くぃーんを保護する直前のお話

このページをご覧いただきありがとうございます。

 

くぃーんを保護する直前のお話を少しします。

 

私たちは、くぃーんを保護する数か月前に愛犬を病気で亡くしました。息子が兄妹のように育った子でした。

 

くぃーんもうちに遊びに来ていたので、仲良しでした。

 

その子が、当然この世を去り今までなく落ち込みました。

 

なんとか立ち直り、高校受験にむけ頑張ろうと努力をしていましたが、事故の後遺症で思うようにいかず愛犬がいなくなったこともあり息子のよりどころがなくなりました。それでも彼なりに努力をし、無事推薦入試で合格することができ、2月末に手術を受けました。無理はできませんが、かなりの回復を見せ新生活にむけ準備をしていた矢先、くぃーんの事故が起きました。

 

くぃーんが、安楽死に直面しているとわかった瞬間、声を押し殺し泣き続けました。そして、自分が事故で歩けなくなっていたら殺すのかと私に問いました。自分はお小遣いも我慢するし、やれることは頑張るからくぃーんを助けてほしいと懇願しました。

 

私も事故の後遺症があり、すごく悩みました。しかし、人間の勝手で起きた事故くぃーんは何も悪くない。人間の責任なのに。

 

くぃーんに会いに行くと嬉しそうに甘えてくれます。しかし、血尿の関係で大好きなおやつは食べれません。1日2回の治療食のみです。

 

果物が大好きでスイカをもらっていたのを覚えています。水遊びが大好きでベタベタになっていたのもよく見かけました。元気いっぱい自分の足で走り回っていた姿も知っています。

 

くぃーんの自由を奪われてしまったのは事実です。でも彼女が少しでも楽しいと思えることをしてあげれればと思っています。