クラウディア・ブラックさん（医療ソーシャルワーカー・博士）

クラウディア・ブラックさんの紹介

クラウディア・ブラックさん（医療ソーシャルワーカー・博士）は、依存症・共依存問題の専門家として知られ、家族システムや依存症に関する多数の著書、講演、教育活動を通じて国際的に高い評価を集めています。中でも、主著の一つである「私は親のようにはならない―嗜癖問題とその子どもたちへの影響（斎藤学訳・誠信書房、原題：It Will Never Happen to Me）」は、全世界で数百万部が販売され、この分野のベストセラーに数えられています。家族支援、精神保健、依存症、矯正施設の分野の専門家に対して研修ワークショップを実施する一方、一般向けの講演も精力的にこなし、毎年何千人もの聴衆を集めています。

1970年代より、ブラックさんは、依存症者の子どもたちが小さいころから大人になってからもこの病気より受ける影響について取り組んできました。その中で、家庭内暴力、多重依存症、依存症の再発、怒り、うつ、女性問題などについて、問題への介入や治療のモデルを開発してきました。彼女の理論は依存症の分野でスタンダードとなっています。

ブラックさんはアメリカやカナダの連邦議会で基調講演を行ったほか、依存症に関する数々の賞を受賞しています。心理学やカウンセリングといった分野の主要な雑誌に数多く寄稿し、テレビなどのメディアへの登場も多くこなしています。

（クラウディア・ブラックさんのオフィシャルサイトより抄訳）

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