交通事故で下半身付随となった子猫をもう一度歩かせてあげたい
この度はさといもの手術代をご支援賜りまして誠にありがとうございます。
活動報告や個別にお礼が出来ていない方がいらっしゃったりと、私共に至らぬことが多く本当に申し訳なく思っております。
下半身の不随だけで無く、おむつをしての生活に伴い別の病気が発覚し、その治療も進めておりました。
皆様のご支援があり、そういった病気のケアもすることが出来ました。
この先もさといもの健康を守って行けるよう、皆様からのご支援を使わせていただきたいと思います。
本当にありがとうございました。
手術後経過を観察しておりましたが改善の兆しは無く、偶然にも手術した動物病院とは別の獣医様と知り合う機会があり、その方にも相談させていただきました。
基本的にこういったケースの治療は、骨折や脱臼でズレてしまった背骨を真っ直ぐにする→固定する、という方法らしいです。
手術前後のレントゲン写真をお見せした所、まず背骨が真っ直ぐになっていないのではないか…ということでした。
その時の正直な気持ちとしては、元々完治する希望は薄い手術ではあったものの、幼い子猫に全身麻酔までして何のための手術だったのかとも思いました。
ただ、当時さといもは生後3ヶ月と幼かったこともあり、今後の成長の妨げにならない方法で手術をすると事前に聞いておりましたので、それを考えると真っ直ぐに矯正しきれなかったという事情もあったのだと思います。
不特定多数の方がご覧になる活動報告で、書き方を誤ると手術して下さった病院の方への批判とも受け取れる内容になりかねないと考え、この状況を中々報告出来ずにおりました…
また、既に手術から時間が経過しているため拘縮してしまっており、再手術するには一度骨を砕く必要があるとのことで、その過程で脊髄神経を傷つけてしまう恐れがあるとのことでした。
そうなった場合、統計上の確率としては5%ほどだが死亡するケースもあると伺いました。
さといもの足を治してあげたい気持ちは変わらずありましたが、少ない確率とは言えそのリスクをさといもに負わせることは憚られ、再手術に踏み切ることは出来ませんでした。
そこで、一度神経専門の科で診て貰ってはどうかというご提案をいただき、紹介状を書いていただき受診して参りました。
結果としては神経伝達障害のレベル1~5の内の5(最も障害が重い)という判定でした。
ですので再手術をしても動く見込みは殆ど無いとのことで、今後は治療では無くリハビリに切り替えた方が良いとのご助言をいただきました。
また、この頃から血尿が出るようになり、それも併せて検査していただきました。

原因は恐らくおむつをして生活しているために雑菌が繁殖し、結石も出来てしまっているためとのことでした。
現在では菌の種類も判明し、抗生剤の服用と結石対策の餌を処方していただき治療中です。

皆さまからご支援頂いた資金は、一部これらの治療費として使用させていただきました。
この先も治療は継続しますので、引き続き使用させていただきたいと考えております。
さといもも産まれて間もなく1年が経過しようとしています。
恐らく身体の大きさも今以上に大幅に大きくなることは無いと思いますので、
今後の活動としては車椅子の購入等も検討し、健康に過ごせるようにサポートしていきたいと思います。
最後になりますが、ご支援賜りました皆様、本当にありがとうございました。




















