今回はお二人のツアー感想文をレポートします。

 

伊藤明香(大阪支部長/ ヨガインストラクター)

 

 

混沌としたスラム街の中の小さな小さな学校で彼らと出会った。

 

「これ学校なの?!」

っていうような小さな小さな建物に、小さな子供から中学生くらいの子供まで一緒に座っていた。

 

友達同士ではしゃぐ子供たちの笑顔は、とても眩しくて輝いて見えた

 

そんな子供たちをみていたらワクワクが込み上げてくるそんな気がした。

 

 

一目みただけで貧しいと分かるような生活や教育を受けているのに、堂々としていて自信溢れるスラムの子供たちの姿をみて、「尊敬」の気持ちが溢れた。

 

可哀想とか、助けてあげたいとかなんてこれっぽっちも思わなかった。

 

一人一人の瞳が澄んでいて力強く、熱い血を感じた。

 


その素晴らしい彼らの生きる道に少しでも選択の幅が広がるようなお手伝いをさせて頂きたいと思った。

 

 

彼らのことをもっともっと知りたくなったし、もっともっとたくさんの人に見てもらったり知ってほしいと思った。

 

こんなに楽しそうに生きている子供たちの姿を今の日本人に見てほしいと思った。

 

 

私はまだまだ彼らのお手本になれる大人ではないなと痛感しました。

子供は大人の背中を見て育つ。 どんな良い教育を受けても大人がダメなら子供もダメになる。

 

日本でもインドでも、世界的に子供に胸を張って生きれる大人になるのが私の今の目標です。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

木村ひとみ(地球へのラブレター/ チベタンビーズ制作者/ 銀細工アーティスト)

 

 

たいてい、初めての土地に一歩踏み出す時、パーッと目の前に広がる風景の印象は、これからの旅がどんなものになるかを想像させる。

 


夜のデリー空港に着いた。

初めてなのに夜中のデリーの埃っぽい空気に妙に馴染んでしまった。

普通にその街に入り込んだように思った。

甲高くやかましいクラクションの音も、確かにうるさいとは思いながらも耐えられない音ではないし、ぶつかりそうになりながら追い越し追い越されていく車の走行もごく普通の日常として自然に馴染んでいた。

 


私は日本でうわさに聞いていた物乞いの子供たちに近づきたくないと構えていた。

 

 

それなのに、それなのに、ごみ溜めのどぶ川のような臭いのするスラムの中に入り込んだとき、構えて硬くなっていた自分は一瞬うちに吹っ飛んでいた。

 

気がつけば彼らと握手しハグし笑っていた。

 

彼らを抱きしめていた。

 

 

子供たちが受け入れてくれたんだ。

 

とっても素直に、私たちを遠くから来た親しい友人として。

彼らにとって援助をしてくれる大事な特別な日本人ではあるけれど、子供たちにはそんなことは考えていない。

 

 

彼らのキラキラした眼は遠方からの友人を素直に受け入れていた。

 

貧困で劣悪な環境であっても子供たちの目は輝いていた。

 

 

彼らは競って私たちにノートを見せてくれた。

算数や理科のノート。

ああ…こんな環境なのに彼らはちゃんと学んでいるんだ。

しっかりと観察もしている。

 


今回日本から持参したクレパスで色画用紙に絵を描いてもらった。

それらの絵の多くは、おうちがあって、山があって、太陽が輝いている。

インドの国鳥であるクジャクを描く子供も多い。

蓮の花を描く子もいる。

国旗を描く子もいる。

 

 

彼らは幼い時から愛国心を培っている。

 

日本の子供たちはどれほど愛国心を持っているだろうか?と、ふと思う。

 

貧困と身分差別は彼らの将来の大きな壁となってくるだろうけど、たぶん大人になっても愛国心は変わらないだろう。

 


今の私たちができることは、友情を深めること。

 

握手をして、ハグをして、一緒に笑って、踊って、Facebookの交換をして、また会おうねって。

また、会いたいと思う。

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