プロジェクト概要

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地域のひととつながり、「モノガタリ」を知る。地域の魅力をぎゅっと詰め込んだ地方創生パートナーズのウェブサイトから世界へ発信!

 

こんにちは!地方創生パートナーズ代表のデニスです。シンガポールから日本に来て10年。日本中を旅する中で、地方の魅力を肌で感じました。「田舎」にこそ、日本の古き良き伝統、先人の知恵、そして日本文化の真髄が潜んでいると感じています。しかし、地元の皆さんにとって当たり前なことなので、なかなか外へ発信されていないのです。

 

これまで、北海道の下川町、福岡県の八女郡、岩手県の遠野市、北海道の浦幌町、そして宮城県の石巻市で、地元の皆さんと交流してきました。

 

私ひとりから始まった活動ですが、現在は、世界各国の留学生、帰国子女、国際視点を持つ日本人学生のネットワークを活かして、地域の魅力発信や課題解決などをサポートする地方創生パートナーズ(SOSEI PARTNERS)として活動を広げています。

 

 

今まで地方で活動してきて分かったことがあります。地方の魅力というのは、都会のような「見る」や「買う」ことではなく「感じる」や「交流する」中にあります。

 

地方を楽しむためには、表面的な刺激ではなく、その地域の人々の繋がりを感じ、モノではなくモノガタリを知り、そして心で感じる必要があります。

 

現在、私たちは、自分たちが感じてきた地方の魅力を海外へ発信するために、「モノを楽しむ」都会向けの観光ガイドではなく、「モノガタリを知る」ことができる、地方のための英語メディアの立ち上げを目指しています。

 

そのための一歩として、まずは、石巻・下川を訪問、交流して、魅力をまとめたコンテンツをつくっていきます。

 

そして、現在公開している地方創生パートナーズのサイト上で、私たちの活動に参加してくれた留学生をはじめとする多国籍なメンバーが、それぞれ感じたものを、物語や詩など、地方の魅力が一番伝わる方法で言葉にして発信していきます。

 

「ここのお魚が美味しい」や「ここの景色が綺麗」など、表面的な描写ではなく、心で感じたものを、様々な形で表現し、発信していきます。そうすれば、地方の魅力が「商業的」にならず、「本質的」に海外へ伝わるのでしょう。

 

みなさまもその実現への仲間になっていただけませんか。

 

▼Let's Talk Japan「外国人と地方を結ぶことでどんなことができるのか」ディスカッションしました。



観光地には、観光客しかいなかった。

 

私は、2008年に来日し、日本が好きになり、4年間で47都道府県を回りました。しかし、最初は京都に行ったら清水寺、広島に行ったら厳島神社というように、定番の観光地ばかりに目が向いていました。観光地の歴史は長いし、景色も綺麗でしたが、何か物足りないものがありました。

 

そして、気づいたのです。観光地には、観光客しかいないのです。自分がずっと探し求めていた日本はそこにはありませんでした。

 

そして、日本で暮らして4年目東日本大震災が起きたのです。何か力になりたいと思い、震災が起きてから6週間後にボランティア活動で石巻に行きました。当時、まだ瓦礫だらけの石巻は綺麗な景色どころか、快適に過ごせる空間すらありませんでした。しかし、そこでは心からのおもてなしや、人と人とのきずなを感じることができました。私が探し求めていた“日本”はそこにあったのかもしれません

 

2011年4月27日
東日本大震災から7週間後にボランティア活動で初めて石巻に行った時。

 

震災後に、石巻のある方の家に泊まりました。その方が住んでいる地域は、津波にのまれ、当時は街灯がないせいか町中は暗く、周りは骨組みしか残っていない家や全壊した家だらけ。

 

その方の家は、2階建ての一軒家ですが、1階は完全に浸水していて、もともとのガラスドアが仮のプラスチックドアに代わり、畳だった床には段ボールで敷いてありました。トイレはドアがなく、カーテンで区切られていました。ガラスも割られたまま残っていて、津波の影響を目の当たりにしました。

