今度の土曜日は譲渡会です。

直前の紹介で大変申し訳ありませんが、1月25日（土）は浜見平のペットフォレストさんで譲渡会をさせていただきます。11時から15時までです。

みなさまが気になるあの子やこの子は、ポスターに写っているでしょうか？

どの子もいい子で、なぜこれまでお話が来ていない？と不思議な気持ちになってしまう子達です。全力で彼らの素敵なところをお勧めできるボラスタッフがそばについています。

茅ヶ崎のペットフォレストさんは、犬猫の生体を店内で展示せずに保護犬猫を迎えてもらうことをお勧めしてくださる、本当にこれからの時代にもっとその考え方が広がって欲しいお店です。ここでの譲渡会で新しいご家族とつながれることで、生体を並べないビジネススタイルがYESと判断してもらえる、グッズやフードは店内でも購入可能という、いろいろな意味でありがたいなと思います。今後の主流になっていただきたいです。

いつも行きの車内では、今回話題をさらう主役はあなたなんじゃないの〜？！という声を一頭ずつにかけたりします。帰りの車内は、お疲れさまでしたー、なんですけど。正直、いっぱい緊張しながら頑張る犬達に尊敬の気持ちさえもちます。

ここ最近もさまざまな犬の面会に立ち会うことがありますが、私達人間はたくさんの中から一頭の犬を選んでいるようでいて、犬に選ばれるかどうかなんだろうなぁ、とつくづく思います。よく運命の一頭がこの子かどうか自信がない、わからないとおっしゃる方がいますが、もしかしたら相性のいい犬は一頭だけではないのかもしれない。犬とご家族のつながりは、ゆっくり育てていくものであって、ビビビと一対だけ雷に打たれるものではないのかも。

うちの子になってくれるかな？と目線を下げて合わせて犬に尋ねてみる、犬もその人の目の奥を覗きこむ。ある種の了解と覚悟が交わされて、そこから始まるものなのではないでしょうか。その場で結論が出せずに、家族会議を帰宅してから重ねております、といわれる場合もありますが、ご家族それぞれの想いがバラバラなこともある。でも家族として犬を迎えたら、どなたもその犬との関係を育て、つながりを深めることになります。そこはやはり、足並みを確認して揃えていただかなければなりません。

考えてみれば、仲間と離れて初めてのお家に、小さな身体で単独で入っていく犬の緊張はとても大きいものです。でも犬って本当にすごい。飾らず、身を守る何の武器も言葉も持たず、身一つでひたむきにご家族とただただ気持ちをやりとりして。正式譲渡ですっかりご家族に馴染んで、連れて帰らないでと不安そうに身構える姿を見る時の感動。やっぱり犬はすごい。一生懸命なトライアル期間だったんだろうなぁ。もちろんご家族（人間）も一生懸命だったと思うのですが。

というわけで、勝手なことを書いておりますが、今回も楽しみです。ぜひみなさま足をお運びください。お待ちしています。