ポストコロナ・アーツ基金|これからの社会をアーティストと探る

ポストコロナ・アーツ基金|これからの社会をアーティストと探る

寄付総額

5,226,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
132人
募集終了日
2021年4月30日

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2021年04月16日 09:03

PCAFプロジェクト案ご紹介④|毛利悠子、百瀬文、柳瀬安里

ポストコロナ・アーツ基金が挑戦中のクラウドファンディングも、4月30日のクラファン最終日まで残すところ2週間となりました。ゴールまで精一杯ご支援を呼びかけて参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。現在、期間中イベントも調整中です。決定しだいご案内いたします。

 

本日はPCAF参加アーティストによるアーツプロジェクト案のご紹介、第4回目となります。

今回は毛利悠子、百瀬文、柳瀬安里の3氏それぞれのプロジェクト案です。

 


 

毛利 悠子

プロジェクト名:LP. by yuko mohri(仮)

 

コンセプトドローイング


毛利は磁力や重力、風、光など、目に見えず触れることもできない力の働きにフォーカスした作品を展開しています。2020年夏、彼女が東京のGinza Sony Parkで挑んだ「SP. by yuko mohri」は、大勢の観衆を招く展覧会ではなく、この場所をスタジオ=創造の場にしてサウンド・インスタレーション等に取り組む約1か月の実験でした。場所に依存せず(しかし場所の可能性も活かして)、発想を大切にする日々を経て、また山本精一、鈴木昭男、大友良英らのコラボ・パフォーマンスを通じて、彼女は「創造力は拡散(パンデミック)する」と発見しました。今回はその記録を再現可能な形に作品化します。

 


Photo by 前田直子

略歴:1980年神奈川県生まれ。東京在住。磁力や重力、風や光など、目に見えず、触れることもできない力と、日常のありふれた素材との出会いが生む表情にフォーカスしたインスタレーションを制作。主な個展に、「毛利悠子:ただし抵抗はあるものとする」(十和田市現代美術館、2018年)、「Voluta」(カムデン・アーツ・センター、ロンドン、2018年)。ほか、「ウラル・インダストリアル・ビエンナーレ」(エカテリンブルク、ロシア、2019年)、「アジア・パシフィック・トライアニュアル2018」(ブリスベン、オーストラリア)、「リヨン・ビエンナーレ2017」(フランス)、「コーチ=ムジリス・ビエンナーレ2016」(インド)など多くの国際展へ参加。2015年に日産アートアワードグランプリ、2016年に神奈川文化賞未来賞、2017年に第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

 

Website: http://mohrizm.net/

 


 

百瀬 文

プロジェクト名:フロース・パウォーニス(仮)

 

コンセプトドローイング

 

自己と他者、身体と声などの関係性のゆらぎを観る側に考えさせる映像作品で知られる百瀬。今回、彼女は自身と、ポーランドに住むある活動家の女性との往復書簡のような形で進む映像作品を構想中です。ある効能を隠蔽された「花」を手がかりに、ときに内省的な独り言のように語られる言葉とイメージを行き来しながら、人類にとっての未曾有の危機の前で、国家に管理され、翻弄される身体器官としての「子宮」の存在を浮かび上がらせます。

 

略歴:1988年東京生まれ。近年の主な個展に「I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U」(EFAG、東京、2019年)、「サンプルボイス」(横浜美術館アートギャラリー1、神奈川、2014年)、主なグループ展に「彼女たちは歌う」(東京藝術大学 美術館陳列館、2020年)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、東京、2016年)、「アーティスト・ファイル2015 隣の部屋――日本と韓国の作家たち」(国立新美術館、韓国国立現代美術館、東京、2015–16年)など。2016年度アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受けニューヨーク(Triangle Residency)に、その後ソウル(SeMAレジデンシー)に滞在。2019年、イム・フンスン氏と共同制作した《交換日記》が全州国際映画祭(JIFF)に正式招待される。

 

Website: http://ayamomose.com/

 


 

柳瀬 安里

プロジェクト名:そこに、何が映っていても目に見えない(仮)

 

コンセプトドローイング

 

自らの身の回りの出来事を出発点に、それが何かを考え/知るために、身体性を伴う作品を制作してきた柳瀬。今回はドイツ西部、ザールブリュッケン城での体験を起点にした作品の最新版を構想中です。この場所はかつて同地のゲシュタポ本部となった歴史がありました。そして後の90年代には、城へと続く石畳の裏面に、ナチス政権時代以前に存在していたユダヤ人墓地の名前を刻むプロジェクトが実施されました。柳瀬はこの「2146の石-人種差別主義に対する警告碑」と呼ばれる石畳を撮影し、布でこれを再現します。彼女はそれを「話をする場所」にしたいとします。何かを重視した結果、ないがしろにしてきた別の可能性や時間、自然について考えることにもなるでしょう。

 

※本作は「ニューミューテーション#3」展(京都芸術センター、2020年)で発表した作品を起点に、その後の考察を反映した新たなインスタレーション作品になる予定です。

 

