ご寄附をいただきました皆様へ-プロジェクト終了報告-
この度はクラウドファンディング「半世紀にわたる歴博の挑戦!正倉院に残された古代の文書を後世へ」へのご支援本当にありがとうございました。538名の方々から当初の目標を大幅に上回る総額10,644,000円にも及ぶ浄財をご支援していただきました。ご支援いただきました皆様に深く感謝申し上げます。
この度のご支援により正倉院文書「続々修第十二帙第八・九巻」の複製を製作することができ、さらに国立歴史民俗博物館総合展示第1展示室リニューアルにおける副室「正倉院文書」の展示、及び特集展示「正倉院文書複製の特別公開」を開催することができました。
これにより歴博の「正倉院文書複製製作プロジェクト」は大きく前進することができましたことを重ねて御礼申し上げます。
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/regular/room1.html(第1展示室リニューアルオープン)
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/special/index.html(特集展示「正倉院文書複製の特別公開」)
ファンディングによる製作と展示-」チラシ
ご支援へのリターンとして、皆様のお名前を記載した記念巻物(芳名帳)の作成、工房見学、正倉院文書複製完成記念特別解説会、バックヤードツアーなどを実施いたしました。
皆様からご支援いただいた資金は、正倉院文書複製製作、展示室における正倉院文書展示、並びに以下の事項に使用させていただきました。
正倉院文書複製製作(続々修第12帙第8巻・9巻) 7,916,728円
展示室における正倉院文書展示 327,515円
サンクスメッセージ作成 13,035円
正倉院文書複製記念芳名帳作成(計6巻) 216,000円
工房見学関係 140,020円
感謝状作成及び懇談会開催 76,464円
Readyfor手数料+消費税 1,954,238円
正倉院文書は世界に類を見ない貴重な文化財であり、公開の機会が限られています。
そのため、この資料を完全複製化することにより国内外に広く公開し、歴史を紐解く研究を進めるためにも、本事業を継続的に取り組んで行くことが歴博の使命だと考えています。
歴博はこれまでに、正倉院古文書約800巻の完全複製を目指し、1981年以来、約40年にわたり長期事業を継続して行ってきました。2018年度現在、続々修第十二帙まで製作が進行し、全体の約半分400巻を完成させています。しかし、今後も半世紀以上、全巻複製終了まで本事業は続いていきます。そのため歴博では正倉院文書複製事業へのご寄附を継続してお願いしております。引き続きご理解、ご支援をいただければ幸甚です。改めまして多くの皆様からご支援を賜りましたことに、心から感謝申し上げます。
https://www.rekihaku.ac.jp/others/news/donation/index.html(歴博サポートのお願い)
















