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龍馬の藩論を読む。『坂本龍馬関係文書』の特別限定版、復刻へ

龍馬の藩論を読む。『坂本龍馬関係文書』の特別限定版、復刻へ

支援総額

215,000

目標金額 2,500,000円

支援者
9人
募集終了日
2020年1月31日
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2020年01月02日 15:21

◇『坂本龍馬関係文書』は神奈川県の鎌倉で誕生しました◇

平成31年が新元号令和元年になったのが、5月1日で245日ありました。令和2年は365日間違いなくあります。皆さん引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

今から90年以上前の大正15年にも、同じような事が起きていました。12月になって、昭和元年に元号が代わったのです。その大正15年の5月に『坂本龍馬関係文書』は神奈川県の鎌倉で誕生しました。

 

ところで、『坂本龍馬関係文書』をご存知でしょうか。2巻あるのですが、今回はその中の1巻を復刻しようというものです。編著者は当時、維新史料編纂官を務めていた岩崎英重(ペンネーム以下、鏡川)です。

 

鏡川は坂本龍馬が慶応3年に遭難した真相を究明するために、全国を駆け巡り関係史料の収集に尽力。足で歩いて集めた史料をもとに『坂本龍馬関係文書』2巻を執筆して世に出したのです。

 

その頃は、本を出版するには書き上げた原稿を印刷工場に持ち込み、活字を組み赤字校正を済ませた組版を印刷機にかける。次に印刷されたものを製本して完成。大きく分けてこの二つの工程が必要でした。

 

大正15年5月の中旬、『坂本龍馬関係文書』の印刷が行われている頃、突然、岩崎鏡川は持病の喘息が悪化し他界してしまったのです。まさに自分が命をかけた力作がきちんと製本された姿を見ることができなかったのです。

 

鏡川は生前、長男の英恭と約束をしていました。それは、英文で記された「坂本龍馬の藩論」を翻訳して『坂本龍馬関係文書』に収載しようというもものです。英恭は3月に東京大学を卒業したばかりでした。

 

長期にわたる父の看病、卒論もありました。要人たちとの連絡役、秘書役、そして英恭自身の就職。「藩論」の翻訳どころではなかったのです。『坂本龍馬関係文書』2巻を日本史籍協会から世に送り出すことで精一杯だったのです。

 

最近、わが家所蔵の史料の中から、徳富蘇峰の尺牘(手紙)が1通出て来ました。大正15年7月付で『坂本龍馬関係文書』を贈られたことに対する英恭宛ての礼状でした。

 

大正15年6月に出版された日本史籍協会版と我が家に所蔵されていた『坂本龍馬関係文書』とを比較しながら調べてみました。装丁・背表紙・中表紙・奥付が全く違っています。

 

更に贈呈先の名簿も出てきて35部だけに限られた特別限定版『坂本龍馬関係文書』であると判明したのです。

 

特筆すべきは、巻末に坂本龍馬の「藩論」が掲載されていることです。「藩論」は坂本龍馬が海援隊の船中で口述したものを秘書の長岡謙吉が書き取り残していたそうです。しかし、それも湮滅して世の中に伝わらなかったと言われていました。

 

ところが、当時通訳として長崎に駐在していた英国人ホール氏(後の横浜駐在総領事)が英訳して公使パークスに送った「英文の藩論」が残っており、それを岩崎鏡川が手に入れていたのです。

 

岩崎鏡川が編集著作した『坂本龍馬関係文書』に対しての世評は申し分のないものでした。「岩崎鏡川が、この仕事を果たしていなかったら、龍馬を含む幕末維新史料はどれほど雲散霧消してしまったでしょう」とか「坂本龍馬に関心をもって研究する人々にとっては、避けて通れない書物である」といった評価をいただき、それは現在でも続いております。

 

そうした空気に感謝しながら、長男の岩崎英恭は英文藩論の翻訳の手を止めていませんでした。これはあくまで推測ですが、最大の精神的な支援者は徳富蘇峰翁ではなかったかと思われます。

 

大正15年亡き父の『坂本龍馬関係文書』を追いかけるように、長男の岩崎英恭は『(藩論つき)坂本龍馬関係文書』を自費出版しました。その「序」の中で次のように言っております。

 

「史籍協会刊行の坂本龍馬関係文書は二巻になっております。本書はその第一巻に相当するものであります。第二巻は原史料より明治に入ってからの編述が多く、殆どその三分の二以上を占めております。

 

なお本書には龍馬の説として英文で伝わった『藩論』を訳出追加いたしました。此の『藩論』は父に頼まれて私が訳すことになっておりましたが、父の病気その他の事情で遂に協会出版には間に合いませんでした。

 

今度本書を刊行するについて、父との約束を最後まで果たさぬのも残念と存じ怱忙の中に訳出致しました。多少のご参考となれば幸甚に存じます。

              大正十五年六月二十七日  岩崎英恭」

 

以上が今回のプロジェクトのプロローグです。ご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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リターン

5,000

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5000円コース

■お礼状をお送りします
■オリジナルスタンプ帳
(龍馬の肖像画や鏡川の直筆をスタンプにし、6,7点のスタンプを押印してお送りします)

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年9月

10,000

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10000円コース

■お礼状をお送りします
■オリジナルTシャツ(龍馬の肖像画入り)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年9月

30,000

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30000円コース

■お礼状をお送りします
■オリジナルイラスト額装
龍馬の父が「りゅうま」と命名した根拠を表すイラストを額装にしました

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送予定
2020年9月

50,000

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd

50000円コース

■お礼状をお送りします
■復刻した藩論つき「龍馬関係文書」1冊

支援者
3人
在庫数
17
発送予定
2020年9月

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