 

幸い、津波は2階まで来なかったので、私たちは2階の部屋で寝ることになりました。色々大変だったにもかかわらず、その方はご家族と私たちを暖かく出迎えてくださいました。ワイングラスは流されたので紙コップでワインを一緒に飲みながら夜までお話をし、そして翌朝起きた時、段ボールの上で豪華な朝食が用意されていました。

 

決して高級ホテルなんかではなく、むしろ被災して大変な状況でしたが、今まで味わったことのない感動的で暖かいホームステイ。これこそ、本当のおもてなしだと思いました。

 

 

日本の地方には、石巻で体験した「おもてなし」をはじめ、「もったいない精神」や「里山文化」などの価値を感じさせてくれるような体験が多かったです。日本の地方が衰退してしまうと、これらの「日本文化の真髄」が消えてしまうことになります。そして、日本文化の真髄や古来の思想には、世界に共通する大事な価値があると思います。なので、地方創生は「日本のため」ではなく、「世界のために」必要だと思います。

 

これまで、「地方創生パートナーズ」の取り組みを通じて、留学生や帰国子女などの日本にいる国際的なコミュニティを17ヵ国の28人に広げ、日本各地の地方自治体とつなぐことで、一緒に地方創生・持続可能な発展を目指してきました。

 

 

北海道の下川町では、中国、シンガポール、イギリスとタイの4名の留学生と一緒に活動。10日間の下川町滞在では、現地の魅力を体験し、課題を学び、そして地元の方々と交流しました。

 

一次産業に取り組んでいる農家さん、白樺やトドマツの木を活かしてものづくりをする作家さんをお訪ねして、現場を見てお話を聞きました。行政の方々からは、下川の町としての戦略とビジョンを教えていただき、そして留学生の皆さんは住民の家でホームステイをして地元の生活を体験しました。

 

様々な観点から下川町のことを知った上で、留学生が国際的な目線と新しい切り口から、下川町の可能性を探り、下川町にとって一番良い魅力発信の方法を提案しました。

 

下川町の白樺を活かしたものづくり体験

 

下川町の箸作り体験

宮城県の石巻市と北海道の下川町へ、地域の魅力と出会いに行きます。

 

「田舎」という言葉を聞くと、「ダサい」や「古くさい」など、ネガティブなイメージを思い浮かぶ人が多いですが、日本には、「面白い田舎」、「先進的な田舎」がたくさんあります。私たちの活動を通して、新しい切り口で「田舎」を再定義したいです。今回のプロジェクトの第一弾として、宮城県の石巻市北海道の下川町を選ばせていただきました。

 

石巻市は、東日本大震災で、3000人を超える犠牲者が出て、宮城県の中で一番大きな被害を受けた町です。しかし、震災直後、地元の人や移住者が一丸となって、新しい石巻を作ろうという動きが始まりました。空き家やガレッジを改装し、バーやカフェにしたり、世界初となるDIY家具屋ができたりして、固定概念にとらわれない活動が活発になっています。


石巻では、石巻を世界一面白い街にしようとしているIshinomaki 2.0、世界初のDIY家具を作っている石巻工房、Fisherman Japan、ピースボートセンターいしのまきへのを訪問を予定しています。

 

 

また、下川町は、人口3,400人、面積の9割を占める森林とともに生活しながら、木を使ってアクセサリーを作ったりエネルギーを生産したり、そして枝葉を蒸留して精油を産出したりしています。そんな持続可能な森林運営が評価され、下川町は日本の「環境未来都市」として選ばれ、そして最近、ジャパンSDGsアワード総理大臣賞まで受賞しました。

 

下川町では、森林が町の9割を占める持続可能な森林運営について学んだり、地元の方々と交流。下川町タウンプロモーション推進部の方と話す中で、活動場所を広げていきます。「田舎」のイメージを変えるべく、それぞれの地域の面白い情報を収集し、発信します。

 

