「今、届けたい！」オリジナルＣＤ、初めて作ります！！

シンガーソングライターを名乗って1年半。初のオリジナルCD作りへ挑戦！！

 

はじめまして。水澤友美です。私はシンガーソングライター友（とも）として、2019年の4月に路上演奏を始めました。シンガーソングライターと名刺に書いてから、1年半になります。

2020年3月31日までに、自分で作った曲で初のオリジナルCDを作ることを目指しています。

 

これまで、実はもう16年ほど、自分探しのような状態でした。

音楽を学んではいるものの、自分の曲が作れない。人前での演奏もはずかしい。「音楽をやっている」と、なかなか人に言えない。

そんな自分を変えるための目標として、いつからか遠くで輝いていたのが、

「いつかオリジナルCDを作る！！」

ということでした。

 

今年度中に、なんとかオリジナルCDを作りたい。そのための費用として、20万円の支援金を集めたくて、クラウドファンディングを立ち上げました！！

 

 

私の理念:「『音楽に恩返し』〜心に寄り添う音楽を届けたい。音楽と言葉と、ともに〜」

 

「どんな想いで」CDを作りたいのか。

私は、4人兄弟の2番目として、新潟県長岡市で生まれ育ちました。お世辞にも裕福とは言えない家庭で、

「聞いてほしいなら自己主張して！　覚えてられない！」

と言われ育ちました。そのためか、自分の考えを相手の年齢・性別に関係なく伝えようとする子どもでした。しかし、大人たちからは嫌われました。

「子どもらしくない」

と。そして私は、「子どもらしく」できないだけでなく、「女の子らしく」することもできなかったのです。

 

「変わっている」

 

という言葉が、いつも付いてまわりました。それもあって、女子の中で上手くやるということが苦手でした。人間関係が苦手でした。加えて、家の中で不協和音が響いていたこともあり、

 

「他人を信じること」

 

が、できなかったのです。「どうせ」「別に」と、そんな自分と他人とを切り離す言葉をよく使っていました。

 

他人を信じられない人間が自分を信じられるだろうか？

 

私は、自分を信じることもできませんでした。どこかに逃げたくて。でも、目の前の世界はとても狭くて。つらいときに、人を頼るということができませんでした。

けれど、そんな真っ暗なときにも、音楽は私に寄り添ってくれました。ふと聴こえてくる音楽は、まるで自分のために作られた曲のようで。

 

見知らぬ誰かの作った音や言葉が、どうしてこんなに心の中に入ってくるのか？

 

そう驚くことが、何度もありました。その度に、頼もしい友人を得たような気分でした。この友だちを得たことで、私はちょっとずつ、強くなれたのです。

大人になってからもたくさん失敗しましたが、人と話すこと、相手を信じて自分の考えを伝えることが徐々にできるようになってきました。すると、

 

「私も誰かの力になりたい！！」

 

そう考えるようになったのです。音楽を通して誰かの心に寄り添えたら、恩返しできたら、と思うようになったのです。

 

 

歌うのが好きなだけだった

 

もともとは、「歌うことが楽しい」というだけでした。けれど、自分の考えとぴったりくる歌詞の曲というのは、そう多くありません。歌を歌う練習を始めて8年ほど経ち、誰かに曲を作ってもらうのではなく、

 

「自分で曲を作れたら」

 

そう考えるようになりました。

音楽スクールに申し込み、年齢制限は超えていましたが、何度もお願いして入れてもらうことができました。そうして、通い続けること7年。私がどれだけの曲を作り、どれだけの人に聴いてもらえるようになったか？　というと、

 

「ゼロだった」

 

のです。勉強しているのに！！　作りたい、届けたいと考えているのに、それを行動にうつすことができていなかったのです。

私はこのことが、ほんとうに悔しくて、もどかしかったのです。

 

 

先に、CDを作ることを決めてみた

 

本来なら、

「届けたい曲がたくさん集まったから、CDを作ります！」

というのが自然な流れなのかもしれません。けれど私は、先にCDを作ることを決めてしまいました。

まだ曲作りを始めていない段階で、もう、「CDを作りたかった」のです。それを手にして喜んで聴いてくれている人を、ぼんやりと想像していました。

 

自分に曲が作れるだろうか？　喜んでもらえるだろうか？

 

そう悩んで行動できない自分を振り切るには、「CDを作ると決めてしまうこと」でした。あたりまえですが、CDを作るとなると曲が必要になります。曲を作るために、本を読み、マニュアルを作り、人から話を聴き、目標を紙に書き、

 

「曲が作りたい！！　作りたいんだ！！」

 

と声に出しました。すると、周りにアドバイスをくれる人が出始めました。こうしたら？　こんな曲を作ってみたら？　と言ってくれる人が増え始めました。

 

私はずっと、自分の夢や目標を「1人きりで叶えよう」としていました。けれど、それはきっと違うのだと思います。なぜなら私は、応援してくれている人たちの存在に気づき、背中を押してもらうことで最初の1曲が作れたのです。

 

 

1曲を作ると仲間に聴いてもらい、少しずつ、また1曲、と作れるようになっていきました。「こんな曲じゃダメだ」「どうせできない」という気持ちが、少しずつですが小さくなっていきました。それは、

 

「作った曲を聴いてくれる人」

 

