須恵町新原で守り続けてきた地蔵堂拝殿を今後も守り抜いて行くために

拝殿改修作業も新原区や水利組合によって集められた寄付を元に少しずつ進めています。

今回の改修事業では主に耐水性の向上と補強をメインとし、宮大工さんの新しい技術を取り入れつつも、残せるものはそのまま利用し続けることが出来るように慎重に改修作業を進めております。

床面木材の表面を僅かに削り、波打つような形状にすることで水捌けが良くなるよう加工したり、耐水鉄板で補強していく予定です。

これにより新原区で毎年行われる例祭「盆綱引き」にて使用する盆綱制作時にどうしても水浸しになってしまっていた拝殿内部の排水対策が強化され、拝殿を傷める心配が減り、拝殿自体の耐久性が上がることとなります。