略歴:1993年埼玉県生まれ。2016年京都造形芸術大学美術工芸学科現代美術・写真コース卒業。身の回りの出来事を出発点とし、それが何なのかを考えるため、知るためのひとつの方法として作品を制作している。知ったかぶりすることなく反応することを大切にしたいと思っている。近年の参加展に、『Oh!マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー』(兵庫県立美術館、2019年)、『Gallery selection: Video works』(ギャラリー小柳、東京、2019年)、「ニューミューテーション#3 菊池和晃・黒川岳・柳瀬安里』(京都芸術センター、2020年)などがある。

 


 

PCAFウェブサイトの「ARTISTS / PROJECTS」セクションではアーティスト自身によるプロジェクト案のテキストもご覧いただけます。まだ詳細が未公開のプロジェクト群も、それぞれが進行中です。引き続きぜひご注目ください。

 

また、PCAFの活動のご賛同いただける方々においては、ぜひご支援もお願いできれば幸甚です。リターンとして、6月に予定している展覧会の図録やイベント参加権、ギャラリートークご招待なども用意して、皆様のご支援を募っております。ぜひご検討をよろしくお願いいたします。

ギフト

3,000


alt

PCAFライトサポーター

●寄附金領収書
●お礼のメール

寄付者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

10,000


alt

PCAFサポーター(スタンダード)

●寄附金領収書
●お礼のメール
●PCAFサポーターカード
●活動報告書
●ホームページと報告書にクレジット掲載(希望制)

寄付者
58人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

15,000


alt

PCAFサポーター(+オンラインイベント)

●寄附金領収書
●お礼のメール
●PCAFサポーターカード
●活動報告書
●ホームページと報告書にクレジット掲載(希望制)
●アーティストオンラインイベント参加権(2021年6〜7月開催予定、詳細は5月中にご案内します)

寄付者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

30,000


alt

PCAFサポーター(+ギャラリートーク)

●寄附金領収書
●お礼のメール
●PCAFサポーターカード
●活動報告書
●ホームページと報告書にクレジット掲載(希望制)
●アーティストオンラインイベント参加権(2021年6〜7月開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF展覧会ギャラリートークご招待(2021年6〜7月、東京藝術大学にて開催予定、詳細は5月中にご案内します)

寄付者
21人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

50,000


alt

PCAFサポーター(+図録)

●寄附金領収書
●お礼のメール
●PCAFサポーターカード
●活動報告書
●ホームページと報告書にクレジット掲載(希望制)
●アーティストオンラインイベント参加権(2021年6〜7月開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF展覧会ギャラリートークご招待(2021年6〜7月、東京藝術大学にて開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF図録

寄付者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

100,000


alt

PCAFブロンズサポーター

●寄附金領収書
●お礼のメール
●PCAFサポーターカード
●活動報告書
●ホームページと報告書にクレジット掲載(希望制)
●アーティストオンラインイベント参加権(2021年6〜7月開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF展覧会ギャラリートークご招待(2021年6〜7月、東京藝術大学にて開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF図録
●映像、図録にクレジット掲載・小(希望制)

寄付者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

400,000


alt

PCAFシルバーサポーター

●寄附金領収書
●お礼のメール
●PCAFサポーターカード
●活動報告書
●ホームページと報告書にクレジット掲載(希望制)
●アーティストオンラインイベント参加権(2021年6〜7月開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF展覧会ギャラリートークご招待(2021年6〜7月、東京藝術大学にて開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF図録(サイン付き)
●映像、図録にクレジット掲載・中(希望制)
●PCAF一般会員権限を付与

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

1,000,000


alt

PCAFゴールドサポーター

●寄附金領収書
●お礼のメール
●PCAFサポーターカード
●活動報告書
●ホームページと報告書にクレジット掲載(希望制)
●アーティストオンラインイベント参加権(2021年6〜7月開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF展覧会ギャラリートークご招待(2021年6〜7月、東京藝術大学にて開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF図録(サイン付き)
●映像、図録にクレジット掲載・大(希望制)
●PCAF一般会員権限を付与
●アーティストによるギャラリーご案内(2021年6〜7月、東京藝術大学にて開催予定、詳細は5月中にご案内します。アーティストの選出はPCAFにお任せいただきます。)

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

3,000,000


alt

PCAFプラチナサポーター

●寄附金領収書
●お礼のメール
●PCAFサポーターカード
●活動報告書
●ホームページと報告書にクレジット掲載(希望制)
●アーティストオンラインイベント参加権(2021年6〜7月開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF展覧会ギャラリートークご招待(2021年6〜7月、東京藝術大学にて開催予定、詳細は5月中にご案内します)
●PCAF図録(サイン付き)
●映像、図録にクレジット掲載・特大(希望制)
●PCAF一般会員権限を付与
●アーティストによるギャラリーご案内(2021年6〜7月、東京藝術大学にて開催予定、詳細は5月中にご案内します。アーティストの選出はPCAFにお任せいただきます。)
●アーティストのドローイング(アーティストの選出はPCAFにお任せいただきます)

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

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