介助犬育成支援プロジェクト!思いやりある交通社会への道をみなさまと
介助犬育成支援プロジェクト!思いやりある交通社会への道をみなさまと

支援総額

10,230,000

目標金額 10,000,000円

支援者
707人
募集終了日
2021年5月31日

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2021年04月15日 16:00

介助犬ユーザー山内さんからのメッセージ

 

こんにちは。介助犬ユーザーの山内稔です。
私が介助犬を初めて目にしたのは福祉用具の展覧会場でした。
その頃のわたしは、通勤途中のバイクの転倒事故により、胸から下が完全に麻痺して常時車椅子が必要な生活となり、外出する事も月に3日程度で、定期的な通院以外に社会との接点を持たない日々を過ごし、気付けば9年の月日が経っていました。

「なんか服を着たイヌがいるなぁ」とわたしが距離をおいて眺めていると、イヌもこちらに気付いた様子で、わたしの目を見つめた後、隣でリードを持った人の目を見つめる、といった動作を何回か続けていました。それを見たわたしは、「イヌが人と人とを繋ごうとしている!」と驚きました。その時の出会いが後に、介助犬ティティーと繋がり、共に過ごしたかけがえのない9年間の始まりでした。

 


介助犬ティティーとの毎日は新鮮な喜びにあふれ、こころ豊かな気持ちにさせてくれました。その日々は事故後引きこもっていた9年間とは全く比較にならず、むしろ事故以前よりも充実した時間をわたしに与えてくれたように思います。

好きで描いていた絵を再び描き始めようと思えたのも、介助犬が与えてくれた気持ちのゆとりからです。わたしを大きく変えてくれた介助犬への感謝の気持ちを絵にしてみたく思い、花に囲まれて祝福されるティティーの姿を描きました。描き終えたその絵を、障がい者を対象とした公募展に出展してみると、なんと優秀作品に選ばれました。
そして、奇しくもわたしが事故した日と同じ、3月11日に表彰式が執り行われることに。
事故前後の記憶は定かではありませんが、聞いた話によると、事故があった2000年3月11日の夜は雨が降り、事故現場はひと気の無い暗い山の中だったそうです。
対照的に表彰式が執り行われた2018年3月11日は、わたしの不安な気持ちを一掃するかのように雲一つない、清々しい快晴の日曜日でした。たくさんの方々から祝福を受けたことで、事故が起きた日から消えずに残っていた心の奥底の陰にようやく明るい光がとどき、晴れやかな新しい人生が再び始まったと感じました。

 


今では、わたしの身体の一部にさえ思える介助犬ティティー。今年の3月14日で11歳の誕生日を迎え、介助犬のお仕事を引退します。嬉しいことにティティーの誕生日の一週間後、わたしは表彰式で再び、優秀作品の表彰状を授与されることになりティティーと共に出席。喜びの溢れる中、公の場で介助犬ティティーとお世話になった方々とのお別れの機会をいただけた事に、感謝の言葉も見つかりません。
ティティーと共に築いた素晴らしい日常生活を、現在合同訓練中の二代目介助犬グラディスが引き継いでくれます。また希望に満ちた明日を共に歩いて行きます。
 

リターン

5,000


5千円支援コース

5千円支援コース

●感謝のメール
●活動報告
●スペシャルサンクスカード&バーチャル背景

申込数
378
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

10,000


1万円支援コース

1万円支援コース

●感謝のメール
●活動報告
●スペシャルサンクスカード&バーチャル背景

申込数
227
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

5,000


5千円支援コース

5千円支援コース

●感謝のメール
●活動報告
●スペシャルサンクスカード&バーチャル背景

申込数
378
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

10,000


1万円支援コース

1万円支援コース

●感謝のメール
●活動報告
●スペシャルサンクスカード&バーチャル背景

申込数
227
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月
1 ~ 1/ 13


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