この「田舎」といわれる地域では、「ダサい」イメージどころか、むしろ都会よりも先進的な取り組みをしていると思います。持続可能な社会作りをしながら、その地域の文化や暮らしを大切にしています。

 

私たちがこれらの「田舎」を海外へ発信することによって、その地域に関心を持つ人が少しずつ増え、行きたくなる、住みたくなるような町になります。そして、人口減少による人手不足で困っている町に、国籍や職業を問わず、もっと若者が楽しく住める環境ができるでしょう。

 

今回のプロジェクトチームは日本、シンガポール、スペイン、モンゴル、ベトナム、ネパール、台湾出身の多様性溢れるメンバーで構成されています。2月と3月に、プロジェクトメンバーと一緒に回り、地元の方々と交流しながら、地方の魅力をまとめて、地方創生パートナーズのウェブサイトにて発信します。

 

 

 

今後の展開としては、英語で田舎の魅力発信していくために新しくウェブサイトを立ち上げていきたいと思っています。以下イメージです。こちらも展開していくときは、みなさんにお知らせしたいと思います。

 

今回のプロジェクトは、ここにつなげるコンテンツづくりをみなさんと一緒に行いたいのです。

 


わたしたちは、お客さまとしてみなさんの地域にお邪魔するのではなく、町おこしに取り組む方たちの仲間として、地域の魅力発信に取り組んでいきます。

 

四季折々の自然と、古き良き伝統文化に恵まれた日本列島には、豊かな食文化から伝統産業まで、様々な宝物が隠されています。そして、日本には代々伝わってきた知恵、繊細な伝統技術、それから持続可能な将来に必要な、自然を大切にする思想があります。

 

しかし、近年では日本各地で少子高齢化、人口減少、そして一次産業及び伝統産業の衰退などの問題に苦戦しています。東京一極集中や都会への人口流出などの難問への解決策を探るべく、2015年には地方創生推進室が設立され、日本全国にわたって地域活性化活動が活発になりました。しかし、こういった活動の多くは日本人を対象とするものが多いように思います。

 

日本の全体人口が減少している限り、日本人だけを対象にした活動だけでは、地域間の「取り合い」の状況に陥ってしまいかねません。

 

しかし、日本人口が減少していく一方、大学や日本語学校で勉強している留学生、帰国子女をはじめとする国際派日本人、そして訪日観光客が毎年急増しています。こういった国際的な人材をうまく活かせば、新しい切り口から「地方創生」に取り組むことができます。私たちは、地方のみなさまにとってのお客さまではなく、町おこしのために真剣に取り組む仲間でありたいと思っています。

 

海外展開という新天地を開拓することができたら、地方事業の販路拡大、そして真の地方創生に繋がると信じています。

 

石巻と下川での活動を皮切りに、ほかの地域にも展開していく予定です。今回のプロジェクトがきっかけとなって、みなさんが住む地域の魅力や可能性に目を向けていただけると嬉しいです。

 

地方創生パートナーズは、日本中にいる国際色豊かなメンバーとあなたの地域と継続的な関係性を築きながら架け橋となって、地域の皆様が思い描いている「地域の未来図」をともに描き、行動するパートナーになります。一緒に発信していきませんか。

 

 

地方創生パートナーズHP

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資金使途

●滞在費:400,000円    
●交通費:180,000円    
●デザイン費用:120,000円    
●会場利用料:100,000円    
●その他諸経費:200,000円


リターンについて

 

交流の中で、日本の魅力を感じてほしい!という私たちの想いをリターンにも込めました。「特産品」を通して今回交流する2つの地域の魅力をみなさんに届けたいと思います。

 

詳細はリターン欄を御覧ください。

 


メンバー紹介

 

●デニス(Dennis)

シンガポール出身。2012年に早稲田大学国際教養学部卒業。2016年に東京大学大学院卒業。2017年に株式会社BOUNDLESSを設立。来日して4年間で47都道府県を制覇したデニスは教育関係者、職人、政治家、芸能界、NGO等幅広い人脈を持つ。地域の魅力を再発掘すると同時に、少子高齢化が進む日本の各地域が直面している課題解決に励んでいる。自身の人脈を活かし、日本に住んでいる外国人や国際的な背景を持つ感度の高い日本人と共に新しいコミュニティ構築に力を注いでいる。

