音を聴き、共に奏でる中で考える力を育むプロペラプロジェクト

おはようございます。

 

「本気で学ぶ室内楽」講習会、いよいよ明日に迫ってまいりました。

昨年５月よりシリーズで開催してきた同講座も今回で最終回ということで、2日間の講習会終了翌日2月11日（月・祝）には、「本気で学ぶ室内楽」実験室と題して、これまでの学びの過程をみなさまにご披露致します。

 

今日は、この記事をお読みの皆様だけに、特別にプログラムの一部をお見せします。

 

 

 

コレッリでピンときた方！そうです、昨日の弓の歴史の絵の中の一番右つまり一番古い弓はコレッリ弓と呼ばれていましたね。（ご覧になられていない方は、是非昨日の記事をお読み下さい。）コレッリ弓はそのすぐ隣のタルティーニ弓とともにバロック弓と分類されます。

 

ジェミニアーニは、イタリア後期バロック音楽の作曲家・ヴァイオリニストで、コレッリの直弟子にあたります。今回演奏予定のスケールは、ジェミニアーニが著したヴァイオリン教本The Art of Playing on the Violinに含まれているもので、プロペラプロジェクトでも毎回必ず取り入れられています。

 

そして、もちろんベートーヴェンの弦楽三重奏。こちらは本来トリオの曲ですが、合奏としても演奏する予定です。

 

つまり、コレッリ、ジェミニアーニ、ベートーヴェンと弓の歴史をたどることができるというわけです！

 

音の実験は。。。　いらしてのお楽しみです。

 

 

最後に、

 

「なぜ実験室？」と思われた方

 

「本気で学ぶ室内楽」実験室は、成果を発表する会ではありません。学びの過程をありのままにお見せする会です。うまくいかないかもしれません。弾き直すこともあるかもしれません。でもそれでいいのです。本番すら学びの一環なのです。「実験」なのです。　　

 

「実験」ですから、出演者にも何が出てくるかわかりません。

　そんなちょっと変わった音の実験を聴きにいらっしゃいませんか？

 

　　　　　　　　「本気で学ぶ室内楽」実験室

 

　日時　2019年2月11日(月・祝) 14:00開演(13:30開場)

　会場　旭堂楽器店 2F サンホール　　京都市中京区寺町取り夷川上ル
　　　　電話：075-231-0538

　入場は無料です。

 

　お問い合わせ　

　「本気で学ぶ室内楽」実験室実行委員会　

　　ensemble.seminar.cem@gmail.com 

 

＊本公演は、認定NPO法人　音楽への道CEMの委託により、「本気で学ぶ室内楽」実験室実行委員会が企画・運営いたしております。本件につきましては、CEMにお問い合わせいただきましてもお答え致しかねますので、ご注意くださいませ。