今回よりは、学校建設の舞台となるメーラトのスラムについての情報をレポートします。

 

まずは、メーラトの場所ですが、首都デリーの北東約60キロメートルに位置します。

インド北部のウッタル・プラデーシュ州の都市で、

メーラット、メラート、メールト、メールートとも表記されます。

人口は117万人

 

地図では赤く表示した首都デリーと目と鼻の先です。

上部のDharamsala(ダラムサラ)は、レインボーチルドレンのチベットプロジェクトの拠点です。(詳しくはコチラ

 

 

後にレポートしますが、スラムとは

「都市部で極貧層が居住する過密化した地区のことであり、都市の他の地区が受けられる公共サービスが受けられないなど荒廃状態にある状況を指す。世界中のほとんどの大都市にスラムがある。スラム街、貧民街などとも表現する。」

と定義され、都市部に存在します。

 

メーラトはインド16番目の都市で、首都デリーにも近く、

また遠くより戦略上、商業上の要所として発展し、スラムが形成されるに至ったと推察されます。

 

 

それでは、私が最初に受け取ったメーラトの写真をお見せしましょう。

 

衝撃を受けました。

 

たくさんのオーブに包まれた空間に、

びっしりとひしめく子どもたち。

 

 

ネルーさん(デリーのスラム学校の校長)よりのメールにはこうありました。

 

「タツオ、デリーよりもっと支援が必要なスラムがある。」

 

「それは、メーラトだ。」

 

 

添えられた写真をみていくと、

たしかに状況は最悪でした。

もう見慣れてしまったデリーのスラムが上等に見えるほど、

住環境も悪そうです。

 

デリーでは家にレンガが使用されていました。

ここメーラトでは、木材(というより木の枝?)と、

ビニールシートで家が建てられています。

 

 

「水道がないために水が原因の病気に子どもたちが苦しめられている」

 

・・・『貯水ポンプが必要となる』

 

「家畜(ブタ)と人間の居住空間が分けられていないので、衛生面もよくない」

 

・・・『家畜用の小屋が必要となる』

 

 

子どもたちにごはんを配るネルーさん。

 

 

行儀よく一列に並んで順番を待っているみたいですね。

 

ネルーさんはデリーでは600人もの子どもたちを見ながら、月に一度はこうしてメーラトに通っているそうです。

 

 

医療用の薬など。

 

「医療キャンプもない。」

・・・『常設医療キャンプも必要となる』

 

 

栄養状態もあまりよくないようです。

 

 

この写真はネルーさんの奥様で、ジョセフィンさんです。

 

夕暮れのオーブの中で子どもたちに囲まれた姿が、まるでマリアさまのように見えました。

 

 

右がジョセフィンさんです。

 

お二人はスラムの子どもたちのために、

SLUM CHILDREN EDUCATIONAL AND DEVELOPMENT TRUST 

というNGOを立ち上げ、12年間ずっとこのような活動を続けられています。

 

今回のメーラトの学校建設の力強いパートナーです。

 

そして、最後にはこうありました。

 

「タツオ、学校を作るには、

管轄の地方政府に水道・電気・建物の建築の

申請をしなければならない」

 

さあ、ここからがプロジェクトのスタートです!

 

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