みなさまこんにちは、夢のコミュニティキッチンプロジェクト東京大学チームの竹村由紀です。

第9回となる今回は、みなさまのからのご支援で建設する本設のコミュニティキッチンの設計案について詳しくお話しさせていただきます。

 

昨年8月に、東京大学の授業の一環で作成したコミュニティキッチンの設計案2案を持ってセントマーサエステートを訪れた際に、お母さんたちから次のような意見が出てきました。

「治安があまり良くないのでセキュリティが心配」「コミュニティスペースは欲しいけど、キッチン部分はプライバシーも大事」「雨季にはたくさん雨が降り、時には洪水みたいになることもある」「子どもたちの様子をみながら使えるキッチンだと嬉しい」

 

また、仮設のコミュニティキッチンを作ったことで、「研修時には大人数が集まるため、キッチンはできるだけ広くする必要がある」「壁を白くすると明るくて使い易い」「子どもたちは読書プログラムが大好き、大きな本棚を設置して、子どもが本を読めるスペースがあるといい」といったことも分かってきました。

 

そこで、本設のコミュニティキッチンでは、まず約40㎡と小さな敷地の中で十分な広さを確保するため2階建ての建物とし、プライバシーを確保し、雨季の洪水の被害を防ぐべく、2階部分全体をキッチンとし、1回部分を多目的スペースとすることにしました。

 

 

建物の構造躯体は、台風が定期的にくる地域であるため十分な強度を確保しつつも、現地での資材の手に入りやすさから比較的安価に作れるということで、鉄筋コンクリート造で作ることになりました。

 

 

2階のキッチン部分は通風しつつも強い日差しをカットすることができる、ルーバー式の建具に囲まれた、広々とした1室空間になります。そこに備え付けのカウンターや棚を設置し、それを可動式の調理台・作業テーブルを組みあわせることで、使い方に合わせてレイアウトを変えられるようにします。

料理研修を行う際には最大25名ほどで使えるスペースとなります。

 

 

1階部分は、トイレ、多目的スペース、2階につながる階段で構成されます。

階段下は子どもたちの本を置くライブラリースペースになります。ここで本を選んだ子どもたちは、2階につながる階段や、1階部分に設置されるベンチや椅子を使って本を読むことができます。

多目的スペースは、子どもたちの読書プログラムの開催場所になるのに加えて、地域の人があつまるイベント開いたり、二階で作った料理を振る舞う場になるなど、マルチユースされる予定です。

 

左右のルーバー状の部分はセキュリティ確保のため鋼製建具とし、必要に応じて開け放ったり、締め切ったりできるようにします。また、2階にあがる階段沿いの壁には、今回の本設キッチンの建設に10000円以上のご支援をいただいたみなさまの名前を彫ったネームプレートを設置します。

 

こうしたアイデアを実現すべく、現在、東京大学チームがフィリピンの現地設計事務所Jorge Yulo Architects & Associatesと一緒に詳細な設計を進めています!みなさまからのご支援で、使い勝手のよい快適な空間をできるだけローコストに創るべく様々な検討をしています。

クラウドファンディングの期間も残り2週間となりましたが、引き続き応援宜しくお願いいたします!

 

 

 

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