寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 270人
- 募集終了日
- 2023年4月29日
2023年度 活動および会計についてのご報告
北海道の「避けられた外傷死」を撲滅する -外傷外科医育成プロジェクト- ご支援者の皆様、 北海道大学病院先端医療技術教育研究開発センター 村上壮一 です。
平素よりの本プロジェクトへのご支援、まことにありがとうございます。
遅くなりましたが、昨年度の活動および会計について報告させていただきます。ご一読いただけましたら幸いです。なにとぞよろしくおねがいいたします。
○ 2023年度活動報告
① 日本ATOM第6回北海道大学コースの開催
2023年11月23日（木） 北海道大学附属動物実験施設において、米国外科学会外傷委員会が管理する、外傷外科管理における知識と手術技術を学ぶコースであるATOM（Advanced Trauma Operative Management）コースを開催いたしました。本クラウドファンディングより受講料30万円の補助を受けた2名をはじめ、北海道の外科医が3名、北海道外からの外科医1名と、今後北海道、さらには日本の外傷外科をリードする4名の外科医が、外傷手術の基本を修得いたしました。
このコースには北海道内外から12名の米国ATOM認定インストラクターが参加し、受講生の指導にあたりました。また2名のプレインストラクターがインストラクター候補として評価を受け、1名が合格、新たにインストラクター資格を得ております。同時に開催した看護師コースでは北海道の各地から11名、道外から3名が受講、実習では直接介助（医師に直接手術器具を渡す等、手術を直接的にサポートする役割）を行い、外傷手術看護に必要な技術を磨きました。その他麻酔、外回りのタスクを含め、総勢44名が参加。受講生の教育のみならず、インストラクターをはじめとする他の参加者にも、平素の少ない外傷診療経験を補い技能維持向上に役立つ非常に実りのある講習会となりました。
写真：日本ATOM第6回北海道大学コース
左：講義 右：実技実習
② 第10回、第11回北海道大学C-BEST（献体による外傷手術臨床解剖学的研究会）
12月3日（日）、3月17日（日）に、北海道大学医学部解剖実習室において、ご献体による外傷手術講習会であるC-BESTを開催いたしました。本コースは東京医科大学本間 宙 先生が、厚生労働省「実践的な手術手技向上研修事業」として開発した『献体による外傷手術臨床解剖学的研究会』と同様のプログラムでトレーニングを行うものであり、東京医科大学の本間先生をはじめ、産業医科大学、愛媛大学、東北大学、大阪大学、大分大学、愛知医科大学及び本学で構成される献体外傷手術研究グループがコースを管理しております。第10回は北海道の外科医7名、道外も7名、第11回は北海道の外科医7名、道外からは4名が受講生として参加、外傷の基本手技や手術の実習を行いました。講師や手術介助、運営者を合わせると、第10回は総勢36名、第11回は総勢37名が参加、全員がそれぞれの立場で外傷診療について深く学びました。参加者が今後各施設で外傷診療をリードすることで、多くの外傷患者の救命が期待されます。
写真：第10回北海道大学C-BEST
上：参加者集合写真 中：講義 下：実技実習
③ 消化器外科医の為のエッセンシャル外傷手術トレーニング開発
これまでの研究で明らかになった、消化器外科医に必須かつ技能が不足する、骨盤輸液、骨盤簡易固定法、胸部大動脈遮断、心嚢開窓術、開胸心臓マッサージ、心損傷修復、clamshell開胸法、肺門遮断、肺損傷修復、腹腔ガーゼパッキング、肝損傷ガーゼパッキング、肝損傷部縫合術、後腹膜授動法、腹部大動脈露出・遮断、下大静脈露出・損傷修復、脾損傷部修復術、腎損傷部修復術、腎摘出術、骨盤ガーゼパッキング、REBOA（大動脈バルーン遮断）に特化し、これを学ぶトレーニングコースの開発についても、本クラウドファンディングによる事業として実施させていただいております。2023年度はテキスト等の作成に必要な写真や動画の撮影を中心に、コース実施の準備を行っております。
写真：消化器外科医の為のエッセンシャル外傷手術トレーニング開発
左：REBOA（大動脈遮断バルーン）トレーニングの開発 右：教材撮影
④ トレーニング備品の購入
外傷手術トレーニングー参加者の増大に伴い使用する手術鋼製小物のセットが不足したため、寄附などでいただいた既存の鋼製小物に不足分を購入して，新たに1セットを組みました。これにより手術トレーニングに使用可能な外傷手術鋼製小物は5セットとなり、一度に5ベッドでトレーニングを行う事ができるようになりました。
その他、これまで動物実験施設に設置されていなかった吸引キャニスタを1セット購入（4セット購入予定が発注ミスで1セットとなりましたので、2024年度に3セットを追加購入する予定です）、また、北海道大学病院よりご寄贈いただきました除細動器に接続する内用パドルを購入し、動物手術実習中の心室粗細動による心停止に対応する事が可能となりました。点滴台も4台購入。動物実験施設や臨床解剖実習室等に不足する備品を充実させました。
写真：購入させていただきました、外傷手術鋼製小物セット
⑤ トレーニング消耗品の購入
外傷手術トレーニング参加者が使用するガウンやガーゼなどの消耗品は、ATOMコースでは講習会に参加する受講生の参加費、ご献体による講習会やトレーニングコース開発では北海道大学病院先端医療技術教育研究開発センターが各診療科より徴収する協力金や厚生労働省「実践的な手術手技向上研修事業」よりの給付金により準備されますが、不足分、あるいはこれで準備されない消耗品について、本クラウドファンディングより購入させていただいております。
⑥ 外傷手術トレーニング受講費用補助
2023年度は、JATEC（外傷初期診療ガイドライン）講習会受講費用 63,800円、ATOMコース受講費用、C-BESTコース受講費用、タイ・コンケン病院外傷外科研修・渡航費用の補助について募集を行いました。このうちATOMコース、C-BESTコース、タイ・コンケン病院外傷外科研修 について応募があり、ATOMコースは3名を採用、うち2名は前回の北海道大学コースを受講しております。C-BESTコースについては1名が第10回北海道大学コースを受講、タイ・コンケン病院外傷外科研修については1名を採用、現在研修時期の調整中です。
○ 2023年度会計報告
