おうちでスマイルのビジョンその２

 

「昔と比べて美容室は経営が難しくなっている」

国内の美容室数は毎年増え続け、理美容合わせて現在37万件もの数があります。

（ちなみにコンビニは5.8万件。）

年間利用回数は2010年の5.3回（女性）だったのが、2018年では4.44回に減少しています。

私自身も11年美容室を経営していますが、毎年必ず新卒や中途採用の問い合わせがあったのが近年では明らかに減少しています。

 

各数字について諸説あるのでここではこれ以上触れませんが、私が18年前に美容師になった頃と比べて環境は大きく変わりました。

そしてこれからも変わっていくと思っています。

 

おうちでスマイルのビジネスモデルは、

「美容師さんが営業をする手間暇や集客にかかる費用を一切かけずにすぐに訪問美容を始めることができ、ドアツードアで１時間で施術可能な、近隣のご高齢者をご紹介します」

というものです。

 

福祉の世界をベースに考えたビジネスなので、高齢者ービジネスという結びつけで気が進まない方もいらっしゃると思いますが、私はこう思います。

 

女性はお亡くなりになるまで女性です。美しくありたくない方なんていないと思います。外出できない高齢者に対して区別することなく対等に付き合うことこそ真の福祉、だと思っています。

 

性別に関することはタブー視されることも多いですが、女性が元気だからこそ世の中が元気になると信じています。

 

もしかしたらリハビリやお散歩に積極的になるかもしれません。

 

もしかしたら家庭でのトラブルが減るかもしれません。

 

もしかしたら明るさを取り戻すかもしれません。

 

そういったことに希望を持ち、綺麗にして差し上げることが美容師の使命なのではないでしょうか。

 

このプロジェクトを通じ、そして今後の活動を通じ一緒に訪問美容をより良い世界にしていく仲間が増えたら幸いです。