終了&収支報告『りんごの夢コンサート』

illustration 5*SEASON
昨年の秋に立ち上げましたプロジェクト『昭和歌謡よ永遠に!5*SEASONりんごの300人コンサートを実現!』が2017年5月6日、無事に終了いたしました。会場は当初の予定どおり「ならまちセンター市民ホール」、コンサートタイトルは『歌うパステル画家5*SEASONりんごデビュー3周年記念 りんごの夢コンサート』、スローガンは 「奈良から歌おう歌謡曲」。以下、「夢コンサート」と記します。
まずは、これまでご声援いただいたみなさまに向けて、改めてのお礼を! たくさんのご厚情に支えられ、無事にプロジェクトを終了することができました。心より御礼申し上げます。ありがとうございます!!!! 5月6日(土)の「夢コンサート」は17時開場、18時開演。客席にはおおよそ200名の方がお出かけくださいました。

ステージには340cmX240cmの特大タペストリーが登場。
5*SEASONがコンサートのために描き下ろしたパステル画を拡大したもの。

ご来場者全員にお配りしました。
18時、ついにコンサートが よろずや小うめさんの朗読でスタート♪ コンサートは15分の休憩を挟み、1部と2部に分かれていました。


2時間30分のコンサートでしたが、始まってみればあっという間にラスト曲。アンコールは『りんごりんごりんご』の大合唱。りんごと純情レコード、そしてみなさまの夢が叶った瞬間です。

Tシャツを着て歌いました。
私も支援者のひとりでした(笑)
そして、おまけのカーテンコールです♪

ゲスト4組、バンドメンバー6名、豪華なメンバーでステージに立ち、客席に向かってお礼を。あたたかい拍手に包まれ、そして幕がおりました。正直なところ、肩の荷が下りたという感覚が強く、脱力感に包まれたのを覚えています。その後、撤収作業に入り、10時過ぎから打ち上げ。散会は零時を回っていました。長い長い1日でした。

出演者のコメントを掲載しました。
明くる日のこと、SNSを通じて「コンサートの成功、おめでとう」とたくさんのエールが! 自分の目を疑いました。嬉しかった。あたたかい言葉に感動しました。ただ…自分では成功したのかどうか、よくわからず、ひたすら優しい人たちに囲まれている事実に目頭が熱くなりました。まだまだやり残したことがある、まだ終わっていない、という気持ちの方が強い。
そう、そうなんです。
やり残しのひとつをここで。
まずは支援者のみなさまへのリターン商品の発送は全て完了しております。そして・・・!
はい!「収支報告」です。今回のコンサートに至るプロジェクトは、クラウドファンディングで得た資金がベースになっています。きちんと公表しなければなりません。クラウドファンディングの支援総額は1,072,000円でしたが、純情レコードに入ってきたお金はクラウドファンディング利用料等を差し引いて842,781円でした。
上記の内訳表の通り16,392円の黒字となりました。支出項目のほとんどは予算内に収まっています。当初の見積もりはこちら。ただ、見積もりが甘かったところは多分にございます。会場費などは1.5倍になってしまいました。音響や照明など思っていた以上に高いんですね。しかも、ここには出演者のギャラが入っていません。当然、私にも出演料はありませんし、広報などのデザイン費は私が自前でやっていて経費には計上していません。また今後、著作権管理団体への支払いが発生しますし、お礼状などの経費も発生します。なので、実質は赤字・・・。ごめんなさい。(でも会場は熱気にあふれていたと私は感じています。)
このプロジェクトでは、コンサート後に次の活動の資金プールができることを念頭に置いていました。が、残念な結果になってしまいました。夢を壊してしまったでしょうか…。
そうして、今後のこともお伝えする必要がありますね。有難いことに「夢のつづきはありますか?」という声をいくつもいただいています。うれしいです。心底、感激しました。やっていいんですか…? 本当に…? というのも、純情レコードは火の車。この状態で次を考えることなどあって良いのか、というのが本音です。次の夢となると、またクラウドファンディング…? それでは甘え過ぎていませんか。次の夢や欲望、理想を語ることは簡単です。でも資金が必要です。再びのクラウドファンディングなど許されるのでしょうか。
たったひとつ、ハッキリと私自身が自覚したことがございます。それは「夢コンサート」の幕が下りたとき、虚脱感と共に「歌ってもいいですよ」という許可書をカミサマからもらえたような気がしたこと。
実はずっと、私のような素人が、ポッと出の私が、晴れがましく歌ってちゃってスミマセンという気持ちを抱えマイクを握っていました。おそらくその想いは今後も消えることはないと思います。ですが、あの「夢コンサート」の幕が下りた時、歌を続けたいという想いが湧き上がってきたのは本当です。そうして、「ならまちセンター市民ホール」というホールが私は大好きです。地域に愛されているホールだと思うんですよね。ですから、ここを拠点に「夢コンサート」を恒例イベントとして開ければ素敵だ、という想いがあるのも本当です。ですが、これはみなさんからのご要望があれば、としかいえません。まずは資金調達から…ですし、それがクラウドファンディングなのかどうか、現時点では目論めないんです。言えるとすれば、多くの人が夢の続きを見たいと言ってくだされば動きたい、今はそれしか言えないです。曖昧な「今後」でごめんなさい。・・・なんか謝ってばかりですね。
「夢コンサート」が成功したのかどうか。答えはを出すにはまだ時間が必要です。お礼を伝えたい人が沢山沢山沢山いらっしゃいます。これって幸せなことですよね。そうなんです。まずは「ありがとう」から。そのあと「夢コンサート」の真のレポートをしたい、そう考えています。
2017年5月6日は生涯 忘れらない1日になりました。そのことが、その事実が今の私の誇りです。貴重な時間を割いて会場へ来てくださった皆様、会場へ足を運べないけれど、お気持ちを「夢コンサート」に注いでくださった方々に向けて、最後にもう一度、声を大にして言いたいです。ありがとうございます!
りんご
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*コンサート後の報告は新着情報にて今後も続けます。