【第２弾】スリランカの孤児、貧困女性の自立支援「染め工房」

11月10日、スリランカクルネーガラの染め工房にて、染め技術の向上を目指すワークショップを開催いたしました。日本からは、ＮＰＯ法人心とからだの研究会のメンバーが8名参加いたしました！！　

まず、今回は、絞り染めに挑戦です。
事前に工房でも、デザインの担当者ワサンタさんを中心に何度か試作をして、うまくできるようになってきたという作品を見せていただきました。その後、日本側と工房のスタッフが一緒に布にゴムや糸をまいたり、割り箸をつかったデザインを考えたり、ロウをぬってみたりして、共同デモンストレーションを行いました。工房のスタッフの糸巻き作業は、とても早くて、日本側はびっくりのようでした。技術が上がってきたのだと嬉しい限りでした。できた染め模様を見る評価ミーティングにて、参加してくださった地元女性は、「（この染めで）サリーを作りたい」や「ソファにおくクッションカバーにしたい」という声がありました。地元で販売することができれば、徐々に自立につながっていくのではないかと考えています。

そして、今回日本で販売したカンフーパンツの“色落ちする”という課題をフィードバックし、色落ちを出来る限り防ぐために、どうすればよいかという話し合いもしました。
薬品を使えば簡単ということもありますが、100％オーガニックのコンセプトを守るために、「より素早く冷たい水に漬ける」「水洗いを多くする」というもう一歩の努力を続けてみることにしました。

それぞれお互いに意見を交わしたり、刺激をうけたり、両国の交流にもつながる良いワークショップを開くことができました。
　引き続き、価値のある良い製品をつくるためのさらなる技術ＵＰワークショップができますように、皆さま、再度のご支援をお願いいたします。