、何の支援もなくなってしまうのです。多くの里子は、大きな不安や悩みを抱えています。分かれて暮らす親が収入を搾取するケースもあります。苦しい時、さみしい時、不安になった時、巣立った里子たちが、いつでも帰って来れるこの大木のような「やさしい木」を私たちは設けたいと思っています。

そして、これを啓蒙していくために、絵本を作りたいと思っています。

 

 

 

 

1.はじめまして!こんにちは、NPO法人 おかえり 理事長の枡田 ふみと申します。 私の両親は、「育ての親」として一定期間、里子と暮らす「養育里親」をしています。


初めて迎えた妹(里子)が高校2年生になった2009年9月、進路や将来について家族で話し合う中で、里親家庭や児童養護施設を巣立った後の具体的なアフターフォローや社会的な支援がない現実を知りました。

 

里親家庭や児童養護施設で暮らす子どもたちは原則、高校を卒業すると、里親家庭や児童養護施設を巣立っていかなければなりません。それと同時に、具体的なアフターフォローや社会的な支援もない中で、独り立ちを余儀なくされるのです。
 

その現実を受け、「妹(里子)たちをたすけたい」という思いから、2010年5月に「NPO法人 おかえり」は生まれました。
 

 

(「おかえり」事務所です)

 

 

 

 

2. NPO法人 おかえり(以下、「おかえり」)は、里親家庭や児童養護施設を巣立った後の自立支援を目的とした団体です。

 

何かあった時や困った時などに「おかえりがある」という心の拠り所、いつでも「ただいま」と帰れる場所、そして、どんな時でも「おかえり」と迎えてもらえる居場所として機能することで、里親家庭や児童養護施設を巣立った後も自立し、安心して暮らせる環境を整えていけると考えています。

 

心の拠り所があることで心が安定し、自分の好きなこと、興味があることを我慢したりあきらめたりすることなくチャレンジすることができると考えます。楽しい未来、楽しい毎日を心から楽しく、幸せに暮らしてもらいたい。これが「おかえり」の原点であり、原動力、そして願いです。

 

 

今回、里親家庭や児童養護施設を巣立った後の現状を一人でも多くの方に知っていただき、あたたかい支援の輪を広げたいという思いから、絵本「おかえり」を、NPO法人 おかえり設立5周年を迎える来年5月に1000冊製作します!

 

 

 

 

3.2012年に、里親家庭で暮らし、巣立っていく少女の姿を描いた、NPO法人 おかえりオリジナル絵本「明日天気になぁれ」を製作しました。

 

絵本を通じて、里親家庭や児童養護施設で暮らす子どもたちや巣立った人々のこと、「おかえり」の活動を一人でも多くの方に知っていただき、里親家庭や児童養護施設を巣立った人々が自立し、安心して暮らせる社会作りに貢献できるよう願いを込めて、全国の児童相談所や関係団体、奈良県内の図書館、小学校、中学校、高等学校、大学等に寄贈したところ、多くの好評を得ました。

 

今回はその続編、絵本「おかえり」を製作したいと考えています。里親家庭や児童養護施設で暮らす子どもたちが、具体的なアフターフォローや社会的な支援のない中で独り立ちをしていく現状はあまり知られていません。絵本を通して、多くの方々に知っていただき、あたたかい支援の輪が広がっていくことを願っています

 

(NPO法人 おかえりオリジナル絵本「明日天気になぁれ」)

 

 

 

 

4. 絵本「おかえり」の製作と全国の都道府県立図書館、児童相談所、奈良県内の児童養護施設、里親家庭、小学校・中学校・高等学校・大学等へ寄贈するためのご支援をどうぞよろしくお願いします!

 

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(絵本「おかえり」のラフ画です。これから絵本になっていく様子を随時更新していきます!)

 

 

 

5. 「おかえり」を設立しようと思い立った時、30年先の未来を思い描いていました。
里親家庭や児童養護施設を巣立った人々やその子どもたち、「おかえり」メンバー、地域の方々、、、たくさんの人が「おかえり」に集まって、子どもたちが走り回っているのを大人たちはあたたかい目で見守っている。そして、社会的養護を特別なことではなく、一つの形として社会の中に受け入れられ、笑顔が溢れている。そんなあたたかい未来を作りたいと思いました。

 

その実現には、まず「知っていただく」ことが必要だと思っています。知ることで、見方が変わってくる。見方が変わることで、里親家庭や児童養護施設を巣立った人々が生きやすくなるのではないかなと考えています。【社会的養護】その言葉の通り、社会全体で子どもたちを見守り、育てていく。この意識を一人でも多くの方々と共有できればきっと社会は変わっていくはず。「一人とつながれば誰かをたすけることができる」そう信じて日々活動しています。里親家庭や児童養護施設で暮らす子どもたちが、夢や希望をもって巣立っていけるように。そして、巣立った人々が自立し、安心して暮らせるように。ご支援をどうかお願いします。

 

 


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