少しでも不安を取り除ける空間を｜周産期センターのリニューアルへ

島根大学医学部附属病院NICU・GCU看護師、助産師です。皆様のご支援により、第二目標に到達することができましたことを、心より感謝申し上げます。

現在、私たちは周産期センターのリニューアルまでの間、小児センターの一室を間借りして、赤ちゃんとそのご家族のケアを行なっています。

今後は当院が島根県の総合周産期母子医療センターを担っていくため、勉強会や実技シミュレーションを企画・実施し、知識や技術を高めるために努力しています。いま自分たちにできることは何かを考え、これから生まれてくる赤ちゃんとご家族のために、スタッフ一丸となって準備を進めています。

コロナ禍のため、現在はご家族の面会を制限させていただいております。ご家族は、頑張るわが子に寄り添ってあげられない、離ればなれになる不安や寂しさを抱かれていることと思います。そのため、少しでもご家族にお子様を身近に感じていただき、お子様の様子や成長をお伝えするためにも、リモート面会を積極的に行っています。画面越しではありますが、何よりも親子の触れ合いの時間を大切にしています。

コロナ禍が落ち着き、面会が自由にできるようになった時、NICU・GCUへ向かう道が少しでも明るくなり、ご家族の不安や緊張が和らぐような空間づくりのために、皆様の温かいご支援を活用させていただきます。

このプロジェクトの残り日数も少なくなってきましたが、第三目標に向けて頑張って参りますので、今後とも何卒ご支援をよろしくお願い申し上げます。