膵がん腹膜転移の患者さんに希望の光を。新しい治療法の挑戦へ

里井壯平（関西医科大学外科学講座胆膵外科） Sohei Satoi

寄付総額

35,393,000円

目標金額 10,000,000円

寄付者: 1,702人

募集終了日: 2019年9月8日

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2019年07月26日 16:48

プロジェクト終了まで、残り１ヶ月半になりました。

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この度は、『膵がん腹膜転移の患者さんに希望の光を。新しい治療法の挑戦へ』に関心を寄せていただき、ご寄付いただきましてありがとうございます。

死亡率が高く難治性のがんといわれる「膵がん」の中でも、標準的な治療法がほぼない「腹膜転移」の分野において、どうにか治療の希望を見出したいと、新しい治療法の臨床試験を行いました。結果、治療成績の有効性が認められましたが、ジェネリック医薬品で構成されている治療法であるため、製薬会社からの資金提供は期待できず、臨床研究の遂行が止まってしまう可能性があります。

そのため、少しでも効果があるのであれば、新しい治療法への挑戦を諦めたくないと、一人の医師が目指すには、とても大きな目標ですので、ご寄附いただくことができるのか、開始前はとても不安でしたが、ネットで資金募集を行うプロジェクトをスタートしました。

そんな思いで始めたプロジェクトも昨日で公開して1ヶ月半となり、支援募集終了まで残り期間が半分になりました。現在までに、約1500人の皆さまから3200万円を超える応援をいただき臨床研究を後押ししてくださり心強く思います。本当にありがとうございました。

いただいた応援コメントを拝見しておりますと、ご家族やご友人が膵がんの患者さんで大変苦労されていたり、悲しまれた経験をお持ちの方や、他臓器のがんを克服された方など、本当に様々な方がこの治療法の遂行へ期待を寄せていただいているのがわかりました。みなさまのお気持ちを大切にして、みなで力をあわせて臨床試験を遂行してまいります。

先日の新着情報でもお伝えいたしました通り、2019年7月12日には本臨床試験のキックオフミーティングを行いました。突然の申し出にも関らず、北は北海道、南は鹿児島、全国30施設から50名もの医師が参集してくださいました。そこで、臨床試験の概要と今後必要なアクションについて確認いたしました。今回の臨床試験を少しでも早く開始するよう準備を進めています。

残り1ヶ月半、応援いただいた皆さまや関心を寄せていただいている皆さまの期待に答えられるよう、私もプロジェクトの成功に向けて走り続けますので、引き続きこの挑戦を温かく見守っていただけますと幸いです。

暑さ厳しき折から、くれぐれも健康にはご留意ください。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

2019年7月26日　里井壯平

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