こんにちは、代表の門田です。

12月1日の世界エイズデーまでに200万円の目標、残念ながら、171万円となりました。

 

でもでも、この3日で、113万から171万になったのです!約58万円があつまりました。本当に、ありがとうございます!!

 

残りあと20日!どうぞ引き継続き応援をよろしくお願いします!

 

さて、今日は、プラスの活動するケニアへ、ボランティアに来てくれた高校生(当時)の女の子が出会った、エイズ孤児の家族のお話です。

 

ケニアの当時のプロジェクト地へボランティアに来てくれたある女子高生。

彼女はプラスのボランティアプログラムで、エイズ孤児を抱える家庭に、家庭訪問します。その時に聞いた、ある言葉が忘れられない、というのです。

 

わたしたちが支援するシングルマザーたちのストーリーと、重なる部分もある、このストーリ。是非、ご覧ください。

 

<私の出会った家族>

ある家族に出会った。

お母さん、31歳。6人の子どもと7人家族で三畳くらいの小さな家に暮らしている。

彼女の夫はエイズで亡くなった。

 

お母さんは私が訪問すると3枚の紙を小さなテーブルの上に置いた。
1枚の紙は今年小学校を卒業する一番上の息子の男の子の成績表、2枚目の紙は中学への推薦書、最後の一枚は中学へ行くのにかかるお金の明細。

 

でもこの男の子は中学校へは行けない。お金が無いから。

 

私はお母さんに2つの質問をした。
「毎日の生活の中で楽しみはなんですか?」

 

お母さんはこう言った。

「楽しみは無い。息子を中学校に行かせられない。夫が生きていればこの子を中学へ行かせることができるのに・・・。息子は将来仕事に就くことができない。
だから、私に楽しみはありません。」

 

「今幸せですか?」

 

お母さんの前で涙を流すのは失礼だと思った。

けど、我慢できなかった。

あたしのお金でこの子が中学に進めるなら、何かしたい、なんとかしたい。

そう思った。

 

でも、そういうわけにはいかない。それで解決できる問題じゃない。

だってこの地域にはお金が無くて中学校に進めない子どもが本当にたくさん、山ほどいる。

 

なんにも出来ない自分に腹が立って、どうしていいかわかんなくて、なんて言っていいかわかんなくて、涙が出た。

 

お母さんは私に何度も自分の子どもの話ばかりした。
おんなじ話ばかり何度も何度も。
話をするお母さんに笑顔は無かった。

 

年の割に体の小さな子ども達はみんなお母さんの隣にしっかり座ってお母さんの腕をしっかりと掴んでいた。

みんなお母さんが本当に大好きなんだなって、そう思った。


最後にこのお母さんは私に言った

「エイズで夫を亡くしてからこの家には誰も訪ねてきません。
あなたが来てくれて、初めてお客さんが来てくれて本当に嬉しいです。
少しエイズに対する差別が無くなった気がします。」

そう言ってお母さんは少し笑った。

 

楽しみが無い。
幸せは無い。
そう言っていたお母さん。

 

ショックだった。
けど、そんなお母さんの口から嬉しいという言葉が聞けて、本当に嬉しかった。

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