 

 

●​アレックス(Alejandro)

スペイン東南部のエルチェ市出身。アリカンテ大学建築学部で建築と都市計画における建設技術を専攻。東日本大震災後、日本文化と日本語に興味を持つようになり、2014年に大阪で日本都市を研究。2016年に「日本の大都市圏と新陳代謝」をテーマにした論文を執筆し、修士課程を修了。その後東京に移り、今はまちづくりを学びながら日本語学校に通い中。地方創生の活動に関心を持ち、地方創生パートナーズに参加し、北海道や東北地方で活動している。

 

 

●ザック(Zak)

モンゴル出身。2013年に早稲田大学国際教養学部卒業。早稲田大学在学中、ビジネスに専攻し、画期的なビデオゲームを作ってビジネスを立ち上げようとしたが失敗し、ほかの可能性を探っているときに地方創生パートナーズに出会う。デニス代表のビジョンに共感し、地方創生パートナーズに参加。現在、地方創生パートナーズの活動で石巻に滞在しながら、地元の団体や人々と交流しながら地域活性化活動に取り組んでいる。石巻で1ヶ月滞在してから北海道下川町に移る予定。

 

 

●ケス(Keshav)

ネパール出身。大学で電子コミュニケーション工学に専攻。2014年に来日し、東京大学で1年半研究生として過ごし、その後東京工業大学大学院に進学し、再生可能エネルギーに専攻し、2017年に修士課程修了。学業以外では子供や国際交流の活動に積極的にボランティアしている。現在はタイの地方にある小学校で英語教師としてボランティアしている。2018年4月から日本企業のエンジニアコンサルタントとして入社予定。

 

 

●窪田ももえ(Momoe)

1998年大阪に生まれ、その後アメリカに2年半、韓国に2年、そしてシンガポールに2年間住んだ。シンガポールアメリカンスクールを卒業し、現在は慶応義塾大学総合政策学部で勉強中。人生の半分を海外で過ごしたため、日本の文化や伝統に触れる機会が少なかった。しかし、伝統産業や田舎の暮らしといった日本ならではの魅力に関心を持つようになり、2017年夏に地方創生パートナーズに参加し、地方の魅力を実感する。少子高齢化とともに地方の文化や伝統が年々失われていることを問題として取り上げ、地方に隠れている魅力をより多くの人々に知ってもらい、訪客や移住者を増やしていきたいと考えている。

 

 

●チン(Trinh Doan)

ベトナム出身。現在東洋大学グローバルイノベーション学科で勉強中。若者が集い、自分たちのアイデアを語り合いながら、グローバルリーダーシップを学ぶグローバル・リーダーシップ・インキューベーターという学生団体を立ち上げた。また、ベトナムの若者が読む全国雑誌のジャーナリストとしても活躍している。2017年に岩手県遠野市と北海道浦幌町で地方創生パートナーズの活動に参加。

 

 

●三村直輝(Naoki Mimura)

広島県広島市生まれ。鹿児島大学理学部物理科学科宇宙コース卒業後、株式会社日本電産へ入社するも半年で退職。働き方や生き方に悩んでいた時、農業で若者を元気にするNPOブエンカミーノに出会い、農業や田舎暮らし、若者支援に興味を持つ。図書館で「神山プロジェクト」に出会い、徳島県・神山町、神山塾7期生として活動後、運営母体の株式会社リレイションに就職。一昨年6月より北海道十勝・浦幌町で地域おこし協力隊として活動中。

 

 

●廖于婷(Liao)

台湾台南市出身。国立台湾芸術大学卒業。2017年アジア学生パッケージデザインコンペティションで金賞受賞。現在はフリーランスデザイナーとして活動している。旅行好きの猫愛好家。

 

 


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