「命のねだん」650冊の 図書館への寄贈を完了しました
☆☆ ご支援をありがとうございました ☆☆
多大なご支援を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
「戦争の現実を今の人に伝えたい」との、母(作者)の思いが、ご支援くださった皆様の思いと一緒になり、さらに図書館ご担当者さまの思いとも一緒になったように感じております。
本は7月29日までにほぼ発送し終わりました。ちょっとした予想外の出来事も起こり、8月6日までに追加で10冊を発送しなくてはならなくなりましたが、でもそれで(自分用の1冊を除いて)在庫ゼロとなりました。
メーリングリストで、会員の図書館さんにお知らせくださった 日本図書館協会さんにも感謝しています。
自分一人では、こんなに多くの本を図書館に送る資金はありませんでした。それに、図書館さんの受入れも、多くのご支援をいただいていることへの感動から、本を見てみようを思ってくださったようにも感じられました。心より感謝しています。
☆☆ 結果のご報告 ☆☆
「命のねだん 戦争孤児と引揚者のふたつの物語」合計 664冊(*注)を、公共図書館さんや大学・高校の図書館さんと、平和と戦争をテーマにされている博物館さんに送りました。
そのうち、公共図書館さんへは、全国に3,316ある図書館さんの 2割( 19.8% )に当たる 655冊(*注)を 送りました。送り先図書館さんは、地域別の一覧表にして、活動報告1~6にUPしました。
(*注)基本的には 1つの図書館 = 1冊 ですが、7つの図書館で4冊等、共有を前提にされている図書館さんも幾つかあり、全体では、(本の利用可の)図書館数 > 本の冊数 です。活動報告1~6では両方分かるように表記しています。
READYFORを介したご支援で寄贈した「命のねだん」は、以下のとおりです。
公共図書館さんに 641冊 (予定数 610冊)
平和と戦争博物館さんに 5冊
大学 2校 の図書館さんに 2冊
高校 2校 の図書館さんに 2冊
合 計 650冊
図書館のご担当者様から、
♡ 平和の大切さを再認識いたしました。ご恵贈の資料が,特に若い方にご利用いただけるように配置したいと存じます。
♡ 図書館で8月に戦争と平和展を開催するので、その時にも紹介させていただきます。
♡ 生徒に戦争体験について伝えていきたいと思っております。
等の、お言葉をいただきました。
「戦争の現実をみんなが知らなければ」との思いは、支援者の皆様にも、図書館のご担当者様にも、母や私の友人知人の皆様にも共通の願い、たぶん危機感でもあろう、と、感じています。
☆☆「命のねだん」送り先図書館 ☆☆
活動報告1~6で、お示しした 664冊 の送り先図書館のうち、
支援者欄に RR-YY または、RR-TS と書いた 650冊 が、READYFORを介するご支援分です。
☆☆ 会計報告 ☆☆
本とPOPを 各650部 制作して、レターも添えて、袋に入れて郵送した費用の合計は、
1,824,295円になりました。
【収支報告】 本650冊の寄贈費用 1,824,295円
費用分担は、 READYFORを介する支援額 991,860円 (← お振込は 122万円)
私個人の出費 832,435円
ただし、土日祝日・年休を 25日間すべて費やし、寝る時間も削って、寄贈先の図書館さんに承知を得るために、HPやメールを探して問い合わせ、電話して問い合わせ、また、POPとレターを作成し、本と一緒に梱包して発送した 人件費 は、含めておりません(笑)
【寄贈費用の計算方法】 まず、本とPOPを各 664 部制作してレターと共に 図書館に郵送した費用総額(1,863,587円)を以下の合計で求め、次に、比例計算して 650冊の寄贈費用総額(1,824,295円)を求めました。
本 664冊の制作費 1,717,070円 ← 2,068,759円(800冊分)より、比例計算
POP 664枚の制作費 20,750円 ← 25,000円(800枚)@文芸社へ発注
A4のコピー用紙1500枚 2,301円 ← 日本製紙 FCP-UP II 500枚入を3個 @KILAT
インク4色セット 13,227円 ← IC4CL84 @Amazon
宛名ラベル 3,864円 ← EDT-TMQN12Aを7個 @Amazon
ポリ袋マチ付 985円 ← キッチン用ポリ袋 150枚入を5個 @co-op
本 664冊の送料 105,390円 ← (1冊)スマートレター(180円)443枚
(2冊)レターパックライト(370円)17枚
(3-7冊)レターパックプラス(520円)31枚
(8冊以上)ゆうパック(計 3,240円;4個分)
上記の合計 1,863,587円(664冊分)
⇒ 1,863,587円 ÷ 664 × 650 = 1,824,295円(650冊分)
☆☆ 今後について ☆☆
このプロジェクトを通して初めてつながった皆様から、実に多くのご支援と応援をいただきました。そして皆様も「平和を守るために、戦争の現実を伝えることが大切」との思いを持たれていることが良く分かりました。皆様以外にも、図書館のご担当者様の中にも、母や私の友人知人の中にも、それ以外の所でも、同じ思いを持たれている人との出逢いがあり「仲間」と感じました。
「戦争の現実を物語で伝える」のは入口で、次は、「みんなの意見を言いあえる場を、本の中に、あるいは、インターネット上に作れればと考えています。予想外でしたが、Web書店に(知り合いだけでなく)知らない方も、ご自身の感想や思いをUPしてくださっているのを拝見し、こういう形でもいいのかも、と、思いました。(SNS未経験のため、利用できるツールをまだ知らないだけかも⁉)
いずれにせよ、次は、皆様のご意見を伺いたいです。できれば、お互いの意見をみて、感じたり考えたり、新しい視点を得たり、互いにそうできることを願っています。
紙の「本」という手元に残る形、図書館に入れてもらえる形も、個人的には愛着を感じるので、もしよければ、本のp.125 の、文芸社さんのQRコードから、皆様の感想や思いを文芸社さんに送ってくださいますようお願いします。それを集めて載せた本を、将来、出版できればとの夢も持っているからです。
今回は、たくさんの応援をありがとうございました。次は自分も誰かを応援できるように、とも思っています。互いに応援しあえる関係でありたいな、と。今後ともよろしくお願いいたします。