パルテノン多摩｜航空斜め写真を撮影して街の姿を未来に残そう！

何とついに140万円も突破しました！

これまでのご支援、本当にありがとうございます！

 

140万円突破を記念して、今回は唐木田駅ができる前のようすの写真をご紹介します。

 

 

こちらの写真は、昭和51年（1976）の唐木田の谷戸と府中カントリークラブゴルフ場を西側から撮影した写真です。

 

写真中央から少し左上に見えるのが、多摩センター駅です。駅から先は、まだ線路ができていません。小田急多摩線が唐木田駅まで延伸・開業するのは平成2年（1990）のこと。まだこの頃は唐木田の谷戸の昔ながらの集落が残っていました。

 

写真の遠景には諏訪・永山の初期入居の団地群、その手前には貝取・豊ヶ丘などの団地群が見えています。写真が撮影された昭和51年は、貝取・豊ヶ丘・落合3・4丁目の入居が始まった年でもありました。

 

写真右手に見えるのは、多摩清掃工場です。多摩清掃工場は昭和48年（1973）に稼働を開始しましたが、多摩ニュータウン建設が予定通り進まなかったため、稼働当初は想定よりもごみの量が少なく、近隣から不足分のごみを搬入したほどでした。しかし、この写真の頃から入居が進み、ごみの排出量も急増していったのです（※この部分は『多摩市史通史編２近現代』の記述を参考にしました。）。

 

この写真は、多摩ニュータウン開発を語るさまざまな要素が凝縮された1枚と言えると思います。

 

さて、クラウドファンディングもいよいよ後半戦に突入しました！

引き続きみなさまのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします！