空襲体験者の証言DVDを作成したい

支援総額

647,000

目標金額 600,000円

支援者
74人
募集終了日
2020年12月10日

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プロジェクト本文

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▼目標の達成とネクストゴールの設定について

皆さまからのご支援のお陰で目標としていた設定金額に到達することができました。ご支援を頂いた皆様、このプロジェクトの情報を拡散して下さった皆様、本当にありがとうございました。 

 

お支援をして頂いた皆様の平和を願う思いが詰まったコメントにも励まされ、改めて平和への思いを再認識しているところです。

 

このプロジェクトは12月10日23時までになりますが、ネクストゴールを70万円と設定し、最後までよりよりDVDを作成するための資金集めを行いたいと思います。

 

今回、集めた資金で、さらに証言者の数を増やし、一人でも多くの証言をDVDに収録したいと考えています。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

 

▼「新聞うずみ火」とは?

2005年から「新聞うずみ火」という月刊のミニコミ誌を発行している株式会社うずみ火代表の矢野宏です。「うずみ火」とは、灰の中に埋めた炭火のこと。灰の中に埋めた炭火は消えることなく、翌朝、新たな火種となります。戦争を体験された人たちが築いた平和な社会を受け継ぎ、消すことなく次の世代にバトンタッチしたいという思いを込めた新聞です。この秋には創刊15周年を迎えます。

 

 

 

現在、毎日放送ラジオの報道番組「ニュースなラヂオ」のパーソナリティも務めており、ニュースをわかりやすく解説してます。ジャーナリストの役割として、戦争体験者の「記憶」を「記録」に残してきました。

 

 

 

 

 

うずみ火の実績として、2010年に大阪府の委託を受けて「大阪大空襲」体験者34人の証言DVD全5巻、2012年には堺市からの委託を受けて「堺大空襲」の体験者36人の証言DVD全4巻を作成しました。こうした実績が評価され、2014年には「第20回平和・協同ジャーナリスト基金賞」奨励賞を受賞しました。

 

 

 

 

▼あの戦争体験を風化させないために

 

2020年は戦後75年の節目の年。にもかかわらず、新型コロナウイルスの感染拡大で、空襲体験者が自らの体験を語り、平和の尊さを次世代に伝える「平和学習」の機会が失われています。しかも、コロナの終息はいつになるかわかりません。

 

このままでは多くの語り部たちが空襲体験を残すことなく、鬼籍に入るのではないか。それではますます戦争体験が風化してしまうのではないか。これまで、証言DVDを作成してきた経験を生かし、空襲体験者の「遺言」をDVDにまとめたいと考えたのです。

 

 

子どもたちに話す空襲体験者               

 

 

▼証言者の「声」を次世代に伝えたい

 

太平洋戦争末期、大阪には50回を超える空襲があり、B29爆撃機が100機以上来襲した大空襲は計8回を数えます。戦争体験のない世代は1945年8月15日で戦争が終わったと教科書で習いますが、あの空襲で親を失って孤児になった人、爆弾の破片で手足をもぎ取られた人、燃える爆弾「焼夷弾」の炎を浴びて全身大やけどを負った人がおり、その人たちの「戦争」は今も終わっていないのです。

 

 

戦後75年、体験者の多くが亡くなっており、空襲体験を聞き取れる時間はあまり残されていません。まずは、あの空襲で身体に傷を負った「戦災傷害者篇」として、4人ほどの空襲体験者の証言を1本のDVDにまとめます。小学校の高学年児童も集中力が保てる30分以内に収めたいと思っています。

 

 

戦後を生き抜いた空襲体験者              

 

 

▼空襲体験を伝えるということ

 

