3月14日をもちまして、来日して11年目に突入します。

 

30年間の人生の3分の1は日本で過ごしているというになりました。なんだか感慨深い節目の日です。楽しいときも、苦しいときも、成功も失敗も多かった、本当に波乱万丈な10年間でした。

 

「これからも日本に住み続けるの?」ってよく聞かれます。「シンガポールは今経済急成長の真っただ中で、国に帰れば、お金もたくさん稼げるし優雅な生活を送れるでしょう。」

 

それは間違いない。でも、それ以上にやらなければならないことがあります。地方と世界をつなぐこの仕事は、誰にも頼まれていないし、勝手なお節介かもしれません。しかし、地方創生は日本のためではなく、世界のためだと思うので、これからの10年間でみなさんと一緒に挑戦してみたいと思います。

 

この10年間で日本各地を周り、地方の魅力を堪能し、一方で地方の課題も目の当たりにしてきました。地方が衰退していることは、日本だけではありません。

 

世界のどこを見ても、都会の発展が進み、地方が衰退しています。

 

都会を否定しているわけではありません。しかし、地方には「伝統文化」、「自然」などといった大切なものがたくさんあります。私たちが口にしている食べ物、使っているテーブルなどの材料の多くは地方から来ています。また、私たちが当たり前に思っている「自然」や「自然生態系」も地方にはたくさんありますが、地方の衰退で自然や自然生態系が崩壊しています。

 

地方の衰退を完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、都会と地方の関係性を再構築することによって地方を活性化させることはできると思います。

 

より多くの人に地方に関わってもらうこと、つまり地方の関係人口を増やすことは、とても大事だと思います。また、この問題は日本に限った問題ではなく、世界に共通する課題だからこそ、留学生が関わって、地方の魅力を発信すると同時に、課題を一緒に持ち帰ることには意味があると思います。

 

来日して10年が経ちました。

 

課題はたくさんあることがわかりましたので、これからの10年はこれらの課題への解決に取り組んでいきたいと思います!

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