いよいよプロジェクトも残り3日の募集期間となりました。ここまで本当にたくさんの応援、誠にありがとうございます。

 

新着情報でのご紹介も、いよいよ最終回が近づいてまいりました。本日も引き続き、複製作業の工程の続きをご紹介させていただきます。

 

5 試し刷り(校正刷)
コロタイプ技師が原本を目にする機会は3回あります。撮影時の1回、春と夏の原本照合の時のそれぞれ1回です。原本照合の際には試し刷りとの突合せが行われますが、限られた照合時間の中で、的確な修正ポイントをつかむには、事前に試し刷りの精度を上げておくことが重要です。試し刷りの印刷工程は本刷と全く同じです。本刷同様、1色1色刷り重ねていきます。


6 試し刷り(校正刷)による原本照合
⑤の工程を経て出来上がった試し刷りと原本との比較を行います。比較する材料に使
われるのは、正倉院文書複製事業が始まって以来ずっと積み重ねてられてきたコロタ
イプ複製の刷り見本です。ひと口に墨文字と言っても、濃い墨もあれば薄い墨もあり

ます。墨色に限らず、原本にあるあらゆる色彩を正確に再現するため、徹底した確認
作業がおこなわれます。

 

 

いよいよ次回は、複製工程ご紹介の最終回です。

 

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