プロジェクトの終了と収支報告
今年1月21日に終了した私たちのプロジェクト「コロナ禍でも子どもたちに学ぶ場を。
プロジェクト費用を集めることができたおかげで、コロナ渦の続く厳しい状況のインドで学校閉鎖中は近隣の村や児童の家庭へ食料品などを数回にわたり配給し、ビハール州政府の許可がでた8月からは学校を再開することができました。
以下、プロジェクトの終了報告をさせていただきます。
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プロジェクトのご報告
<学校について>
新型コロナウイルスによるインド全土のロックダウンの影響で20
約1年半という長い期間、インド全土の学校が閉鎖され、
インド政府の方針により進級試験が免除され、みんなが1学年上のクラスに進級しました。私たちの学校からは7名が卒業して、現在は日本の中学校にあたる「Middle School ミドルスクール」通っています。そして、今年は本校への入学希望者が非常に多かったのですが教室の広さや教師の人数から65名の定員を大きく超えることはできず、新入生を26名だけ受け入れました。全学年合わせると現在67名が在籍しています。
新入生の多くは4歳、5歳の保育、幼稚園クラス(ナーサリーとUKG)に在籍し、
お祭りの多いインド、昨年は学校に集まることが禁止されていたのですが今年は規制が緩和され、8月に「独立記念日」、9月に「教師の日」
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<校庭の前の塀>
プロジェクトが成功してまず最初に着手したのが校庭の前に塀を建
耐久性に優れたものをと考え、レンガを積み、
その後、
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<制服の支給>
67名分の全児童のサイズを測り制服を作りました。
プレマメッタスクールに地元の仕立て職人さんをお呼びして、
一部、クリスマス会用のご支援によりセーターも配れることになりました。
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<ロックダウン中>
8月16日に学校が再開できるまでの間は数回にわたり児童の家庭や近隣の村の人々を対象に食料品の支援をしてきました。(ジャガイモ、米、塩、オイル、豆、石鹸、等)
1人当たり約900円で1回につき70名から100名程度に配給してきました。
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【収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は下記のように使用させて頂きました。
目標金額:2,200,000円
支援総額:3,009,000円
受取金額:2,545,614円 (
1年間(児童67名)(1ルピーを1.5円として計算)
教師給与4名 594,000円
調理師1名 72,000円
教科書代 300,000円
制服代 180,000円
教材 50,000円
給食代 954,000円
水道電気代 72,000円
通信費 4,000円
安全フェンス 400,000円
寄宿舎にいる児童8名のケアー代 216,000円
*予定していた校舎メンテナンスはコロナ渦の影響で資材価格の高騰などから未着手。
合計 約2,842,000円
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【リターンの発送状況】
12月1日と2日に全リターンの発送をメールにて完了いたしました。
一部の方は頂戴したメールアドレスに送れなかったため、個別にメッセージをさせて
いただいております。万が一受信を確認できない場合はお手数ですがご連絡ください。
*迷惑メールに振り分けられている場合もございます。
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【今後について】
これからも新着情報にて活動内容を報告していく予定です。
また私たちの公式ホームページ内にあるブログやInstagram、Facebookでもご覧いただく
ことができます。ぜひこれからの活動を見守っていただけたら幸いです。
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<最後に>
インドは10月より外国人ツーリストVISAも発行を再開しまし
セーナ村 ヨガ アシュラム ゲストハウスの収益は今後も変わらずプレマメッタスクールの運営
安心して旅行ができる日が戻ったら、
みなさまからのご支援のおかげで、厳しい状況の中でも、こうして子どもたちが元気に学び、遊び、お腹いっぱいに食べられる環境を維持することができました。
心からお礼を申し上げます。
有難うございます。