セブンサミット4座目制覇の旅！南米の番人アコンカグアへの挑戦

以下、エルブルス下山後に感動してfacebookに投稿していた内容です。

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エルブルス山を登頂しました。
5642m、ヨーロッパ最高峰！7大陸最高峰2つ目！

限界を超えた世界では人間の弱い部分が出て来やすい。

「人生での最大の出会いは自分との出会い」を感じた登山でした。

5642m、ヨーロッパ最高峰、エルブルス山を登頂。7大陸最高峰2つ目！
雪山未経験から月２回×６ヶ月間の雪山技術トレーニング、週２回の１０キロラン＋フルマラソンによつ体力トレーニングを経て挑戦してきました。

１〜２日目は移動、３〜４日目は高度順応、５日目は山頂アタック、６日目は山頂アタック予備日という日程。

５日かけて山頂アタック日を迎えたのにも関わらず初日は嵐がきて中止に、、しかし、２日目予備日に奇跡的に晴れて登山ができました！

道中、同じチームのメンバーの指が無くなりそうになったり、自身も指の感覚がなくなったり、、日本人ガイドがまさかの限界で遅れだしていなくなったり・・・高山病に苦しんだりとハプニングの連続でした。。

５０００m付近まではトレーニングのおかげか飛び跳ねるほど元気だったものの、５０００m越えからは高山病による吐き気と頭痛と慣れない環境からくる？腹痛とで死にそうでした。

吐き気に対してはもう吐いてしまおうと思い、腹痛に対してはもうこのまま出してしまおうと思い、頭痛に対しては死なない限りは登ってみようと思い、そして何よりここで諦めれば過去の自分に戻ってしまう、先に進めないという思いもあり黙々と登り続けました。
新しい雪質に出会う度に足を置く楽なポジションを見つけて、体の動くイメージができたら頭を使わず機械的に体を動かし、頭はできるだけ呼吸を整えることに集中していきました。
足の指先の感覚が無くなった時は血の巡りを作るために雪を蹴り続けました。
そんなこんなで最後はフラフラになりながら何とか登頂。
 

山頂の景色はそんなに奇麗なものでは無かったですが・・むしろ寒すぎて苦しい場所でしたが・・とてつもない達成感がありました。

しかしながら、その後の下山はいつも道り地獄です。
（吐きましたが幸いにも漏れてはいませんでした。次に限界を超えた時には苦しみながらもテンションを上げる努力をしたいと思います。）

限界を超えた世界では人間の弱い部分が出て来やすい。

「人生での最大の出会いは自分との出会い」を感じた登山でした。