がいたからだと思います。

聴いてくれる人を募り、LINEで曲の一部を届けるようにしたのです。

それから、行動が続けられるようになったのです。自分のことは、自分ではわからない。同じように自分の曲のことも、自分だけではわからなかったのです。

 

 

人にお願いできることが、自分の力を何倍にもしてくれる

 

こういったことから、何かを達成するには、仲間や応援してくれる人の力を借りることが大切だと知りました。「力」と言っても、その存在自体が私を励ましてくれました。音楽のことはわからないけれど、自分の感じたことだけど、とメッセージをくれるのです。

私は、1人で何でもできることが大人であり、一人前なんだと考えていました。けれど、自分の描いているものを一緒に想像してくれる仲間がいるか？　仲間と成し遂げられるか？　そういうことが、大切なのではないかと考え始めました。そして、目標であるオリジナル曲でのCDを作ることも、仲間や応援してくれる人たちと作れたらと考えたのです。

 

2019年の内に30曲を作る予定です

 

最初の1曲は、5月にできました。そこから、コツコツと続けて曲作りしています。

オリジナルCDを作ると決めたときに、その通過点としてなんとか30曲を作るという目標も掲げました。CDには7曲を収録する予定ですが、7曲作ってそれをCDにするよりも、たくさん作った中から選ぶということがしたい。

今現在で、28曲。

自分の好みだけでなく、歌を聴いてくれている人たちの意見を取り入れた選曲をしようと思います。

 

 

絵を描いてくれる仲間ができました

 

CDを作るのは初めてなので、レコーディングスタジオを探し、連絡を取り、相談に行きました。すると、レコーディングに関することに加え重要だと言われたのが、

 

「ジャケットはどうするのか」

 

ということでした。

曲作りについては考えてきましたが、ジャケットについて考えたことがありませんでした。というのも、CDは大抵歌詞を重視して買っており……。

窮地に立たされた気分でした。けれど、ある集まりでたまたま目の前に座った方が！！

絵を描くことが得意だったのです！！

私が、CDを作ろうとしていること、ジャケットの絵を描いてくれる人を探していることを話すと、

 

「どんな曲を作っているんですか？」

 

と、興味を持ってくださいました。しかも、曲を送って聴いてもらうと、

 

「とても好きです」

 

と。もちろん、お世辞かもしれません。けれど、曲を送るたびに「元気が出ます」「生きがいです」と伝えてくれました。

 

 

(絵を描いてくれる、うなさんの好きな曲です)

 

こんな言葉をもらえるとは、想像していなかったのです。うれしくて、涙が流れました。CDを作ることを通して、私はもうこんな言葉をもらってしまったのです。

私は私の曲を大切に思ってくれて、そんな想いも込めてくれる彼女の絵を、初めてのCDのジャケットに使わせてもらおうと思っています。

 

 

プロジェクトのこれから

 

私は、現在39歳です。

人生100年と考えれば、まだまだ若い！

そう言ってくれる人ばかりではありません。もちろん、もっと早くシンガーソングライターとして活動を始められたら良かったでしょう。けれど、

 

「今からだって、何歳からだって、できる！！」

 

そういう姿を見てもらいたい。そして、誰だってできることを証明したい。このプロジェクトを通して、どうかその証人の1人になってもらえたらと思います。

 

CDは、1月から2月にレコーディングを行い、3月にCDを制作しようと考えています。

500枚のCDを作ることを予定しており、支援してくださった方には4月中にお届けできたらと思います。

 

支援金の使い道

・レコーディング費用　　　　　　　30,000円

・ミックス、マスタリング費用　　　30,000円

・CD制作費用　　　　　　　　　       90,000円

・ジャケット印刷用データ制作費用　50,000円

(クラウドファンディング手数料、CD送料、追加でかかるものなど、足りない費用は自己負担します)

 

プロジェクト自体は、少なくとも100人の方に支援いただくと達成します。ですが、ここからがスタートでもあります。あと400枚を、いかに届けていくか？

その報告も、READYFORのプロジェクトページを通してご報告していけたらと思います。CDを作り終えたら、今度はいろんな場所へ行こうと思います。ここに届けに来て欲しい、というのもあれば教えていただけるとうれしいです。

 

 

最後に

 

人の目や、言葉を気にしてできないことが、私にはたくさんありました。けれど、人の目や言葉に逆に助けられるということも、知りました。

 

見ていてくれるから、できる。

言葉が、力をくれる。

 

私たちの未来は、いくらだって面白くできるはずです。

自分の好きなことで、仲間と作ったCDや音楽で、誰かに貢献することができたら。私はきっと、うれしくて、またすぐ次のチャレンジをする勇気が出てくると思います。

そして、このプロジェクトが私にできるとしたら、私の近くにいる人にもきっと、同じようなことができるはずなのです。

周りにしあわせがあるときは、

 

「もうすぐ自分にもやってくる」

 

と考えるといいそうです。私もそんな風に、友人たちから「やってみよう！」という、勇気をもらっています。

おもしろそう、ワクワクする、をどんどん増やしていきましょう。

このプロジェクトがそんな、みなさんのチャレンジのきっかけになれば、うれしいです。

応援、どうぞよろしくお願いします！！！

 

 

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・プロジェクトの終了要項

製作物：自身初のオリジナルＣＤ
製作完了予定日：2020年3月31日
製作個数：500枚
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