家庭菜園支援と市場の建設で、ロヒンギャ難民と受け入れ地域を応援!

家庭菜園支援と市場の建設で、ロヒンギャ難民と受け入れ地域を応援!

寄付総額

2,661,000

目標金額 2,500,000円

寄付者
145人
募集終了日
2022年8月31日

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2022年08月25日 09:17

ロヒンギャ危機から5年、関心だけでなく具体的な解決策を

 

2017年8月にミャンマーの少数民族ロヒンギャのひとびとが、70万人を超える規模でバングラデシュに避難して5年がたちます。それ以前にもすでに数十万人のロヒンギャがバングラデシュに避難していますが、避難生活は長期化しています。

 

人口が増えている影響は受け入れ住民との軋轢の原因にもなっている

 

IVYでは、現在17人のロヒンギャ難民ボランティアと一緒にキャンプにおいて、農業技術改善、新たな栽培方法の普及など家庭菜園プロジェクトを実施しています。19~44歳まで、それぞれがミャンマーから逃れてきた時期、育った環境など違いますが、今はバングラデシュの難民キャンプで暮らしています。

 

自分たちのコミュニティのために活動するロヒンギャ難民ボランティア

 

「ロヒンギャとしての国籍付与、身の安全が確保されないミャンマーへ帰る道筋は無い」とバングラデシュでの就労を希望する方、「やっぱり自分が生まれ育った故郷に戻って畑をやりながら家族で暮らしたい」という方、「自由に学び、稼ぐ機会を得たい」という方、それぞれの想いは、生きていく上で持っていて当然の権利だと思います。

 

約92万人のロヒンギャ難民は、移動の自由や就労、教育へのアクセスに制約があり、密集した空間で避難生活をおくっており、日常的に人道支援に依存するしかなく、資金の減少によりさらに困難が増しています。

 

私たちの家庭菜園プロジェクトは女性たちへ農業技術の提供と家計のやりくりをサポートするだけでなく、「新しいことに挑戦してみる」「実践してできるようになる」という楽しみや生きがい、厳しい環境下でも人間としての自信や尊厳を得られることが、女性のエンパワーメントにもつながっています。

 

ロヒンギャ難民の女性から「この私の庭は小さなパラダイスです」と言ってもらったことがあります。旦那さんは外に支援物資を取りに行ったり、買い物にいったりする道中、友達とお茶を飲みながら、ラカインのラジオを一緒にきいたり、ゴシップを楽しんだりする時間がある、でも彼女は水汲み、洗濯、掃除、料理、まだ小さい子どもの面倒を見なければならない。そんな忙しい中で、ほんとうに空き時間を見つけて日々野菜の世話をしながら、庭で近所の女性たちと話をする機会ができ、また彼女はラカインにいたときに畑仕事もしていたので近所の人たちに教えてあげることができることも楽しくてうれしいのだ、と話してくれました。また、収穫が始まってからは旦那さんも協力してくれ、日雇いの収入があったら、種を買ってきてくれたりしたこともあるそうです。

 

 

スマホを持つ若い世代の価値観は変わりつつありますが、伝統的なロヒンギャコミュニティの社会文化・宗教的には、女性はあまり外に出たりすることができません。そんな環境の中で、彼女の視点から、家庭菜園の実践を通じた旦那さんや近所の人たちとの関係性の変化についてきくことができ、また、家計の支出減や新鮮でおいしい野菜を収穫して栄養のある食事をとること以外のプロジェクトの意義を、教えてもらいました。

 

難民キャンプ外から見えるミャンマー

 

ロヒンギャのひとたちの願いである故郷に帰ること、それはミャンマーの軍事クーデターにより、解決の糸口はさらに遠のき、今やロヒンギャだけでなく、ミャンマーにいる多数の民族が苦しんでいる状況です。ミャンマーの民主化に向けて、日本人として連帯の声をあげ、国際社会から働きかけることなしに、ロヒンギャ問題の解決はありえないと思います。

 

一方で、5年以上にわたって難民を受け入れてきた地域もまた、バングラデシュ政府による厳しい難民キャンプの規制や治安の悪化、ロヒンギャの人口増加による影響に苦悩しています。実際、チッタゴン管区の広範囲で、ロヒンギャのひとたちが徐々にバングラデシュ社会に溶け込み始めているという現状もあります。

 

そんな先が見えない中で、依然厳しい難民キャンプの環境下で暮らすロヒンギャのひとたちの問題へ関心を持つだけでなく、帰還まで彼らがよりよい生活ができるよう、寄り添った支援を行い、私たちが関わっているロヒンギャ難民ボランティアの青年や女性たちの生き生きとした顔を少しでも多く見れるような活動を継続していきたいと思います。

 

林知美・IVYバングラデシュ事務所

 

ギフト

10,000+システム利用料


10,000円コース

10,000円コース

・サンクスメール
・オンライン報告会ご招待
 (難民キャンプ家庭菜園ツアー)
・寄付金領収書
※オンライン報告会は2022年10月中に実施予定です。詳細のご案内は9月中にメールにてご連絡いたします。

寄付者
67人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

3,000+システム利用料


3,000円コース

3,000円コース

・サンクスメール
・寄付金領収書

寄付者
63人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

30,000+システム利用料


30,000円コース

30,000円コース

・サンクスメール
・活動報告書とポストカードの送付
・オンライン報告会ご招待
 (難民キャンプ家庭菜園ツアー)
・寄付金領収書
※オンライン報告会は2022年10月中に実施予定です。詳細のご案内は9月中にメールにてご連絡いたします。

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

50,000+システム利用料


50,000円コース

50,000円コース

・サンクスメール
・活動報告書とポストカードの送付
・オンライン報告会ご招待2回分
 1回目:難民キャンプ家庭菜園ツアー
 2回目:ロヒンギャ食文化を知る料理教室
・寄付金領収書
※オンライン報告会は2022年10月中に実施予定です。詳細のご案内は9月中にメールにてご連絡いたします。

寄付者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

100,000+システム利用料


100,000円コース

100,000円コース

・サンクスメール
・活動報告書とポストカードの送付
・オンライン報告会ご招待2回分
 1回目:難民キャンプ家庭菜園ツアー
 2回目:ロヒンギャ食文化を知る料理教室
・寄付金領収書
※オンライン報告会は2022年10月中に実施予定です。詳細のご案内は9月中にメールにてご連絡いたします。

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

300,000+システム利用料


300,000円コース

300,000円コース

・サンクスメール
・活動報告書とポストカードの送付
・オンライン報告会ご招待2回分
 1回目:難民キャンプ家庭菜園ツアー
 2回目:ロヒンギャ食文化を知る料理教室
・寄付金領収書
・ご支援者さまのお名前や企業名を、建設する市場にプレートで掲出
※オンライン報告会は2022年10月中に実施予定です。詳細のご案内は9月中にメールにてご連絡いたします。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

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