みなさまこんにちは。NPO法人カマルフリーダ代表の西村祐子です。

今日でプロジェクト開始から二週間になりますが、今までに目標額の3分の1近いご支援をいただくことができました!誠にありがとうございます!プロジェクト達成までの道のりはまだまだ長いですが、セントマーサエステートのお母さんたちとその家族に夢のキッチンを届けられるよう、気を引き締めて頑張っていきますので、これからも応援どうぞ宜しくお願いします。

 

「夢のコミュニティキッチンまでのあゆみ」第3回となる今回は、カマルフリーダがセントマーサエステートで始めた家庭菜園作りと栄養学習プログラムについてご紹介します。

 

前回ご紹介したように、最悪の住環境であったスモーキーマウンテンから、セントマーサエステートに移住した人々は、せっかく空気のきれいな環境を手に入れたのに、今度は働き先がないため、更なる貧困に苦しむことになりました。

お金がないとなると、食べるものを減らすことになり、その結果多くの家族が飢えに苦しんでいたのです。特に野菜は高いため、野菜を食べずに過ごした家族たちはどんどん栄養失調になっていってしまいました。

 

そうした状況をまずはなんとかしなくてはと思い、カマルフリーダは2013年から、セントマーサエステートでお母さんたちに家庭菜園を教えるプログラムを始めました。

人々が住む長屋の前後には、小さいですが空いているスペースがあります。そこを利用して家庭菜園を作り、家族で食べる野菜を栽培し、食費を減らすと同時に、食事に占める野菜の割合を増やしていくことで、栄養バランスを改善していこう、というアイデアです。

 

長屋の前後には小さいですがこうして植物を植えられるスペースがあります

 

まず、地元小学校と提携して研修用の菜園をつくり、野菜の栽培教室をスタートさせました。カマルフリーダの野菜の栽培教室に参加したお母さんたちに野菜の苗を配り、お母さんたちはそれを自宅に持ち帰って家の前後の空きスペースで育てます。育てた野菜から種が採れたら、今度はその種をカマルフリーダの菜園に返してもらってまた苗を育てて配る、という仕組みで運営をしています。

 

研修用菜園で準備する野菜の苗

 

野菜の栽培教室に加えて、カマルフリーダの現地スタッフがお母さんたちの家庭菜園を個別に見回り、上手に野菜を育てられるよう指導を行っています。

 

また、野菜を活用した料理教室や、放課後の学校を利用した子供向けの栄養バランスについての講習や野菜の作り方の講習も行いました。プログラムを通して、子供たちも親たちも栄養バランスについて学習し、バランスのとれた食事が成長には大切だということを学びました。地元モバイル通信会社の後援で野菜栽培コンテストもおこなわれ、優秀者の表彰もおこないました。

 

子供向けの野菜作り講習会にはしゃぐ子供達

 

野菜栽培コンテストで優秀者として表彰を受け、誇らしげなお母さんたち

 

 

こうした活動の積み重ねの結果、多くの家庭で家庭菜園が順調に行われるようになり、中には家族で食べる以上の量の野菜を栽培できる家庭も出てきたのです。

 

この余った野菜を売って収入を得ることはできないだろうか?野菜からもう少し日持ちするスナックをつくることはできないだろうか?そうしたアイデアもカマルフリーダとプログラム参加者の中で生まれてきました。

 

そこで、2015年11月〜2016年1月にかけてはこのプログラムのさらなる発展のため、クラウドファンディングを行い、多くの方々から温かい支援をいただきました。

https://readyfor.jp/projects/6125

 

 

こうして集まった支援のおかげで、さらに多くの400-500世帯を対象に家庭菜園作りの指導を行い、また、野菜から野菜スナックを作る方法の検討をお母さんたちと一緒に進めることができています!

 

 
新着情報一覧へ