ためまっぷプロジェクトをご支援いただきありがとうございます。
しばらくぶりですが世話人からのご報告です。

 

予定より半年も遅くなりましたが、実証実験のステップで10月11日(日)にファンディングの目標の一つである実地検証を行いました。ここまで至ることができましたこと、皆様のご協力、ご支援に心より感謝です。

 

 


 

 

また、ファンディング成立後から最後まで残っていた洋裁教室のギフトが揃いましたので発送いたしました。9ヶ月近くも掛かりましたこと大変申し訳ございません。ギフトの配送はこれにて完了となります。

 

 


以下、実地検証をレポートいたします。

 

■実施環境:
場所は広島市の北部に位置する可部地区で、商店の移転や地区内の生活道路未整備と相まって人口の流失を招き、高齢化、後継者不足などにより地区全体の空洞化が進行しています。都市部に仕事を持つ中間世代の核家族居住者はいるものの、都市部と同様にその人達の生活圏でのつながりは少ない地域と言えます。

 

そのため13年前より現地の有志が、町を知って親しみを持ってもらうために、町めぐりの催しを行っており、毎年2千人ほどの来街者を呼び込んでいます。

 

「町めぐり」という、歴史的町並みが残る旧街道沿いに、造り酒屋でのおちょこがもらえる300円の有料試飲や、醤油醸造所などの商家や町家、普通の住宅でのカフェやフリーマーケット、地元野菜販売など、散らばる各ポイントを「案内マップ」でめぐるイベントで普段は人影もまばらな町が一気に活気づくイベントです。

 

しかしこのイベント参加者も高齢世代の割合が高めで、20〜40代の参加者を増やしたいという課題を抱えています。

 

■実施方法:
現地の名士たちが名を連ねる実行委員会の方々のご賛同をいただき、プロジェクト関係者と学生中心の現地の活動団体( 若者活動サポートセンターあおぞら​)との計約10〜20名を対象に、アプリのインストールと地図機能を中心としたアプリを体験してもらい使用感やコンセプトについてのアンケートで感想をもらう方法を取りました。

本来のチラシを利用したイベント情報の把握とは異なりますが、実際にスマホで地図上のイベント場所を特定してその場にたどり着くまでの利便性に特化した検証を行いました。

 

 

 

 

■実施結果:
今回のように案内図がある場合、アプリの利用価値はそれほど高くないものの、前を進む他の参加者が道を間違ったときにつられて行かずに済んだり、地図にない細い路地で目的地に到着できて他の参加者が体験し得ない古民家の風情を体感できた、などの感想をいただきました。

デメリットは、今回35件とポイントが多く比較的密集していたため常時スマホの地図を表示してしまい、電池が急速に消耗してしまったり、そのポイントにきた時にお薦めコメントが表示されると嬉しい、などのご意見感想があがりました。おそらく後者の機能実装は将来的に可能です。

 

 

■準備不足による反省点

iPhoneの申請が間に合わずAndroidのみの検証となった点や、AndroidアルファテストのURLリンクによるインストールの失敗が3割ほど発生したため、実際に最後まで検証を行えたのが10名程度になってしまった点。

もう少し参加者を増やす場合には、呼びかけ時期を1月ほど前から数回繰り返して発信すること。発信する情報に間違いがありご迷惑をお掛けしてしまったこと。

 

■総括
人数的に小規模ではありましたが、直接詳細な利用状況を確認できるなど実施には高い意義がありました。
アプリの改良やモデルチェンジを施し、情報チャネルの最適化による孤立の解消、町の活性化を行える情報インフラの仕組みづくりを構築していけると確信いたしました。
今後の新たな地域展開と並行して当地区は引き続き利用拡散と利用ヒアリングなどを通じ、歴史的町家街のモデルケースとして現地の方と次世代の人と地域をつなげる計画を練っていきたいと思います。

 

 

クラウド・ファンディングの残りの公約は全国キャラバンの実施ですが、まずは改良やモデルチェンジを施すのを優先して進める必要があります。
またその際はご報告いたします。(細かな状況はFacebookページにてアップしています。)

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