
支援総額
目標金額 800,000円
- 支援者
- 80人
- 募集終了日
- 2020年11月20日

体験活動重視の放課後等デイサービスです。
#子ども・教育
- 総計
- 0人

ひとつの心室で生きていく。フォンタン手術の患者をみんなで支援したい
#子ども・教育
- 現在
- 3,409,000円
- 寄付者
- 171人
- 残り
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障害のある子どもたちの笑顔のために。久美学園修繕プロジェクト
#子ども・教育
- 現在
- 2,608,000円
- 寄付者
- 95人
- 残り
- 8日

障がい者がより豊かに生きられる社会を!みらせんサポーター募集!
#子ども・教育
- 総計
- 37人

夢育てメンバー & 夢育て農園メンバー 募集
#子ども・教育
- 総計
- 57人

母子特化型訪問看護で高崎から “安心”と“心地よさ”を届けたい!
#子ども・教育
- 現在
- 1,880,000円
- 支援者
- 105人
- 残り
- 4日

【サポーター募集】鹿児島県に民間DVシェルターを継続的に運用する
#まちづくり
- 総計
- 29人
プロジェクト本文
終了報告を読む
このプロジェクトは、2020年11月20日(金)23時までとなりますので、次の目標となるネクストゴールを150万円と設定し、最後まで挑戦を続けさせていただきます。
ネクストゴールでいただいたご支援金は、プレイルームに子どもたちが使う遊具の購入に充てさせていただきます。
引き続き、変わらぬご支援をよろしくお願い致します。
2020.11.2 追記 金谷佳和
ページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人Pro Bono Rehabilitation Services(プロリハ)の金谷佳和と申します。
私たちは障害の有無にかかわらず子どもにとって「遊ぶ」ということがしっかり保障された社会の実現に向けて取り組んでいます。
「遊ぶ」という自発的で主体的な活動が、社会に出てどう生きるかということの土台になるからです。未来を担う子どもがいきいきと遊び倒すことのできる地域社会の実現は、子どもにかかわる人に限らず、多くの人にとって暮らしやすい社会となります。

2020年6月には、こども発達LABO.Proリハ(障害児通所支援事業)を開設。0歳~18歳までの発達障害の子ども達への支援も始めました。

本格始動はこれからですが、障害のある子どもたちが成功も失敗も経験する機会を守れるだけではなく、同じ社会で生活する障害のない子どもたちと一緒に遊び、学べる場にできるような場所を実現したい。
その想いから、今回のプロジェクトでは子どもたちのプレイルームの改修と遊具の購入費用を皆さまからご支援いただくプロジェクトに挑戦をすることにしました。
新しい世代や価値観を作る子どもたちへ遊びと学びの場を贈るプロジェクトに、どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします!
私は理学療法士免許を取得後、病院や老人施設などで障害を持った方々へのリハビリテーションを行い、在宅復帰や社会復帰のお手伝いをしてきました。
しかし、組織を超えた取り組みに挑戦するため、2019年4月にNPO法人Pro Bono Rehabilitation Servicesを設立。
全ての人のライフステージに関わっていますが、乳幼児期からの「運動発達」は、就学後の学習面や社会的コミュニケーション(集中力、自尊心、組織力、自己抑制、抽象的思考など、社会生活を送る上で必要な能力)に大きく関係することから、現在は「運動発達」の必要性を教育関係者や保護者、地域の方々へ教育・啓蒙する活動をメインに行っています。
◆「運動発達」が育つ過程とは?
発達の法則より「中枢から末梢へ」「粗大運動から微細運動へ」というものがあります。
中枢とは首を含めた体幹で末梢とは手足を指します。つまり首や体幹が安定しないと手足の運動や眼球運動が滑らかに動かないということです。
粗大運動とは、寝返る、起き上がる、座る、立ち上がる、立つ、歩くなどの運動を指します。微細運動とは手を使った細かい運動をいい、例えば手で物を掴むとかつまむ、文字を書くなどの運動を指します。乳幼児期にこのような運動経験から得られた感覚が脳の発達を促していきます。


