ラナさんへのご支援へのお礼とプロジェクト終了報告
この度は、パレスチナ難民の奨学生ラナさんへの支援にご理解、ご支援いただきまして、誠にありがとうございました。皆様からお寄せ頂いた温かいお気持ちのおかげで、ラナさんは無事、ヨルダンの大学で医者となるため学び続けることができます。
プロジェクトの企画主体であるパレスチナ学生基金として、ラナさんに代わり、心より感謝申し上げます。
(レバノンの学校構内で支援物資を受け取るパレスチナ難民の子ども 2007年8月、錦田撮影)
パレスチナ難民の中でも、ラナさんのように特に困難な地位に置かれた無国籍のガザ難民への支援は、広く国際社会でも求められてきたものです。複雑なパレスチナ/イスラエル紛争による困難に負けず、前を向いて励み、未来を拓こうとする学生たちの力になれるよう、支援を続けるのはとても大切なことといえます。
皆さまからのお力添えは、日本と同様にコロナ禍に苦しむヨルダンにも、まだまだ社会進出に壁のある中東社会の女性にも、ともに一筋の希望をもたらすものだと思います。
(パレスチナ自治区ナーブルス市のナジャフ大学にて 2004年7月、錦田撮影)
皆さまからのご支援は、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)への国際送金により、ラナさんの奨学金として確実に届くように送らせて頂きます。
UNRWAへの送金は、READYFORからの振り込みがある1月末以降となります。
本終了報告は、それ以前にお届けしなければならないため、送金のご報告はまた後日となりますことをご理解いただければさいわいです。
【収支報告】
この度のクラウドファンディングで、皆様からは総額 2,155,500円のご支援を頂きました。多額のご支援を賜りまして、誠にありがとうございました。
この度のご支援から奨学金として送金できるのは、READYFORへの手数料等を除き、1,807,302円となります。
その他にご支援金は、以下の必要費用に充当させていただきました。
(前にメールでお礼をお送りさせて頂いた皆様には、雑費の計算が間に合っておらず、そのときのご報告の金額から差が生じておりますことをお詫び申し上げます)
《プロジェクトからの収入》
《プロジェクトからの支出》
ラナさんへの奨学金 1,807,302円
リターン 郵送費等 23,101円
リターン 作成費等 40,571円
READYFORシステム利用手数料 284,526円
【リターンの発送状況】
すでに皆様のお手元に届いているかと存じますが、当プロジェクトのリターンは、こちらの終了報告の時点ですべてお送りを完了いたしております。
万が一、まだ届いていないという場合は、大変恐縮ではございますが、下記の連絡先までご一報頂ければ助かります。
パレスチナ学生基金 事務局 TEL/FAX 03-5427-1384
palestinescholarship_pub@tufs.ac.jp
(パレスチナの雑貨屋 2019年8月、鈴木撮影)
【今後の活動について】
パレスチナ学生基金では今後も引き続き、ラナさんを含めたパレスチナ難民への支援を続けてまいります。不利な条件の下に生まれた人々が、自分の力で未来を切り拓いていけるよう、そのお手伝いを少しでもできればと願っております。
もし活動にご関心をお持ち頂けるようでしたら、引き続き、会費による定期的なご支援もご検討いただければ幸いです。
ご入会の手続きは、こちらのリンクからご覧いただけます。
この度は、温かいご支援をどうもありがとうございました。
皆さまのご健康とご多幸をお祈りしております。
2022年1月5日
パレスチナ学生基金 事務局
〒108-8345 東京都港区三田 2丁目15番45号
慶應義塾大学 研究室棟604B 錦田愛子研究室気付
http://palestinescholarship.org/
TEL/FAX 03-5427-1384
palestinescholarship_pub@tufs.ac.jp