クラウドファンディングでは皆様より12,455,000円のご支援をいただきました。また、4月29日の募集終了に間に合わなかった方々より一般寄附として40,000円ご支援いただき、最終的なご支援は12,495,000円となりました。本当にありがとうございました。これより手数料および経費を引いた9,777,175円を資金として、活動を開始させていただいております。以下、収支の詳細となります。
○ 2024年度事業計画
2024年度も、ATOM（5月25日開催予定）、C-BEST（11月24日、2月23日開催予定）の外傷手技・手術トレーニング講習会を継続して開催させていただくとともに、トレーニングで使用する動物実験施設、解剖実習室等における設備や備品の充実を行っていきます。新規外傷トレーニングコースやこれに用いるシミュレーターの開発も平行して行い、コース開催に向け準備を進めます。また、外傷診療システムの構築を目的とした北海道内の外傷診療実態調査を開始するためのデータベース構築と、そのシステム開発を進める予定です。
○ 北大フロンティア基金でのご支援ご継続のお願い
本プロジェクトを今後も継続して行い発展させるためには、今後も皆様の温かいご支援が必要です。このたび本プロジェクトをご支援いただく口座を、北大フロンティア基金に作らせていただきました。もし可能でしたら、こちらより今後も継続的なご支援をいただけますよう、なにとぞよろしくおねがいいたします。
北大フロンティア基金（QRコードもしくはURLからアクセスできます）
https://www.hokudai.ac.jp/fund/Regist
寄附目的で「選択してください」から「学部等支援」を選択してください
その下に「選択してください」が新たに現れますので、下の方の「北海道大学病院」の欄にある「北海道の「避けられた外傷死」を撲滅する-外傷外科医育成プロジェクト」をご選択してください。
以下、必要項目をご入力いただけましたら幸いです。
今後とも継続的に、プロジェクトの進行についてご報告させていただきます。引き続き、なにとぞよろしくおねがいいたします。
ギフト
5,000円＋システム利用料
5000｜寄附コース
※法人・団体の方は、下部にある【法人・団体様用】コースをご選択ください。
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 55人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
10,000円＋システム利用料
10000｜寄附コース
※法人・団体の方は、下部にある【法人・団体様用】コースをご選択ください。
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 121人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
30,000円＋システム利用料
30000｜寄附コース
※法人・団体の方は、下部にある【法人・団体様用】コースをご選択ください。
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 33人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
50,000円＋システム利用料
50000｜寄附コース
※法人・団体の方は、下部にある【法人・団体様用】コースをご選択ください。
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 17人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
100,000円＋システム利用料
100000｜寄附コース
※法人・団体の方は、下部にある【法人・団体様用】コースをご選択ください。
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
300,000円＋システム利用料
300000｜寄附コース
※法人・団体の方は、下部にある【法人・団体様用】コースをご選択ください。
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
500,000円＋システム利用料
500000｜寄附コース
※法人・団体の方は、下部にある【法人・団体様用】コースをご選択ください。
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
1,000,000円＋システム利用料
1000000｜寄附コース
※法人・団体の方は、下部にある【法人・団体様用】コースをご選択ください。
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
50,000円＋システム利用料
【法人・団体様用】50000｜寄附コース
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
100,000円＋システム利用料
【法人・団体様用】100000｜寄附コース
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 18人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
300,000円＋システム利用料
【法人・団体様用】300000｜寄附コース
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
500,000円＋システム利用料
【法人・団体様用】500000｜寄附コース
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
1,000,000円＋システム利用料
【法人・団体様用】1000000｜寄附コース
● お礼のメール
● 活動報告レポート（pdf）
上記に加え、以下の北大フロンティア基金からの御礼をお送りします。
● 寄附金領収書
● 銘板の掲出（北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時）※希望者のみ
● 北大フロンティア基金からの御礼（https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/）
※寄附金領収書は2023年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2023年6月9日（金）の日付となります。
- 寄付者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
