「みつぼしart星田」が無事に終了いたしました！

 

「みつぼしart星田」が無事に終了いたしました！

 

 

昨日、無事にみつぼしart星田が閉幕いたしました。

クラウドファンディングに挑戦する計画を立てたのが昨年の夏、

そこから秋には皆さんからの多大なご支援をいただき、

紆余曲折の冬を経て、一年後のこの夏、

無事にアートフェア開催の運びとなりました。

誠にありがとうございました。

無事に最終日を迎えられたこと、

支えて下さった全ての方に心から感謝申し上げます。

 

大切な人には幸せになってほしい。

 

ただその思いでスタートしたこの一年。

アートで地域と混ざり合うというアートフェア。

ある時、周囲を眺めてみると、

そこには日常的に環境と「調和」を図っていくことが不可欠だと感じました。

 

シロイトの生活圏内の星田界わい。

メンバーさんが

好きなものを選んで食し、

必要な画材を買い、描き、

身の回りの清潔も保つ。

このような丁寧な生活をして衣食住を整え

メンバーさんに生きやすくなってもらうために、

ここ星田の地域の皆さんと「調和」を図る。

 

今回その「調和」は商店街でメンバーさん方のアート作品を展示させていただいたことで、

大きく前進したように思います。

作品展示は星田のまちに鮮やかに色を添える結果となり、

商店の方々には来場者からの喜びの声が伝わり、

そのお声を店主さんたちがシロイトに届けてくださいました。

その時のシロイトメンバーさんの嬉しそうな笑顔はとても印象的でした。

 

アトリエShiroiToの目標の中に、

「自分の人生を生きる」

「主体的でい続けることができる場である」というものがあります。

ある心理学の本に「幸せとは主体的に生きていると実感できた時に感じられる」とありました。

それは、私個人の体感として本当にそうだと思います。

思うように描くことが出来た時、

アトリエに通う方々の展覧会を開いた時、

シロイトを立ち上げた時、

「自分で自分の人生を創り上げることができている」

と思いました。

それがとても嬉しく、それが幸せの実感でした。

 

シロイトメンバーさんの環境を整え「主体」を意識するとき、

そこには必ず「客体的」な視点をもって周囲に目を向けることが必要です。

これからもそのことを忘れずに歩んでいければと思います。

これからもアトリエShiroiToを

どうぞよろしくお願いいたします。

 

アトリエShiroiTo

小原　緑