赤ちゃんと離れ離れになっているリトルベビーのお母さんを支援したい

 

いつもたんぽぽ助産院を応援してくださる皆様へ

 

院長の虫明さとみです。

2ヶ月と言う期限で、クラウドファンディングに挑戦しはじめて、あと4日。

改めて自分を見つめ直して考える機会をもらった気がします。

50才になった頃、ある方から「虫明さん、もうそろそろ自分をもう一度見直す年齢よ。今まで何をしたくて何をして来たのか？これから何が出来るのか(残りの人生で)もう、そろそろ考えて行かなければならない年齢だよ」と。

 

しかし、「そうなんだ。もう自分の集大成をしなければならない年代？」と思った事を思い出します。でも、その時はそんな事全く考えれていませんでした。

 

今このプロジェクトを初めて、そして終盤に入って、改めて考えた時「私は今まで何をしてきたんだろう」自分のやりたい事だけ考えて家族や子供達の事を考えているつもりで犠牲にしながら「お母さんの為、赤ちゃんの為」と思いながら生きてきた。

 

でも、どんな人をどれだけ助けられたのだろうか？何かまだ気づかず、そのままになっている事はないのだろうか？犠牲にしてきた家族や子供達が今私を支えてくれる！後押ししてくれている。それこそが私の活動のエネルギーになっています。

 

今回いただいた応援メッセージを見ながら「ありがたい、こんなに思ってくれていた人達が居たんだ。自分は人の役にたったんだろうか。うれしい！がむしゃらにやってきた意味があったんだ」と改めて思いました。

 

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でも、彼女との出会いは違いました。はじめは「おっぱいを出したい」が出会いでした。少しでも私が役に立つ事が出来たのかな？と思っていました。遠いのに、私を頼ってくれた。私を選んでくれた。この思いで遠いいなんて、へっちゃらでした。

私を必要としてくれている人が居るんだ。それだけでつっぱしってきました。

しかし今回は私と出会った事で、彼女に重いものを背負わせてしまった。彼女と同じ様に我が子への思いを胸に抱き産後すぐの傷ついた体にムチムチながら非情にまでおそいかかってくる思い通りに動く事が出来ない身体（！）で通い続けるお母さん達の姿。

 

あたり前です、産後なのですから、身体が動くはずがないのです。一緒に寄りそいながらサポートされる御家族。彼女達に何もできない自分に腹立たしく、何も出来ない自分の不甲斐なさ！「何か方法はないのか？」「自分は何もする術(すべ)がないのか？」ずーっとそう思ってきました。

しかし彼女達の思いを何も分かっていなかった私もそこに居ました。

 

そして数年後「リトルベビーの家族の事を思い支えになれる人は今までに居たのか？居るのか？」「そんな家族の為に何か出来ることは？その方々の為に何が出来たか？して来たのか？」何か自分がやり残した事があるのではないか、と「ハッ」と気が付いたのです。

何かやれる事がある事に気づいていなかった自分に気が付くことが出来たのです。

 

病院でがんばっているBabyたちは、病院で守ってくれている。

でもその家族はだれが支えてくれるのか？

人間は個々で子育てをして行ける生物ではなく集団や群れを作り協力し合って生きてきた生物です。誰かが支えなければ、そんな場所になりたい。

 

年に数回行く、性教育の中でよく伝える言葉「1人でかかえ込まないで！助けてくれる人は必ずいる。その時思い出して、1人で解決しようとしないで思い出して欲しい。」と言って個人の電話番号を書いて帰ります。

 

リトルベビー達の御家族にとってそんな場所になりたいのです。そして一緒に支えあって行きたいと思っているのです。

この思いをもっと、もっと広げて行きたい。後進の人たちに私達が気付いていないことを気づいて、みんなで支えあえる時代を作りたいと思っています。

 

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クラウドファンディングも残すところあと４日です。

最後まで頑張ります！

ぜひ皆様も、力を貸してください。

どうぞよろしくお願いします。