地域猫の治療(抜歯編)

皆さまの温かいご支援のお陰で目標を達成致しました。

ネクストゴールを設定し、余裕の持った活動を行えるよう、引き続きご支援いただけたら幸いです。

 

今回ご紹介する地域猫はこのチビクロちゃん。推定5、6歳の、地域猫の中ではいいお年に入ってきました。

 

捕獲時のチビクロ、痩せて風邪をひいていました。

 

このチビクロちゃん、実はほとんどの歯を抜いているので、奥歯が少し残っている他は、歯がありません。

(チビクロちゃん、大変な甘えん坊ですので、膝に乗りモミモミ・甘噛みの癖がありますが、抜歯後、全然痛くなくなりました笑)

猫の生態に詳しい方はご存知かもしれませんが、猫は歯がなくてもご飯を飲み込んで食べられるので問題ないのだそうです。私は、チビクロちゃんの捕獲に関わった時に、亀田先生に教えてもらい初めて知りました。

 

 

2017年1月の終わり頃でした。いつも必ずご飯に来るチビクロが、2日連続で出て来ません。

園内のチビクロのエリアはそう広くありませんので、捜索を開始しました。3日目、メンバーが真っ暗な中懐中電灯を照らしながら探すと、ツツジの陰に発見しました。具合が悪い子たち用の「おいしいフード」を用意してチビクロの元に持っていっても食べる気配がありません。加えて、チビクロ、甘えん坊ではありますが、人間を警戒するので抱っこをしようと思ってもできません。また、一部のメンバーを除いて近寄ることも出来ず、真っ黒の体は、夜の捕獲では全く見えません…捕獲は難航を極めました。

地域猫は捕獲を出来なければ治療を行うことができないのです。

 

地域猫活動初心者だった私が、初めて本格的に捕獲に挑戦した猫さんでした。仕事の前に寄り、仕事の後に寄り、チビクロに媚を売りながら安心してもらい、長年公園の猫の面倒を見てきたベテランさんに助けを求めながら二週間かけなんとか捕獲しました(そのころには二週間ろくに食べていないチビクロは大分弱っていました)

 

捕獲し近隣病院にて注射、風邪の応急処置をし数日自宅で経過観察をしました。

後日亀田先生のもとへ搬送し診察を受けると、お口の中がとても「汚い」状態でした。風邪に加えて、歯が痛くて、ご飯が食べられなかったのです。対処法は「抜歯手術」でした。

 

麻酔をかけての手術になりますので、長期入院となります。簡単な治療ではありません。

しかし、お外の猫たちの寿命は3、4年と言われています。もしかしたら、チビクロのようにご飯が食べられなくなって、衰弱していく猫たちもいるのかもしれない、と思いました。

そしてこれは、人間が猫たちにしてあげられるケアの一つなのだと学びました。

 

チビクロは今日も(雨でビシャビシャでしたが(°_°))元気にお腹いっぱいご飯を食べて、たくさん甘えん坊していきました。給餌のときに会うたびに、元気にしていてくれて嬉しいなぁとしみじみ思います。

チビクロちゃん、まだまだたくさんご飯食べにきてね。

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