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昨年、縁あって上演する事になった「月光の夏」。
戦争を知らない世代の私達が、特攻隊を軸としたこの作品に、どう向き合い演じていったらいいのか。
いろいろな資料を読み、見学に行き、作品の中の登場人物一人一人に想いを馳せていきました。
今でも資料館で目にした壁一面に並んだ戦没者の方々の写真は忘れられません。

どうあがいても逃れようのない世情。理屈など通用しない。時代の波に翻弄され・・なんて綺麗ごとでなく、死んでいった人々。生き延びていった人々。
少しでも魂に寄り添い、朗読劇という「伝える」事に重きを置いた公演は、「伝え続けていってほしい。」というお客様からの感想を多く頂きました。
そうか、たとえ戦争を知らない私達でも、その時代を生きた人々の心に寄り添い、無念を、希望を、誇りを、伝え続けていけるなら、「薄れていく昔話」にはならないお手伝いができるのかもしれない。

今年も来年も、ずっとずっとあの夏は巡って来ます。
私達の声が、たくさんの人達に届きますように。
心を込めて伝え続けたいと思っています。
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