子どもの運動教室を開催していると、幼稚園の先生が私たちの活動に興味を持ってくれるようになり、幼稚園への定期巡回訪問を開始しました。
運動指導をする中で、先生から発達に問題のある子どもの相談を受けるようになり、地域の教育委員会からも依頼がくるようになりました。
障害として認定を受けていない子どもでも運動や学習に必要なサポートやリハビリをする機会は必要だと考えていますが、そうした場は地域にはまだ足りていないと感じていますが、障害のない子ども以上に課題を感じたのは、障害のある子どもたちが遊び、学ぶ環境です。


障害がある子どもたちは身体を動かすことや友だち同士で遊ぶ機会が制限されています。
また、障害があることで、特別な配慮やサポートは必要ですが、良かれと思い必要以上にサポートをしてしまうと、子どもから経験の機会を奪いかねません。
障害のある子どもであっても、すべてを先回りしてやってあげるのではなく、本人が意思を伝えられるのであれば、伝えられるまで待つ時間こそがその子にとって必要な支援だと思います。
子どもたちは「遊び」という作業を通じて「できないこと」も試行錯誤し乗り越えていきます。挑戦したり挫折したりする経験もその時はつらいかもしれませんが、社会で生きていく上ではとても大切な経験です。
子ども時代に経験できることを、障害があるという理由だけで制限することはしたくない。そこを私たちは、遊びとリハビリで子どもたちの強みをのばしたいと思っています。
障害のない子どもも、身体全身を使った遊びの機会が減少し、体力・運動能力の低下によってよく転んだり、ケガをしたりする子どもが増えています。
また幼少期からの特化したスポーツの習い事によって偏った身体の使い方をしてしまい、成長段階における発達のアンバランスが生じています。
「時間」「空間」「仲間」といった3つの間がなくなり、遊びを教わる機会そのものも減少してしまい、本来、遊びの天才と言われていた子どもが、遊びの中でさまざまな体験ができなくなってきています。

そもそも障害の有無にかかわらず子どもの能力には差があります。子どもそれぞれスタートラインが違うわけです。
一人ひとりが生まれながらに持っているすばらしい価値を引き出し、輝くように個々に応じた環境が選択できることこそが重要だと考えた私たちは、障害を持った子どももそうでない子どもも一緒に楽しめる場所を作ることにしました。

今回のプロジェクトでは、皆様からご支援をいただき、事業所の2階の空きスペースを改修し、遊具を購入し子どもたちが安全に遊び倒せる場所を作ります。
具体的には、ボルタリングや吊り遊具、ボールプールなど豊かな感覚経験ができるプレイルームを法人事業所の2階に作ります。
このプレイルームでは、障害の有無に関わらず子どもたちが、それぞれの発達特性に応じた遊びを経験できます。具体的には、発達の基礎である前庭覚や固有覚、触覚といった感覚をふんだんに取り入れた遊びです。
子ども達が自分で発達のブロックを積み上げていけるように、支援する大人たちは、子どもの内的欲求を引き出しつつ、「楽しい」「できた」「やってみよう」といった適応行動につなげていきます。そういった遊びにより発達スイッチを加速させていきます。
また、作業療法士や理学療法士、保育士といった専門職員が常駐し、子ども達が安全に遊び倒せる経験ができることが特徴です。

ご一緒に来所されている保護者の方々へ、日常生活内での困りごと、育てていく中での悩みごとなどを傾聴・助言し、必要に応じて行政や医療機関へつなげていく役割も担っていきたいと考えています。
また、学校生活での困りごとなどがあれば、子どもが通う学校の先生方にも、プレイルームに来ていただき、子どもの様子を観察しつつ、発達特性を学んでいただける場にもしていきます。
いじめや不登校といった問題があがってきており、このプロジェクトを通じて、子どもを取り巻く環境を変え、生きづらさを抱える子どもへの支援につなげていきたいと思います。

