支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 46人
- 募集終了日
- 2014年8月29日
ぼくたちにできること。
僕が初めてインドに行ったときに、一番心から感じたこと。
「ああ、俺って何の力もないんだ」
それまで、ずっと理不尽な世界を変えたいと思っていた大学一年生の黒田は、
打ちのめされました。
一人の少年との数十秒の出会いが、僕に気づかせてくれました。
僕は、ツアーのバスで観光地からホテルへ帰る途中でした。
窓の外を眺めていると、こんこん、と音がして、小さな男の子が物乞いの仕草をしてきました。
その子は、おそらく1歳ほどであろう赤ん坊を抱きかかえていました。
男の子は手ぶりで、「この子にご飯を食べさせたいから、お金をくれ」そう言ってきました。
僕は、葛藤こそすれ、純粋にその子を助けたい、と思いました。
ですが、僕と彼の間には、透明なガラスがあり、バスは男の子を置き去りにして走っていきます。
「見えてるけど、俺にはそれを変える力なんかないんだ、まるでこのガラスみたいなものが、俺と彼の間にはあるんだ」
そう感じて、とても悔しい思いを抱きました。あまりに無力な自分に気づきました。
今の自分にできることなんて、何もない。子どもの近くにいるだけで、何も変える力はない。
そんな思いでした。
ですが、光の音符の代表が言うんです、「いるだけでいい」って。
「難しいことは考えなくていい、一緒にご飯食べて、楽しんで、馬鹿になれれば、十分」って言うんです。
そんなばかな、と思う反面、とても救われた気持ちになりました。
だってそうじゃないと、僕はもうあの子たちに会いに行くことはできなかったから。
「自分を変えられるのは自分だけ。他人を助けたと思っている人はそれで自分を助けているだけ」
僕は思い上がっていたのだと思います。僕にできることなんて、最初から「いる」ことだけだったのです。
今は、純粋に教室にいる一人一人の子どもたちと一緒にいて、
彼らが彼らを変えるのを、そして、僕が僕を変えるのを、
楽しみながら、過ごしています。
僕達は生きていく上で、自分にできることしかできません。
逆にそれは、そのときの自分にできることをやればそれでいい、ということです。
そのときの自分にできないことはできません。
でもチャレンジはできますよね。
無力な自分にも、非力(だと思われている)子どもたちにも、
新しい自分になろうとするチャレンジはできます。
そうやって、「自分にできること」が増えていくのだと思います。
今年の夏は、僕も、子どもたちも、それぞれがそれぞれの「チャレンジ」ができる場になればいいなと思っています。
黒田でした!
リターン
3,000円
・報告書
・HPに名前の掲載
・サンクス動画
- 支援者
- 24人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
上記+
・子ども達とおそろいのステージTシャツ
・子供たちのプロマイド写真
- 支援者
- 17人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
上記+
・あなたのためにみんなで一枚の絵を描きます!
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円
上記+
・あなたのリクエストにお応えしてみんなで一曲歌います踊ります
・教室にお名前を刻みます
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし