プロジェクト概要

2014年11月12日から24日まで、ケニアにて様々な野生動物を撮った写真展「ケニア・生命の大地」を東京で開催します。

 

こんにちは!野生動物写真家の福井智一と申します。私は、JICA青年海外協力隊として、2013年12月まで2年半、ケニアの自然と野生動物を保護するための組織・ケニア野生生物公社(KWS)にて、地域住民への野生生物保護に関する啓発活動や国立保護区での生態調査、WEBサイトの作成など、様々な活動を行ってきました。帰国してからは、写真家としてアフリカと世界の野生生物の保護に携わっています。今回、リコーイメージングスクエア新宿の公募展に出展します。厳しい審査を通過し、光栄にも都心のメーカーギャラリーでの出展の機会を得ることが出来ました。

 

したがって2週間に渡る出展の場所代は無料なのですが、作品のプリント及びパネル加工、看板・キャプションなどの作成、案内ハガキの作成、搬入、展示、搬出、販売するグッズの準備などに最低限30万円は必要です。素晴らしい写真展にするため、皆様の温かいご支援をお待ちしております。

 

シンバヒルズ国立保護区での大型動物の航空調査にて

 

写真展でのグッズの収益でケニアの森林をよみがえらせるための木の苗を

 

この度、私はケニアでの活動の傍ら撮影した様々な野生動物の写真を、写真展「ケニア・生命の大地」として、2014年11月12日から24日まで、東京新宿のリコーイメージングスクエア新宿にて発表し、ケニアの大自然とその保護をめぐる現状を日本の皆様に伝えたいと思います。写真展には一日に200人から250人、期間全体で延べ3000人程度の来場者が見込まれます。なるだけ多くの方に来ていただくため、入場は無料となります。

 

さらに写真展ではオリジナルプリント・ポストカード・写真集などのグッズを販売し、その収益の一部でケニア沿岸の森林をよみがえらせるための木の苗を購入し、植林活動に役立てます。ケニアの原生林は後述の森林保護区や「カヤ」の森に残されていますが、違法な伐採が後を絶たず、森の修復のための植林活動が行う必要があります。一本の苗は約20円で購入でき、その費用を写真展終了時に丁度来日しているケニア野生生物公社・保全教育担当官のダミラ・フリーダー氏に渡します。販売するグッズにはそれぞれ寄付される苗木の本数が明示されます。

 

写真展で発表予定の写真の一部。迫力の大判パネルでの展示を予定しています!

 

写真展を開催する3つのねらい

 

一つは、日本の皆様によりアフリカを身近に感じて頂き、実際に観光に来て直接その大自然に触れて頂くきっかけの一つとなることです。野生動物を密猟や違法な森林伐採から守るためには、レンジャーの雇用・訓練・装備や、地域住民への教育、広報、野生動物被害の補償などに多額の費用がかかります。その費用は主に国立公園・保護区を訪れた観光客が支払った入園料によって賄われています。

 

もう一つはアフリカゾウやサイの密猟の現実を知って頂くことです。アフリカゾウは、新興国での象牙市場の活性化を背景とした密猟の激化により、急激にその数を減らしています。そして日本も象牙の消費国として無関係ではありません。また象牙取引には数々のテロ組織や犯罪組織が関与しており、象牙マネーが多くの人々をも苦しめています。

 

三つめは、先述の植林によるケニア沿岸林の保護です。違法に伐採された森林保護区やカヤの森に再び木を植えることにより、貴重な固有種を絶滅から救うことが出来ます。

 

植樹イベントで学生にレクチャーする、ケニア野生生物公社(KWS)教育担当官ダミラ・フリーダー氏。KWSでは定期的に学校などと合同で植樹イベントを行っています。

 

ケニアの自然、その素晴らしさと直面する危機

 

東アフリカは世界有数の豊かな自然と生物多様性を誇る地域です。お馴染みのアフリカゾウやライオンなどの大型動物、1000種を超える色とりどりの鳥類、不思議な形に進化した様々な昆虫、生産者としてそれらを支える熱帯の木々や草花・・・。

 

一方で、激しさを増す乱開発や密猟により、この豊かな自然は急速に失われつつあります。多くの固有種のすみかとなっている森林は伐採され縮小し、新興国市場の拡大や地域住民との軋轢によって、ゾウなどの密猟は後を絶ちません。

 

地域住民との軋轢により、毒矢に射られた母ゾウとその子ゾウ

 

モンバサ港で押収された密猟象牙

 

貴重な生き物が住む森も、違法な伐採や開発により失われつつある

 

私の任地であったケニア沿岸地域は、かつてその一帯が森林に覆われていました。しかし現在は開発により、僅かにシンバヒルズ国立保護区やアラブコ・ソコケ森林保護区などの保護区域にその名残を留めています。残された森にはアフリカゾウなどの大型動物のほか、ハイイロコノハズクをはじめとした多種多様な野生生物が生息しており、多くの固有種の最後の楽園となっています。また日本の「鎮守の森」のような、先祖の霊を祀る聖なる森「カヤ」が沿岸地域各地に点在し、貴重な文化遺産(ユネスコ世界遺産に登録)としてだけでなく、ケニア沿岸に残されたわずかな原生林として、様々な貴重な生き物の住みかとなっています。これらの森も違法な伐採や開発により失われつつあり、もしも完全に失われればそこに生息する多くの固有種も森と運命を共にすることになります。

 

アラブコ・ソコケ森林保護区の固有種、ハイイロコノハズク(左)と、ケニアの鎮守の森、カヤの聖なる祠(右)

 

引換券について

 

・サンクスレター

・オリジナルポストカード

 私がケニアで撮影した写真のポストカードです。

 

・オリジナルプリント(A4:297x210mm)

・オリジナルプリント(A3ノビ:483x329mm)

 プロ写真家向け顔料インクジェットプリンター、Canon Pixus Pro-10による、最高級用紙を使用した超高画質プリントです。私自身が一枚ずつ丁寧に調整して出力します。額装は保護のための簡易なもの(A4:500円相当、A3ノビ:1000円相当)になります。上に示した展示予定写真からお選びください。

 

・写真展で展示した作品

 実際に写真展で展示した作品です。全紙~A2クラスサイズ、プロラボによる銀塩プリント、パネル加工を予定しています。1種につき1品限定です。写真展終了後にお送りします。

 

・撮影者本人による作品解説

 写真展会場で私自身が、作品とその背景を解説して回ります。動物の生態や生息環境、撮影方法などについてお話します。

 

・レセプション招待(飲食つき)

 支援してくださった方々のために、レセプションを開きます。11月15日(土)19:30より。会場は未定です(写真展会場の近く)。

 

・パネルに名前が入る権利

 会場内のパネルに支援者としてお名前(個人又は団体名)を入れることが出来ます。

 

 


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