終了報告です。皆さまご支援ありがとうございました。
▪️▪️▪️ 本 PJ へご協力いただきました皆さまへ ▪️▪️▪️
札幌医科大学循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座の小山です。
3月の年度末に終了報告をする予定でしたが、年度末の残務が想像以上に残ってしまい、加えて、3月28日〜30日の日本循環器学会(↑証拠写真です)等の行事が重なり、すっかりご報告が遅れてしまいました。誠に申し訳ございません。
さて、本プロジェクト (PJ) でご支援いただきました資金をもとに、皆さんも聞いたことのあるような有名企業や中小企業と話し合いを重ねておりました。一時期は生成 AI の進化から、これは SORA や Replit を使って自作で動画やシステムも作れちゃうのでは?なんて思いながら、吟味を進めてまいりました。
最終的に、凸版印刷株式会社、改め TOPPAN ホールディング株式会社 さんの DX グループと繋がり、動画作成のみならず、システム周りまでを一括して契約することができました。このチームのリーダーの方は、私がコロナの時に作成した「こびまる」システムを展開するときにご縁があり、別件で面白い研究を行おうと一時期 Zoom 会議で盛り上がっていた方でした。世間はほんと狭いですね。
リターンとして条件を満たされた方に共有いたします説明用動画は仮のもの(本番環境は私のクローンではなく、カテーテル室長のデジタルクローンが登場します。乞うご期待!)ではございますが、当院の実際の患者さんへの手技の説明資料をもとに作られており、この動画を先だししておくことで、患者説明にかかる時間が大幅に短縮されるものと試算されております(40%↓)。
さて、アップしましたこちらのお写真ですが、先の日本循環器学会@横浜のTOPPAN さんの展示ブースにて撮影したものです。PC に写り込んでいるのが、実際の動画で、右上に自分のクローンがワイプのように写っています。自分のクローンがずっと動画としてリピートされているのは、なんとも言えない不思議な気分でしたが、国立循環器病センターに勤めている同期や他大学の先生方からも反響を得ておりましたので、よしといたしました ww
今後は、関連動画を量産できる契約としておりますので、当科のみならず、広く他の診療科や看護師等の医療職、入退院時の説明動画を作成するなどして、DX および働き方改革を邁進していこうと思います。
ここでひとつふたつ追加でご報告がございます。
1. 正式に本学の機構に載るような組織化まではなされませんでしたが、DX 担当理事直轄の DX 推進チームが作成され、そのコアメンバーに選ばれました(他にも 4 月から役職が 2 つくらい増えて、一人 5 役くらいにはなってしまいました)。仰せつかった職務を全うしつつ、自分まわりの医療従事者の「働き方改革」を進めるべく馬車馬のように働く所存です。そして、これらシステムや成果を発信することで、ご支援をいただいた皆さまを含む、北海道の(医療従事者の)皆さんに寄与するような取り組みとして広く展開できれば、と考えております。
2. 札幌医科大学は本年、創基80周年の記念すべき年を迎えました(そういえば、私、80周年事業のタスクフォースメンバーにも選ばれていました。宣伝させてください!)。
「機動力は医の動力」というビジョンを掲げ、本学には北海道を支える医療人を育成していく使命があり、その一翼(の一枚の羽くらい)を担うべく邁進する 2025 年にできたら…と思う次第であります。
引き続き、本学・当院へのご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
【おわりに】
支援額の条件を満たされた皆さまにおかれまして、リターンの説明用動画につきましてこの後、QR コードか URL の形でお送りさせていただきます(契約の都合上、4月以降になってしまいました。すみません)
また、皆さまからご支援頂いた資金は、TOPPAN 社 DICTOR の契約と一部タブレット購入のために使用させて頂きましたことをこの場を借りてご報告させていただきます。
重ねがさねになりますが、ご支援いただきまして本当にありがとうございました!




