障害の有無は遊びには関係ありません。子どもはそれぞれ得意・不得意があり、発達特性もそれぞれ違います。
その違いを理解している大人がサポートしたり配慮したり、ツールを使うことで、障害がある子、そうでない子が一緒に遊ぶことで、障害のある子は発達が進み、障害のない子は多様性を学び、配慮する心が育つと考えます。
障害のある子どももない子どもも、一緒に遊びを通じて学び・育っていくことで、自然と多様性を受け入れ、将来、「障害」という言葉のない社会につながっていくと思います。
どんなに障害が重度な子どもであっても、その子が生まれてきた意味があり、それが無条件のすばらしい価値です。
もちろん、人よりも秀でた才能や能力を備えた子どももいますが、そういった子どもは、実は枠にはまった社会の中で生きずらさを感じていたりします。
その結果、生まれ持ったすばらしい価値を捨ててしまう子もいます。いわゆる「普通」が良いという中で、その枠に納まらない子どもたちと出会うとワクワクします。
味わい深い、不器用で愛くるしい子どもたちと出会うたびに、すばらしい価値を持って生まれた子どもたちだと強く感じます。
社会の中で押し付けられてしまうさまざまな「枠」に狭められることなく、それぞれの自分らしさを大切にできる子どもたちを一人でも多く増やしていきたいと思っています。
ぜひその第一歩となるチャレンジを応援してくださいますようよろしくお願いいたします。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
"理学療法士免許を取得後、病院や老人施設などで障害を持った方々へのリハビリテーションを行ってきました。在宅復帰や社会復帰のお手伝いを行う中で、さまざまな障害を持っても社会の中で自立した生活が実現できるよう、行政や企業と協働して取り組んできました。しかし組織の中でできることに限界を感じ、2019年4月にNPO法人を設立しました。
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リターン
5,000円
親御さん向けのオンライン講習会 「子育てにおける遊びの重要性について」 30分
子どもにとって必要な遊びとはいったいどんな遊びなのか?を詳しく解説。子どもの成長を促す感覚体験をふんだんに取り入れた遊びの紹介をさせていただきます。
・感謝の気持ちを込めたお礼のメール
・オンライン受講券(30分)
※受講用のURLは達成後、支援者様へのみお送りさせていただきます。
※1対1ではなく、複数名同時に受講していただくかたちになります。
※開催の候補日を複数設定し、そちらから選んでいただくかたちになります。
※こちらの権利は半年以内の使用をお願いいたします。
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
10,000円
より専門的に運動発達について学びたい方向け 「運動発達の診方とアプローチについて」 60分
不器用さが目立つ子どもについて、どのような視点でかかわっていけばよいのか、具体的な事例を通して運動発達の診方からアプローチの実践までを解説します。同業者、関係者の方にも受けていただけます。
・感謝の気持ちを込めたお礼のメール
・オンライン受講券(60分)
※受講用のURLは達成後、支援者様へのみお送りさせていただきます。
※1対1ではなく、複数名同時に受講していただくかたちになります。
※開催の候補日を複数設定し、そちらから選んでいただくかたちになります。
※こちらの権利は半年以内の使用をお願いいたします。
- 申込数
- 33
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
5,000円
親御さん向けのオンライン講習会 「子育てにおける遊びの重要性について」 30分
子どもにとって必要な遊びとはいったいどんな遊びなのか?を詳しく解説。子どもの成長を促す感覚体験をふんだんに取り入れた遊びの紹介をさせていただきます。
・感謝の気持ちを込めたお礼のメール
・オンライン受講券(30分)
※受講用のURLは達成後、支援者様へのみお送りさせていただきます。
※1対1ではなく、複数名同時に受講していただくかたちになります。
※開催の候補日を複数設定し、そちらから選んでいただくかたちになります。
※こちらの権利は半年以内の使用をお願いいたします。
- 申込数
- 10
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
10,000円
より専門的に運動発達について学びたい方向け 「運動発達の診方とアプローチについて」 60分
不器用さが目立つ子どもについて、どのような視点でかかわっていけばよいのか、具体的な事例を通して運動発達の診方からアプローチの実践までを解説します。同業者、関係者の方にも受けていただけます。
・感謝の気持ちを込めたお礼のメール
・オンライン受講券(60分)
※受講用のURLは達成後、支援者様へのみお送りさせていただきます。
※1対1ではなく、複数名同時に受講していただくかたちになります。
※開催の候補日を複数設定し、そちらから選んでいただくかたちになります。
※こちらの権利は半年以内の使用をお願いいたします。
- 申込数
- 33
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
プロフィール
"理学療法士免許を取得後、病院や老人施設などで障害を持った方々へのリハビリテーションを行ってきました。在宅復帰や社会復帰のお手伝いを行う中で、さまざまな障害を持っても社会の中で自立した生活が実現できるよう、行政や企業と協働して取り組んできました。しかし組織の中でできることに限界を感じ、2019年4月にNPO法人を設立しました。