新型コロナウイルスが小中高校などでの「平和学習」に影響を与えています。空襲体験者は高齢者ゆえ、感染予防のため、空襲体験者を招いて話を聞く授業を取りやめる学校が相次いでいるのです。空襲体験者にとっての1年は重いもの。「若い世代に戦争の悲惨さを伝えたいのに、その機会を失うのは残念」などと嘆く声が聴かれます。コロナ感染防止のためにも空襲体験者の証言DVDを、これからの「平和学習」に役立てていただき、次世代の子どもたちに戦争について考えてもらえるきっかけになれば、と考えています。

 

子どもたちに空襲体験を伝える平和学習            

 

 

【プロジェクト終了要項】

製作物    空襲体験者の証言DVD

製作完了予定日    2021年3月13日

製作個数    100枚

 

 

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プロフィール

株式会社うずみ火代表、フリージャーナリスト。 MBSラジオ「ニュースなラヂオ」でパーソナリティーを務めているほかの番組でコメンテーターとしてニュースを解説している。 2014年には「第20回平和・協同ジャーナリスト基金賞」奨励賞を受賞。 2002年から2015年まで関西大学非常勤講師。 空襲被災者の「記憶」を「記録」の残す活動にも力を注いでおり、 過去に、大阪府の委託を受けて証言DVD「大阪大空襲」(全5巻)を制作、堺市の委託を受けて証言DVD「堺大空襲」(全4巻)を制作。 時事問題や人権問題、文章の書き方、広報誌の作り方など、幅広いテーマで講演活動を行っており、特に小・中・高校での「平和学習」では自ら取材した空襲被災者の実情を通して命の大切さを訴えている。 主な著書としては、 『大阪大空襲訴訟を知っていますか』 『空襲被害はなぜ国の責任か』 『大阪空襲訴訟は何を残したのか』など多数

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リターン

3,000


3000円コース

3000円コース

矢野宏が発刊したブックレット「大阪空襲訴訟を知っていますか」(せせらぎ出版、700円)を進展します。

支援者
9人
在庫数
91
発送完了予定月
2021年1月

5,000


5000円コース

5000円コース

矢野宏が発刊したブックレット「大阪空襲訴訟を知っていますか」と「空襲被害はなぜ国の責任か」(せせらぎ出版、各700円)の2冊

それに、作成予定の「大阪大空襲」証言DVDを進呈します。

支援者
30人
在庫数
70
発送完了予定月
2021年1月

10,000


1万円コース

1万円コース

矢野宏が発刊したブックレット「大阪空襲訴訟をしていますか」と「空襲被害はなぜ国の責任か」の2冊と、「新聞うずみ火」を1年間(3,600円)お送りします。

それに、作成予定の「大阪大空襲」証言DVDを進呈します

支援者
29人
在庫数
71
発送完了予定月
2021年1月

30,000


3万円コース

3万円コース

矢野宏が発刊したブックレット「大阪空襲訴訟を知っていますか」と「空襲被害はなぜ国の責任か」の2冊、さらには「新聞うずみ火」2年分。

それに、作成予定の「大阪大空襲」証言DVDを進呈します。

支援者
6人
在庫数
94
発送完了予定月
2021年1月

プロフィール

株式会社うずみ火代表、フリージャーナリスト。 MBSラジオ「ニュースなラヂオ」でパーソナリティーを務めているほかの番組でコメンテーターとしてニュースを解説している。 2014年には「第20回平和・協同ジャーナリスト基金賞」奨励賞を受賞。 2002年から2015年まで関西大学非常勤講師。 空襲被災者の「記憶」を「記録」の残す活動にも力を注いでおり、 過去に、大阪府の委託を受けて証言DVD「大阪大空襲」(全5巻)を制作、堺市の委託を受けて証言DVD「堺大空襲」(全4巻)を制作。 時事問題や人権問題、文章の書き方、広報誌の作り方など、幅広いテーマで講演活動を行っており、特に小・中・高校での「平和学習」では自ら取材した空襲被災者の実情を通して命の大切さを訴えている。 主な著書としては、 『大阪大空襲訴訟を知っていますか』 『空襲被害はなぜ国の責任か』 『大阪空襲訴訟は何を残したのか』など多数

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