医療的ケア児を育む家族の"本音のニーズ"を調査し、伝えたい
【感謝】
「医療的ケア児を育む家族の"本音のニーズ"を調査し、伝えたい」プロジェクトに多くの方々のご支援とご協力を頂きました。おかげさまで、「医療的ケア児を育む世帯が感じている支援ニーズ調査報告書」が2019年3月30日完成いたしました。ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
【結果】
調査は、山口市内及び防府市内の医療的ケア児に係る保育・生活支援ニーズを把握し、今後の社会福祉法人青藍会のフィランソロピー(社会貢献・地域における公益的な取組み)事業計画や児童福祉法及び障害者総合支援法に係る新規事業立案・策定・実行の根拠となるニーズ調査を目的として実施しました。2018年12月から2019年2月までの間、地方公共団体や特別支援学校、独立行政法人、医療機関、各種障害児施設等の関係機関へ直接訪問し、個別ヒアリングを行い、回答があったものについて内容を集計しました。
顕在化している医療・福祉・生活支援サービスのニーズとして、①長時間対応の訪問看護サービス、②訪問型児童発達支援、③医療型児童発達支援、④(医療対応型)放課後等デイサービス、⑤医療型短期入所、⑥移動支援・車両購入補助、⑦看護師の付き添い、⑧入浴介助サービス 等が挙げられました。
【写真】
【収支報告】
皆様からご支援頂いた資金について、交通費を含む調査費、報告書印刷費、郵送等通信費及び事務費として全額使用いたしました。ありがとうございました。
○寄付金額: 1,140,000円
○費用合計: 1,140,000円
・システム利用手数料 209,304円
・サンクスカード 37,676円
(デザイン料10,800円、印刷代(100枚)23,760円、郵送代(38通)3,116円)
・調査活動及び調査報告書 717,805円
(業務委託料648,000円、印刷代(100部)66,525円、郵送代(16通)3,280円)
・ホームページ更新料 7,560円
・事務費 167,655円
【リターンの発送状況】
今回ご支援頂いた46名全員に2018年12月にサンクスカードをお送りいたしました。また、3万円以上の寄付者20名には2019年3月に調査報告書をお送りいたしました。5万円以上の寄付者9名(名前や企業名の掲載を了承された方)には、調査報告書の寄付者一覧に掲載させて頂きました。
【今後について】
山口市や防府市におけるヒアリングの声だけでなはなく、全国の事例からも見えてくる医療的ケア児世帯の保護者のニーズは切迫したものがあります。これは、制度の見直しを悠長に待つことはできません。公的制度で対応できるものは対応を試みるべきですが、公的制度で対応しきれないものについては、2021年から全面展開される「地域共生社会実現」政策の本旨に則り、民間からの資金調達を財源とした「フィランソロピー(慈善)」事業計画策定の必要があります。今後、社会福祉法人青藍会は、公的福祉による事業計画とともに民間福祉による事業計画を検討していきます。
引き続き、社会福祉法人青藍会の活動へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。


















