【僕がOKARAをはじめた理由_駒井編】

こんにちは。駒井です。

ついに終了まであと6日になりました！

 

今日は、僕がOKARAをはじめることになった理由について、お話しします。

 

遡ること2年、2016年夏。

僕はおもてなしの極意を知るため、おかみさんを追いかけて、日本中を回りました。

おかみさんは、経営に勤しみつつも、お客の前ではその苦労を一切見せません。それどころか、目の前のお客の安らぎのために、120%のエネルギーを注ぐんです。

その人間離れしたパワフルさを目の当たりにするうちに、自分がおかみさんになりたくなっちゃいました。

 

 

とりあえず動いてみようと思い、「空き家を貸してください！」と叫んでみました。

そしたら、ものすごく優しいオーナーに「いいよ！！！！」と言っていただきました。（オーナーが、僕の父と高校・大学の先輩だったと後から知ったのも、面白いご縁です。）

 

それからというもの、豊島区の東長崎というまちに、毎日足を運ぶように。

できることをするのではなく、自分にできることを探す日々。

このまちの良さを探しに、いたるところに足を運んで、あーでもないこーでもないと議論をする。

 

若者、それも毎日のように徘徊（？）している若者は珍しかったのでしょう。

ここでしかできないこと、ここだからこそできることを模索しているうちに、たくさんの人たちに見守ってもらえるように。

通りすがりの子供に「恵太さ～ん！」と駆け寄られ、

近所のおばあちゃんにおすそ分けをもらって。

商店街に出ると、店先で話しかけられたり、お店を早仕舞いして店奥で飲んだり。

ふとした時に会いに行ける。頼りにさせていただける。

2年前までゆかりのなかったまちに、数え切れないほど顔なじみができて。

 

 

僕は転勤族で、地元という概念がありませんでした。

そんな僕にとって、自分の暮らす場所が心の拠り所になるという経験は、とても新鮮、かつ心地の良いものでした。

 

そこで思ったんですよね。まちに元から特別なつながりがなくても、きっかけ次第で深くつながることはできると。

地元は自分からつくりにいくことができると。

 

よそ者の僕が、東長崎とつながり、このまちが、ふるさとになる。

僕たちがよそ者だからこそ、このまちが人情味あるまちだからこそ、東長崎の地縁コミュニティに、域外の人が関われるきっかけをつくろう。

そう考えて生まれたのが、「シェア別荘を東京に。」というコンセプトのセカンドハウスOKARA。

生まれのまちに、決められたときに、決められた形で関わらなくてはならないという従来の地縁とは違って、好きなまちに、好きなときだけ、好きな形で関われる、選択的で自由な地縁を、OKARAで生み出そうと試みています。

 

この壮大な挑戦。

僕たちでは用意しきれないくらいの莫大なお金が必要です。

自分たちだけではどうしようもありません。

しかし、普通なら途方にくれる状況を逆手にとって、ご支援を周りの沢山の方にお願いしています。

そうすることで、域外の人も関われる地縁コミュニティの輪を、より多彩で大きなものに広げていきます。

 

この投稿を見て「私とは関係ないまちでの挑戦だな」と思ってくださったあなた。

むしろ、あなたのように、東長崎にゆかりのない人が、まちのコミュニティに少しずつ関わっていく、そんな場所をつくりたいんです。

 

少しでも興味を持ってくださったら、ぜひ一度OKARAにお越しください。

そして、よろしければ、ご支援をお願いします。

 

このクラウドファンディングを好機に、

東長崎でじっくりと温めてきたつながりを、

あなたに届くくらいに広げていきます。

 

駒井 恵太