【応援メッセージ】渡邉裕史様(舞台芸術制作者)

こんにちは！フリンジシアターアソシエーションです。

このプロジェクトに向けてお送りいただいた応援メッセージを、順番にご紹介させていただきます。



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渡邉 裕史
舞台芸術制作者／ファシリテーター／ワークショップデザイナー
（Photo by Wakita Tomo）

「今日、何の時間ですか？何をするんですか？早く終わってくれますか？」

「えー、もう終わるんですか！？次はいつ来ますか？」

とあるワークショップの現場で生徒さんから言われたことです。
前者はワークショップが始まる前に。
後者はワークショップが終わった後に。

演劇のワークショップは、始めるまでは何が行われるのか、参加する子どもたちも、担任の先生にも初めてだったら、わからないことが多いものです。

見知らぬものに出会うこと、やってみること、はじめは不安だらけです。

ですが、始まって進むうちに、身体が弾み、声が弾み、「次はいつ来るのか」と聞かれたりします。

これまでファシリテーターとしても、コーディネーターとしても、50校以上の学校さんと関わる中で、私がいつも心がけていることは、「ワクワクする学びの場」をつくること、そして表現することを受け止めて承認のある場をつくることです。

コミュニケーションとして、
他者のことを受け入れる、認められるようになるには、まず自分が他者に受け入れてもらったり、承認されたりする経験があってこそ、人の考えを受け入れたりすることができると考えています。

自己承認できるような自尊心を持つこと。
普段の学校や家庭のなかで出会う人とは違う異質な他者(=アーティスト/演劇ワークショップのファシリテーター)と出会うことやコミュニケーションをとることは、子どもたちにとっての「これからの豊かさと生きる力」を育む経験になります。

学校の授業や先生からは思考するための基盤を学び、アーティストに触れる体験から、思考や価値観の揺さぶりを経験する。

自ら思考する力が、これまでより一層求められる時代になる中で、少しでも多くの子どもたちに、表現とアートを通じて、様々な価値観に触れたり経験する機会を届けたい。
子どもたちも先生も、ワクワクドキドキする授業を展開していくことで、豊かな学びの場を少しでも増やしたい。

私もその一助として、これからも演劇と教育の場に携わっていく所存です。

「子どもたちに体験を届けたい」と手を挙げてくださって準備を進めておられた学校の先生方の思いがカタチになることを願って、私はこの企画を応援します。




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渡邉様、応援メッセージをお寄せいただき、ありがとうございます！



これからも、多くのみなさまから頂戴した応援メッセージや、クラウドファンディングに関連するイベントのご案内など、

ページ本文で伝えきれなかったことを、こちらの新着情報を通して発信していきます。



引き続き、私たちのプロジェクトを応援いただけますと幸いです。



どうぞよろしくお願いいたします！